4月24日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し、回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「『ドクターホワイト』の字幕放送」への質問と、報道ランナーの気象予報士・片平敦さんが使う「遅霜(おそじも)」という表現へのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、関西テレビ月曜夜10時のドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』などの特製グッズを差し上げます。

『ドクターホワイト』 (メール/女性/10代)

  • いつも楽しく見ています。ずっと気になっていることがあります。それは字幕についてです。ずっと「おこなう」が「行なう」になっているのが気になります。「行う」だと思います。ご確認お願いしたいです。間違っていたら申し訳ないです。『ドクターホワイト』は、かわいい浜辺美波ちゃんが見られて話も面白い、大好きなドラマです。

  • 総合編成部の回答

    ご指摘いただいた通り「おこなう」は「行う」と表記することが一般的ですが、「な」を加えた「行なう」も誤りではありません。 番組を視聴いただくときに、音声を聞きながら字幕をご覧になる場合もあると思いますが、字幕放送は音声が無い状況で見ていただく場合でも、きちんと情報が伝わることを心掛けて制作しています。例えば台詞が「おこなって」の場合、「行って」と字幕を出すと「いって」か「おこなって」かが分からないため、「行なって」と、あえて「な」を入れています。ご指摘の「おこなう」については 「な」が無くても、そのような誤解は生まれませんが、「おこなって」だけに「な」を入れると 「行う」と「行なって」が混在し、新たな混乱を招くおそれがあります。このような理由から「行なう」「行ないます」「行なって」と、送り仮名に「な」を入れるように統一しています。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    総合編成部の答、とても丁寧でよかったと思います。私たちが子どものころは(行なうは)、「な」が入った、「な」を書く方で習ったと思うんですけど。「表わす」とかもそうなんですけど、今は違うんだなと、改めて思いました。日本語はやっぱり進化しているというか、変わってきているんだなと思いました。

    佐藤卓己さん
    歴史的に考えると、送り仮名に「正解」とか「間違い」とかは厳密には無いと思います。私は歴史研究もやってるので、明治期や大正期の新聞や書籍を読むことがありますが、今よりもはるかにバラエティに富む送り仮名に出会います。むしろ、統一化が進んだのは戦後の現象ですね。その意味では、誤解なく伝えられることを重視する文化を、テレビが維持することは重要ですね。

『報道ランナー』 (メール/男性/70代)

  • 『報道ランナー』を楽しみに見ていますが、片平さんのお天気コーナーで、だいぶ前から「遅霜(おそじも)」とよく言われてますが、この時期に使うのは不適切と感じています。

  • 気象予報士・片平敦さんからの回答

    「遅霜(おそじも)」という言葉は、なかなか使うのが難しい言葉です。霜というのは、秋の終わりぐらいから冬を経て、春先にかけておりるような現象なのですけれど、この霜が被害をもたらすのは、農作物に対してです。そこで、霜に注意を呼びかけないといけなくなるのは春先、温かくなってきて農作物が植えられる、育てられるようになってきてからなので、この時におりるような霜のことを「遅霜」と呼んでいる訳です。霜に注意を呼びかける「霜注意報」が発表されるのですが、こういった時に我々は「遅霜にお気を付けください」という言葉を使って、みなさんに注意を呼びかけているんです。カレンダー的には「遅霜」というと、もっと4月とか5月とか、だいぶ後の方と考えることもあるかもしれませんが、「農家の方に注意をしていただきたい」という意味合いで、このように霜注意報が発表される段階では「遅霜にお気をつけください」と、呼びかけているのです。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    お天気番組は、「理科の番組」というより「社会科の番組」なんだということを、(回答を)聞きながら考えていました。都会に住んでいると、農業の問題、あるいは漁業の問題を考えることはあまり無いのですが、霜の問題、あるいは波や潮の問題とか、その様々な影響がお天気番組で解説されている。その意味で「社会科の番組」だと改めて思いました。

    わかぎゑふさん
    片平さんはいつも本当に、ひとことをものすごく吟味してしゃべっているなあって思って、それが逆に勉強になるっていうか、感服いたしました、今日も。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアがどのように発信し、視聴者はそれをどう読み解き、どのようにつき合うのかを考える「カンテレEYE」のコーナー。今回は、ドラマやバラエティ、ドキュメンタリーなどの番組制作に大きな役割を果たす「編集」の仕事についてお伝えします。
バラエティ、ドラマ、ドキュメンタリーなど番組制作に欠かせない「編集」
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入社以来ずっと「編集」の技術センター堀田秀治がゲスト
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次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2022年5月15日(日)あさ6時30分放送です。