2月19日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「新聞の番組欄の内容と放送順が違う」と、「アナウンサーはスポーツ取材で何をしているの」という二つにお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、月曜よる10時放送のドラマ『罠の戦争』の特製グッズを差し上げます。

報道ランナー』 (電話/男性)

  • 新聞の番組表に「日本防衛に迫る危機 最前線の島を取材」ってあるけど、何時頃から放送されんの?途中から見とるんやけど、全然放送されへんやないか!(すでに放送済みであることを伝える)放送済みっておかしいのでは?新聞に記載されている順番に放送するのでは?

  • 報道センターの回答

    新聞の番組欄には放送する時間までは表記しておらず、放送予定の順番になっているわけでもありません。生放送のニュース番組ですので、事件、事故、災害などが起きると、予定していた内容が変わったり放送されなかったりする場合もありますので、その点もご理解いただき、番組をご覧ください。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    私はメディア研究者なので、テレビの歴史をチェックする時に、やはり新聞のラジオ・テレビ欄を使いますけど、そこに書かれたことが本当に放送されたのかという事については、絶えず疑ってかかってます。そもそも、テレビ局は放送される内容を、いつの時点で新聞社側に伝えるのですか。

    林アナウンサー
    朝刊に載せる情報に関しては番組にもよりますが、前日の夕方の5時には、その内容を決めているという事です。

    佐藤卓己さん
    生放送ですから、新しいニュースが入ったり出演者が替わったりするという事は当然あります。その意味では、「変化が起こりうる」という事を前提に、新聞のラジオ・テレビ欄を見る必要がありますね。

    わかぎゑふさん
    私も、よくこの方と同じ目に遭います。テレビ欄を見て「おもしろそう」って番組の途中から見てたら、「いつまでもやんないな、ああ終わったんだ」っていう気持ちになることが多くて。ただ報道番組は、いろんなテレビ局のものを多面的に見るようにしているので、そういう見方をお薦めしておきたいと思います。

『アナウンサーのスポーツ取材 について』 (メール/男性/10代)

  • アナウンサーがスポーツ取材・観戦している映像が、たまに後ろの方に映るのですが、取材メモを取っているわけでもなく、普通に観戦していて、本当に自分の言葉で発表原稿を書いているのでしょうか?もし発表原稿を自分で作っていないのならば、自分の言葉で原稿を作った方が、後の将来に活きてくるのではないでしょうか?

  • アナウンス部の回答

    スポーツや報道の現場では、原稿は記者やディレクターが書くことがほとんどですが、アナウンサーも取材する時には、メモをとることが多くあります。特にスポーツ実況を行うための準備としての資料づくりは自ら行うため、メモを取ることや現場で見たり感じたりする取材が非常に重要です。また、カメラがないところでも選手や監督、コーチなどへの取材を行っていて、原稿を自ら作成しなくても、テレビ映像だけではなかなか伝わらない、画面に写らないものの描写も含めて、視聴者に少しでもわかりやすく伝えるための努力を日々しています。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    私も研究する際のヒアリング時に、メモをもっていくこともあります。だけど実際それは全く使わなくて、レコーダーで音声は記録しているので、メモは書いてるけど、それは相手とのやり取りの間をとり、あまり早くしゃべる人に「もう少しゆっくり喋ってもらえませんか」とメッセージを伝えるための小道具にすぎない訳です。そう考えると、この場合も必ずしもメモを取っていなかったことが、取材していなかったことにはならないと思いますね。

    わかぎゑふさん
    私はカンテレのアナウンサーさんたちが本当に、「上から下まで全員知り合い」くらいの勢いなので、どれほど努力をなさっていて、どれほど家でもちゃんと(物事を)書きだしたり、研究しているのかっていうのを、とっても良く知っているので。たまたま映っている画面が「見てるだけ」だったのかもしれないですけれど、私が保証いたします、みんなが勉強家だということを。

カンテレACT

関西テレビが様々な事業や社会貢献へのアクションを通して、どのように企業としての社会的責任を果たそうとしているのかについてお伝えする「カンテレACT」のコーナー。今回は、関西テレビが2009年から後援している「第69回中学生人権作文コンテスト」についてお伝えします。主催である大阪府人権擁護委員連合会の尼丁正寄会長をゲストに迎えて、最近の中学生の人権への意識や、物事のとらえ方の変化などについて考えます。
表彰式は関西テレビで開催
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中学生自身の思いや悩みをつづった6作品が最優秀賞に
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ゲストは大阪府人権擁護委員連合会・尼丁正寄会長
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インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2023年2月26日(日)あさ6時30分放送です。