6月19日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し、回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は『報道ランナー』のウクライナ関連の報道に対し、「ぼかした映像では悲惨さが伝わらない」というご意見と、『恋なんて、本気でやってどうするの?』へのご意見、「ドラマで使われる方言がほっとする」の二つにお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、関西テレビのキャラクター『ハチエモン』などの特製グッズを差し上げます。

『報道ランナー』 (メール/男性/50代)

  • ロシアのウクライナ侵攻に対しての報道について。海外では、遺体なども含めた動画や写真を報道している。日本の報道はモザイク処理している。これはこの戦争の悲惨な状況をぼやかしている。実情を届けているつもりだろうが、悲惨な状況の半分も伝わっていない。マンションが砲撃を受けたあとの状況なんかは、地震で崩壊した建物と状況が大きく変わらない。こんな報道では、日本国民に戦争の悲惨さを伝えられていない。日本もロシア、中国と一触即発の可能性はある、悲惨な状況になることを理解するためには、真実を伝えないと理解なんかできない。

  • 報道センターの回答

    報道は、事実に基づいて公正でなければならないものですが、陰惨な場面の細かい表現は避けなくてはなりません。遺体などの映像にモザイク処理をするのは、残虐さや悲惨な情景を表現する時に、視聴者のみなさまに嫌悪感や不快感を与えないようにするためです。ウクライナでは、爆撃などによって大勢の犠牲者がでていますが、現地の状況や住民への影響、避難や支援についても随時お伝えします。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    戦争報道の残虐な写真をどう伝えるのかについては、ジャーナリズム論の中でも長らく議論があった問題です。ひとつには、ご意見の方も「真実を伝える重要性」と言われていますが、戦争報道は戦争宣伝として使われる可能性が多く、そうした写真の真贋をちゃんと検証するのには、時間がかかるわけです。その意味で、ニュースで扱う残虐な写真は、やはり非常に慎重に扱わないといけないということですね。その上で、そうした残虐な写真でリアルな事実を伝えることの重要性は、もちろんある訳ですが、そうした衝撃的なシーンをお茶の間にダイレクトに伝えることが正しいのかどうかも議論が分かれるポイントだと思います。海外の報道、例えばBBCのニュースなどを私は見てますが、そのようなシーンが出る前には、「これからお伝えする内容には衝撃的なシーンがあります」というアナウンスが入ります。そうした工夫も含めて、今後も継続的に議論していく必要があると思いますね。

    わかぎゑふさん
    この方がおっしゃっていること、痛いほど、よくわかります。私も本当に真実を伝えないといけないという気持ちでいっぱいですし、もう戦争と言っても過言ではないと思いますけど今回のこと。いろいろ考えさせられましたけど、やっぱりそういう報道をしてしまう事については、(佐藤)先生のおっしゃるように、やっぱりひとこと断るとか(放送する)時間帯の問題もあると思いますけど、いろんな配慮があると思うので、これからも考えなければいけないと思いますね。

『恋なんて、本気でやってどうするの?』 (メール/20代)

  • 知りたいことがあります。ドラマの中で、同級生とお話する言葉、方言なのかな。初めて聞くかも。柔らかくて可愛い、強い言葉でもトゲがないっていうか、スッと耳に入ってくる。実際にどこかの方言ですか?三角関係もある中、そのシーンが番組のアクセントになっていて好きです。ホッとします。

  • 東京制作部の回答

    番組をご覧いただき、素敵な感想をありがとうございます。主役の純と、響子、アリサの3人は福岡県北九州市出身の設定で、方言は北九州弁です。時折出る方言が、今は東京でそれぞれの人生を頑張っている3人の絆を表現できれば、という思いでそのように設定しました。演じている広瀬アリスさん、西野七瀬さん、飯豊まりえさんには事前に音源データをお渡しして練習していただき、現場でも方言指導の先生のお力を借りながら撮影を行いました。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    「まあ言うたら、大阪弁を全部バリバリでしゃべられると全国的に伝われへんやないですか」っていうことがあるとするじゃないですか、その大阪弁では「ちゃうねん」て言えば済むことを、でも大阪っぽくしたいからっていうことで「違うねん」と。ちょっとわかりやすく、大阪の子は「違うねん」って言うより「ちゃうねん」って言うけど、そういうちょっとクッションになるように、方言(のセリフ)って作っていって、わかりやすいけど方言っぽくするっていう手法がありますので、バランスとってます。なので「バリバリの大阪弁だけやったら全然分かれへんねん」っていうことになりかねないので、そこがすごい大変なんだと思います、現場の方は。
    (林アナ)全部濃かったらほかの地域の方には伝わりにくいですよね。
    (関アナ)ほかの地域の方に寄り添った大阪弁の取り入れ方を考える?
    (わかぎ)それはドラマを作る方は、みんなやってらっしゃると思います。みんなに意味を伝えながら(大阪弁の)雰囲気は伝わる(ように作る)。

    佐藤卓己さん
    若い方でも、「方言でほっとする」というご意見を聞いて、なんか非常に私もほっとしました。わたし自身は広島出身なので、テレビなんかで広島弁が出るときは懐かしいという思いはあります。でも一方で若い俳優さんがそれを使っていると、「本当に今の若い世代が本当にそれを使っているのかな」と感じることはありますね。制作部は「方言指導の先生の指導を受けている」と回答してますが、その先生がどういう年代の人なのかは気になります。つまり、若い俳優さんと同じ世代の人が方言指導しているわけではないでしょうから、リアルさがどこまで追求されているのかが気になりました。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアがどのように発信し、視聴者はそれをどう読み解き、どのようにつき合うのかを考える「カンテレEYE」のコーナー。今回は、SDGsをテーマにした新番組『世界をちょっとだけ変えるサミット』を取り上げ、難しくとらえられがちなSDGsについて「勉強する」番組とならないように、「一緒に考える」を目指す工夫についてお伝えします。
月に一度の『世界をちょっとだけ変えるサミット』はセットもリユース
月に一度の『世界をちょっとだけ変えるサミット』はセットもリユース
池田篤史プロデューサー(総合編成部)がゲスト
池田篤史プロデューサー(総合編成部)がゲスト

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2022年6月26日(日)あさ6時30分放送です。