8月20日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し、回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は、「災害報道に視聴者提供映像を使うべきではない」と「収録での安全確保が十分でないのでは」と「カンテレ制作のドラマを再放送してほしい」の、三つのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜夜10時放送のドラマ『転職の魔王様』の特製グッズを差し上げます。

『newsランナー』 (メール/40代/男性)

  • 台風2号のニュースについて。数日前から、今回の台風で川が氾濫するおそれがあることなど、ニュースや自治体からのお知らせが出ていました。それにも関わらず、緊急性や必要性がない人達が、川や橋に近づいたり、野次馬根性で見に行くことに、いつもイライラします。こういう人達が被害に遭っても、警察官や消防士の方々は救助にあたらなければなりません。マスコミとしても、こういう人達に対して戒めの言葉を投げかけなければいけないはずなのに、「視聴者提供」などと表記した、「川が氾濫しそうな映像」を放送するのは、いかがなものでしょうか?

  • 報道センターの回答

    「視聴者撮影」の映像を使用する際には、撮影者に連絡して、どんな状況で撮影したかを確認しています。たまたま撮られたという場合が多く、その撮影状況を考慮して、使用するかどうかを判断しています。災害報道におけるテレビの役割は大きいと思っています。『news ランナー』では、「危険を感じたら速やかに避難してください」、「河川や海の様子を見に行かないでください」などと、アナウンサーだけでなく気象予報士からも、常に災害に巻き込まれないよう注意を促しています。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    私は、ご意見の方に全面的に賛成です。その意味では、報道センターの回答は、やや質問の趣旨からずれているのかな、と思いました。そもそも「視聴者からの映像」を「確認して放送している」と言われますけど、「確認した」というのがどの程度の確度があるのでしょうか。リアルタイムではほぼ確認しようがないものですね。「災害報道はテレビの役割として大きい」というのは、まさにその通りだと思います。しかし、そこで「行かないでください」と言いながら、たまたま撮れたという映像を出して見せるというのは、「行かないでください」というメッセージとは真逆なメタメッセージを出しているという印象があります。その点は気をつけたほうがいいと思いますね。

    わかぎゑふさん
    災害報道におけるテレビの役割というのはやっぱり大きいと、佐藤先生もおっしゃっていて、報道センターも答えていて…。「近づかないでください」って言うことも必要だけど、とは言え、やっぱり「映像がある」と人はそれを見て「あっ!危険だな」って思うわけで、なにかそこが上手く「放送で使わせていただきましたけど、もうこういうことはなさらないでくださいね」って言うとか、何かいい落ち着きどころを見つけていかないと「危険ですよ」って言いながら「やっぱり使います」みたいなことは何か矛盾もしているし…。かといって「見なければわからない」というのもテレビの役割だと思いますしね…。なんか難しいですね。

『フットマップ』 (メール/50代/男性)

  • タレントさんがチェーンソーでの伐木、重機で製材を行っていましたが、当該作業については労働安全衛生法にて特別教育や技能講習の修了が必要とされています。受講は確認されていたのでしょうか。また、伐木に際して関係者を退避させる、保護帽を着用させる等の措置も十分に行われていないように見受けられました。平素、林業の安全に携わるものとして見逃せないと考えご意見を申し上げました。

  • 制作部の回答

    番組でご紹介したのは、京都・京北地域の豊かな自然を満喫してもらおうと実施されているアクティビティツアーのうちの一つ「重機体験」です。実際に林業の現場へ行って 、現役の林業従事者に教えてもらいながら重機の操作を体験するというもので、子供から大人まで誰でも体験可能なものとなっています。また、今回体験した出演者はヘルメット着用の上、周辺のフォローや安全確保のため林業従事者3 名に帯同いただき、安全面にも十分注意を払いながらロケを行いました。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    タレントさんに無茶なことをさせることが時々あるじゃないですか。私はあまり好きじゃないというか、そういうことは「どうなのかな」と思いますので。安全の確認はしているでしょうけど、「より、確認をしてください」としか言えることはありません。

    佐藤卓己さん
    このご意見も、お寄せくださった方の目には、「十分な準備や用心がされていない」と映っているけど、制作部の方では「十分な用心をしたうえで(撮影を)行っているんだ」という回答になっています。そのあたりが実際に林業を体験している人との「リアリティギャップ」があるのだろうと思いますね。体験は何事においても非常に重要なことですし、とりわけ林業を若い学生さんや子供たちが体験するのは、日本社会にとっても重要だと思います。ただ、それには資格が必要であり、「重機の利用は無資格ではできません」というテロップを入れる作業は必要だったと思います。

