5月21日(日)
ご意見ピックアップ
『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜よる10時放送のドラマ『合理的にあり得ない』の特製グッズを差し上げます。
『ニュース』 (メール/50代/男性)
-
ニュースで事件を放送する際、事件現場の映像ではなく、警察署の映像が映ることがあります。映像だけ見た時、警察の方が何か不祥事を起こしたのか錯覚することがあります。なぜ警察署が映るのか、他に映像はないのでしょうか?
-
報道センターの回答
事案が発生した場所の映像が使えないときに、管轄する警察署の外観を使って、ニュースを放送しています。これは、現場が特定できず撮影できないケースだけでなく、プライバシーや人権を守るために、場所を特定してお伝えすべきでは無いと判断した場合もあります。速報性や重要性をふまえて、その都度どのような映像がふさわしいのかを考えて判断しています。ご指摘のような誤解がないように努めていきたいと考えています。
-
コメンテーターから
わかぎゑふさん
報道センターのお答えで十分だったと思いますけれども。私は、そんなに「警察署が映ってるな」って感じたこともあまりなかったんです。ただ、「背景のイメージ」って、テレビでは、すごく大事なんだなって改めて思いました。
佐藤卓己さん
メディア論では、こういう背景画像の使い方を「リアリティのフォーマット」と言います。つまり、海外の事件とかニュースを報道するとき、例えばアメリカの事件だったらホワイトハウスをバック(背景)にして、レポーターがしゃべる。それがロシアだったらクレムリンになるし、中国のニュースだったら天安門というふうになっています。そうした「リアリティのフォーマット」を利用すべく、事件報道の場合には警察署が背景に使われるのだと思います。ただ警察署の建物って、どこも似たような感じに見えて、あまり「リアリティ」のフォーマットとしては生きてこないところがあります。むしろ先ほどの(報道センターの)回答のように、犯罪の起こった場所とか、プライバシーを保護する目的で使われているような印象を持ちますね。
『プロ野球中継』 (メール/40代/男性)
-
プロ野球中継をサブチャンネルで放送してくれたおかげで、最初から試合後のインタビューまで見られました。これからもサブチャンネルを有効活用してください。
-
総合編成部の回答
今回のプロ野球中継ではサブチャンネルも利用して、プレーボール直前の13時59分から17時30分まで野球中継をご覧いただける編成を行いました。できる限り試合の最初から最後までを見ていただきたいという思いでの取り組みでした。今回が、カンテレとして初めてのマルチチャンネルでの野球中継でしたが、様々な事情もあるため、すべてのプロ野球中継で同様の対応ができる状況ではありません。今後も可能な限り、試合を少しでも長く見ていただけるような編成手法を検討していきますので、引き続きカンテレの野球中継をお楽しみいただければと思います。
-
コメンテーターから
佐藤卓己さん
非常に良い試みだと思います。そもそも野球は45分ハーフのサッカーや、あるいは4クオーター制のバスケットと違って、終了時間がはっきりしないスポーツなので、テレビ向きのスポーツとは言えないと思いますね。それを視聴者に最後まで見せることが出来るようになったのは、技術的に素晴らしい進歩だと思います。その意味でも、そうした試みは拡大していく方向で検討する方がいいと思います。
林アナウンサー
スポーツ好きのわかぎさんは、いかがですか。
わかぎゑふさん
スポーツ好きのわかぎです(笑)。私たち(スポーツ好き)は、基本的には好きなスポーツを見るために、(そのスポーツを放送・配信する)有料のチャンネルを買うんですね。民放ってお金を出さずに、テレビをつけたら見られるっていうことでCMが入ってたりするわけじゃないですか。それが、最後までサブチャンネルで見られたっていうのは、すごい事だと思いますよ。私はこの方には、「次見た時に『サブチャンネルが無い』って怒って、また投書してこないでくださいね、努力中なんだから」と、それを言ってあげたいくらいです。
カンテレACT



インフォメーション
次回予告
-
『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。
次回の『カンテレ通信』は、2023年5月28日(日)あさ6時30分放送です。