6月25日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「newsランナー」と「地震に伴う特別番組」への二つのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜よる10時放送のドラマ『合理的にあり得ない』の特製グッズを差し上げます。

『newsランナー』

  • (電話/女性)

    いま特殊詐欺に対してどうすべきかという内容をやっていますけど、これは主に高齢者に向けてですよね。私もいま、父親と一緒に見ていたのですが、「アップデート」とか「テクノロジー」とかの横文字は使わないでほしい。意味が理解できないのです。高齢者向けの情報であるなら、より配慮するべきだと思います

  • 報道センターの回答

    外国語の扱いについては、一般化していない言葉は極力使わないようにしていて、専門用語で分かりにくいものを使わざるを得ない場合には説明を加えることにしています。今回は、特殊詐欺にだまされない方法を提示するなかで、「詐欺師は常に考え、アップデート」「頼れるテクノロジーはフル活用」という項目について、その内容を専門家に説明してもらいましたが、外国語には説明を加えませんでした。「言葉の意味が分からなかった」というご指摘を踏まえて、使用する言葉を精査し、使い方に気を付けます。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    (このご意見は)ごもっともだと思います。高齢者に限らず、おそらく横文字が増えていくのは、日本語の造語力が貧しくなっているわけで、それは望ましいことではないと思いますね。だから「テクノロジーはフル活用」は、「技術を十分に活用」と言えば済む話であって、必ずしも横文字にする必要はないわけです。さらに私自身が気になるのは、「SDGs」とか「AI」とか「G7」とか、そういう略号です。特に横文字の略号が多用される場合、ほとんど説明なしで使われています。それはやはりよくないことだと思いますね。

    わかぎゑふさん
    ちょっと視点が違うかもしれませんけど、私はニュースとかでは、ダブルでちゃんと言うべきだと思うんですね。『「アップデート」というのは「更新」という意味で…』というところまでを言ってあげる方がいいと思うんです。そうでないと佐藤先生のおっしゃるように、「横文字がどんどん増えていって一般化してしまっている」ので、高齢者の方が本当に周りに人がいなくて、その言葉に遭遇することも、いくらでもあると思うので、そういう時に対処ができなくなるじゃないですか。だから、できるだけ丁寧にダブルで説明するようなことが望ましいなと思います。

『地震に伴う特別番組』

  • (電話/男性)

    『電車男』『マルモのおきて』を見る気分だったのに、何でニュースをやってるの?他の局でやってますよ。全局一律にニュースを放送する必要があるのですか?

  • (電話/男性)

    いつまで地震のニュースを流すんですか。再放送ドラマだけが楽しみなんで、地震が起ころうが何が起ころうが、番組表通りに放送してほしいです!

  • 総合編成の回答

    災害につきましては、市民の生命と安全に関わる情報として、視聴者のみなさまにお伝えしなければならないかを判断し、放送することにしています。とりわけ突然発生する地震については、すみやかに放送対応を行う必要から、事前に一定の考え方を設けています。今回のような震度6強以上の地震の場合には、甚大な被害拡大も危ぶまれるため、発生場所が放送エリア内かどうかにかかわらず、迅速に非常災害放送に切り替えて、地域や周辺の状況や安全に関する情報をお伝えします。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    私も若い時には、きっとそう思ってテレビを見ていたのだろうなっていうのも、懐かしくもあり、今となってみれば、やはり、もう少し他者というか、あるいは自分以外の友達が、そこにいた時に安否を気遣うっていうような気持ちっていうのが、気になるような年齢になってくると、やはりそうした災害情報っていうのは、公共放送として伝える必要があるんだなと改めて思います。もちろんNHKがそれを伝えるっていうのは当たり前だって言えば当たり前なんだけど、やはり民放もまた公共放送である、公共の電波を使って放送しているっていうことは、基本的には押さえておかなければいけないことだと思いますね。

    わかぎゑふさん
    この方の気持ちはすごくよくわかりますけど、やっぱり「災害大国」っていわれている日本で災害のニュースを聞くっていうのは、国民の一つの義務でもあると思っているので、ここはひとつ我慢していただきたかったです。

カンテレACT

関西テレビが、様々な事業や社会貢献へのアクションを通して、どのように企業としての社会的責任を果たそうとしているのかについてお伝えする「カンテレACT」のコーナー。今回は、カンテレが門真市とともに行った「報道カメラマンによる職業体験授業」についてお伝えします。
学校でなく自治体とコラボした出前授業は初めて
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プロ用の機材も使用して撮影を体験
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スタジオゲストは報道映像部(カメラマン)の小松和平
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インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2023年7月9日(日)あさ6時30分放送です。