12月18日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は、「菊花賞のCMで出走時刻が間違っている」と「字幕をつける番組とつけない番組はどのように決まるのか」の二つにお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、月曜よる10時放送のドラマ『エルピス -希望、あるいは災いー』の特製グッズを差し上げます。

競馬BEAT』 (電話/男性/70代)

  • JRAの菊花賞のCMを流していて、出走時間が午後2時40分となっていたが、午後3時40分頃や!間違えていませんか?

  • スポーツ部の回答

    ご覧頂いたCMは、JRAのPRではなく、「競馬BEAT」の番組PRでした。GIレースの際には、事前にこのような番組PRを制作し、「競馬BEAT」のロゴを入れて、レース名と番組の放送開始時間を紹介しています。今回は菊花賞のため拡大版となり、通常の3時ではなく2時40分放送開始であったことも、番組のPRであることがわかりづらくなった理由かもしれません。今後、特に拡大版の際には、放送開始時間などを伝える番組PRであることをわかりやすくします。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    当たり前のことなのかもしれないですけど、競馬ファンにとってレースのスタート時間がどれほど重要なのかが、改めて分かりましたね。CMということを考えると、レースのスタートなのか番組のスタートなのかをもっとわかりやすく表記することが必要だったと思いますね。

    わかぎゑふさん
    「競馬の局」と言っても過言ではないカンテレが大問題ですよ、これは(笑)。やっちゃいかん、こういうことは、と思います。本当に競馬って、GIレースって、ちょっと微妙に(スタートの)時間が違うんですよ、天皇賞はちょっと早かったりとか。「ことしの菊花賞は2時40分なの?」って思った人が、絶対にいっぱいいると思うので、ぜひこれからは、「出走までの1時間は(『競馬BEAT』と)ともに過ごそう」みたいな、そういうことを(CMのテロップに)書いてほしいです。

合コンに行ったら女がいなかった話』 (メール/女性/50代)

  • 「合コンに行ったら女がいなかった話」のドラマ化をすごく楽しみにしていたのですが、字幕なしなんですね...。すごくがっかりです。字幕ありと字幕なしはどのように分けているのでしょうか。なお、私は聴覚障害を持っているため、必ず字幕付きで見ています。

  • 総合編成部の回答

    番組に字幕を付けることは、総務省から出されている「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」にもとづいて行っています。この「指針」に沿って、関西テレビでは6時から24時までの時間帯を優先して字幕を付けています。また、この「指針」では「複数人が同時に会話を行う生放送番組」については、必ずしも字幕をつける対象とはされていないのですが、関西テレビでは、この時間帯に含まれる
    多くの生放送番組にもリアルタイムで字幕を作成しています。限られたリソースのなかで、この時間帯での字幕放送実現を最優先としているのが現状で、ご指摘の深夜ドラマなど、24時以降の番組については、今後のさらなる課題と捉えて、ユニバーサルサービスの提供に努めていきたいと思います。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    この総務省の指針、「6時から24時までの時間帯」がいかにも昭和的というか、現在的なものではないなというのがまずありますね。そもそも深夜ドラマをリアルタイムで見る人は少なくて、録画してタイムシフトで見る人の方がはるかに多いと思いますね。そう考えると、時間帯で字幕を付けるか付けないかを区切ることの意味は、ほとんどないのではないかと思いましたけど。

    わかぎゑふさん
    先生と同じ意見ですけど、もう何回もこういう意見あるじゃないですか、「字幕が付いてなかった」みたいな。私もできる限り付けてあげたほうがいいと思いますけど、障害者だけじゃなくて、先生が前におっしゃっていた外国の人も、やっぱりテレビを見たりするだろうし、(早めに完成している)ドラマだったら、もっと早く(字幕を付けることが)できていたんじゃないかと思うし。そこが生番組だったら「(字幕が)ついて無くても仕方ないのかな」って思うときもありますけど、できる限り対応してあげていただきたいと思います。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアがどのように発信し、視聴者は、それをどう読み解き、どのようにつき合うのかを考える「カンテレEYE」のコーナー。今回は、皆さまのもとへお届けする「映像」「音声」「文字情報」などを、最終的にチェックし送り出すテレビ局の心臓部とも言える部署「主調整室」、通称「マスター」の業務をご紹介します。関西テレビでは11月に13年ぶりとなる機材の更新を行い、現在は新しい「マスター」を使って放送しています。その切り替えの様子や意義などについて担当者をゲストに迎えてお届けします。
13年ぶりに機材を全面更新し、新しい「マスター」に
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最後の切り替え作業は放送を休止して行う
最後の切り替え作業は放送を休止して行う
スタジオゲストは放送推進センターの岩田健吾
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インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2022年12月25日(日)あさ6時30分放送です。