1月23日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し、回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「プロ野球中継で使われる『リクエストに失敗』という言葉はおかしくないですか」というご意見に、アナウンス部がお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、関西テレビ月曜夜10時のドラマ『ドクターホワイト』などの特製グッズを差し上げます。

『プロ野球中継』(メール/男性/60代)

  • 日本シリーズ中継でのアナウンサーの表現に違和感を覚えました。監督の『リクエスト』が認められない場合、『失敗』と表現されています。メジャーリーグの様なチャレンジ(挑戦)に対して使うなら理解出来ますが、リクエストが失敗と言うのは普通の日本語とは掛け離れた印象です。正確な日本語なのかご教示願いたい。

  • アナウンス部の回答

    今回の試合は別のテレビ局での中継放送でしたが、関西テレビのプロ野球中継においても「リクエストに成功した、失敗した」という言葉で実況することがあります。この場合の「リクエスト」という言葉は、審判の判定に疑いを持った監督が、ビデオによる再判定を申し出る「リクエスト制度」のことを指しています。ご指摘の通り、再判定自体は決められた回数以内であれば必ず行われ、成功や失敗の対象ではありませんが、その再判定により、監督が申し出た意図通りに判定が覆る場合を「成功」と表現し、そのままの判定におさまった場合を「失敗」と表現しています。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    そもそも国際的に「チャレンジ」と言われている制度が、なぜ日本に来ると「リクエスト」と言われるのか、それが私には理解ができない謎ですね。「チャレンジ」に含まれる「抗議とか挑戦」という意味を、「リクエスト」の「要請とか依頼」へ何となくトーンダウンするように表現する意図があったとすれば、それは極めて事なかれ主義な、日本的な風土に根ざすもので、そうした言葉の使い方自体にものすごく違和感があります。「リクエスト」に対する答えであれば、「受諾された」、あるいは「却下された」と答えるのが、日本語としては正しいのであろうと思うのですけどね。

    わかぎゑふさん
    私も「そもそも」で始まりますけど、スポーツは言ってみれば、審判にすべてを委ねている、人が決めたルールの上に乗っかって、人が戦うものじゃないですか。そこに、「チャレンジ」っていうか、いわゆる映像を導入して、審判の言ってることを覆すという、その制度自体が私にはちょっと違和感がありますね、スポーツ好きとしては。それはもちろん、適用しやすいスポーツもあれば、そうじゃないスポーツもあり、これから過渡期になっていくのかもしれませんけど、そもそも審判と一緒に、そのスポーツを作るものであり、その審判が間違っていて「くそーっ」っていうのも醍醐味なので、そこに、それ(審判の判定を精査する仕組)を持ち込むのはどうかなあっていう、根本の話から違和感があります。

    佐藤卓己さん
    私も、運、不運があるから楽しめると思いますね。例えば、シーズン的には、これから入学試験が始まりますが、これも人間のやる制度だから、運、不運もあるし、間違もひょっとしたら起こるかもしれない。だからこそ良いのです。まったく客観的かつ正確に能力が測れるものではないから、「運、不運があるから仕方がないよね」と思える。だから、みんな安心して受験できるのであって、もし「正確に能力が測れる」試験であれば、ものすごく怖い。私は、そんなものは受けたくないと思いますね。つまり、人間的とは何なのかが問われています。そうでなければ、判定はすべてAIに任せてしまえばいいという話になりますね。

カンテレACT

関西テレビが様々な事業や社会貢献へのアクションを通して、どのように企業としての社会的責任を果たそうとしているのかをお伝えする「カンテレACT」のコーナー。今回は、70年近い歴史を持つ大阪府の「中学生人権作文コンテスト」を取り上げます。昨年度は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となった「中学生人権作文コンテスト」。このコンテストには、障害やいじめ、性の多様性など、中学生の様々な観点から書かれた作文が2万点近く寄せられました。いまの中学生たちから見た社会や人権について、寄せられた作文をもとに考えます。
※入賞した作文はこちらに https://houmukyoku.moj.go.jp/osaka/R3sakubunkekka.pdf
最優秀賞の6人がリモート表彰式に参加
最優秀賞の6人がリモート表彰式に参加
ゲストは大阪府人権擁護委員連合会会長の玄番允子さん
ゲストは大阪府人権擁護委員連合会会長の玄番允子さん

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2022年2月20日(日)あさ6時30分放送です。