『再放送ドラマ』 (メール/30代/男性)

  • 何気なくカンテレ制作ドラマ一覧のサイトを見ました。すると、昔好きで見ていたドラマがたくさんありました。現在お昼に過去のドラマを2本再放送していますが、1本はカンテレ制作ドラマを再放送していただきたいです!今放送するとなると出演者の問題や権利など難しいところは多くありそうですが、何卒ご検討よろしくお願いします!ちなみにですが、2002~2005年制作の作品がドンピシャです!

  • 総合編成部の回答

    カンテレのドラマをご愛顧頂き、ありがとうございます。再放送するドラマについては、ご推察の点を含め、様々な事情を勘案して作品を選んでいます。このため、常にカンテレ制作のドラマを放送することは難しい面もありますが、頂いたご意見を参考にさせていただきます。カンテレでは月曜夜10時に加え、今年4月からは火曜夜11時でもドラマの放送を始めました。今後もカンテレのドラマを楽しんで頂けるよう努めますので、新作のドラマもぜひご覧ください。

  • 林アナウンサーの補足

    今回ご意見をくださった方が「ドンピシャ」という、2002年から2005年に放送されたカンテレドラマは、どんな作品があったのか挙げてみました。

    2002年
    『天体観測』(主演:伊藤英明)
    『アルジャーノンに花束を』(主演:ユースケ・サンタマリア)
    2003年
    『ハコイリムスメ!』(主演:飯島直子)
    『僕の生きる道』(主演:草彅剛)
    2004年
    『アットホーム・ダッド』(主演:阿部寛)
    『僕と彼女と彼女の生きる道』(主演:草彅剛)
    2005年
    『鬼嫁日記』(主演:観月ありさ)
    『がんばっていきまっしょい』(主演:鈴木杏)

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    ドラマにも傾向があって、この時代のドラマって最近ではあまり作られていない(傾向のものが多い)。最近のものは、こわごわしているものや、ミステリアスなドラマが多くて、問題提起みたいなのも多くて、「幸せに向かっていく」みたいな、ちょっと前のドラマを見たくなる気持ちもすごくわかる。昔のドラマの方が、言葉の語彙が多いっていうか、表現が多いので、そういうのを見たいという気持ちも分かる。「昔の映画をリバイバルで見たい」のと、同じ気持ちじゃないですかね。

    佐藤卓己さん
    わかぎさんの言われた、「昔の映画と同じだ」というのは、近年メディア環境が大きく変化したということですね。テレビドラマも、かつてなら地上波で流れてくるのを見るか、ビデオに録って見るくらいしかなかったけれども、今はweb上でサブスクを利用してドラマを見られるようになってきました。その意味では、私たちの選択肢が広がっているんですね。つまり、古い作品であっても、どうにか努力すれば見ることが出来るとわかってきました。そうした中で、昔にはこんなに「いいもの」があったと知れば、それを「また見てみたい」という視聴者の欲求が起こる。そうした現象だと思いますよ。2002年から2005年に見ていて、いま30代というご意見の方は、おそらく10代の半ばから後半にかけてこうしたドラマを見ておられたわけですね。やはりその年代にとって読書にしろテレビにしろ、影響力は大きいですからね。もう一度見るのに耐えるような番組を、これからも作っていただきたいなと思いますね。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアはどのようにメッセージを発信しているのか、視聴者はそれらをどう読み解き、つきあっていけばいいのかについての情報を提供する「カンテレEYE」のコーナー。今回は、関西テレビが長年主催を務めてきた日本最大級のマーチングイベント「3000人の吹奏楽」を紹介します。2019年以降、G20大阪サミットの開催や新型コロナウイルスの感染拡大などで中断し、ことし5年ぶりに復活しましたが、今回で「ファイナル」となり終止符を打ちます。その歴史とともに、参加した人たちの思いなどをお伝えします。
5年ぶりに開かれたが今回がファイナル
5年ぶりに開かれたが今回がファイナル
練習を重ねる淀川工科高等学校の生徒たち
練習を重ねる淀川工科高等学校の生徒たち
クライマックスのアルメニアンダンス・パートI
クライマックスのアルメニアンダンス・パートI

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2023年8月27日(日)あさ6時30分放送です。