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2025.4.6
薪、青木、雪子の“切なすぎる関係”はどこにたどり着くのか?
雪子役の門脇麦がクランクアップ!
門脇「鈴木も含め4人の関係がどう昇華されるか見届けて」
10話は追い詰められた薪が第九からレベル5の秘密を持ち出すなど、最終回に向けて物語が急展開した。中島演じる青木が、姉の死を目の当たりにしてなお第九にいることを懇願するシーンにSNSでは「青木の心情を察するに余りある…」「涙が止まらなかった」など、中島の演技を称賛するコメントが多くみられた。また板垣演じる薪が眞島秀和演じる瀧本に脅迫され、緊張感をみなぎらせるシーンでは「瀧本の不気味さ、眞島さんの演技もすごいな」「芝居は技術のぶつかり合い…鳥肌立つ」などの反響があった。
7日(月)放送の最終回では薪だけが知る秘密や、瀧本が再び現れた真の目的、そして第九の未来が次々と明らかにされるなど最後まで結末が読めない、息つく暇もない展開となっている。薪役の板垣と瀧本役の眞島が、「秘密」をめぐって互いに鬼気迫る演技を繰り広げるほか、薪と青木の“この冬もっとも切ないバディ”が見せる迫真の演技には、思わず息をのむだろう。また前回、青木から別れを切り出された雪子(門脇麦)だったが、最終回では二人の関係にも新たな進展が。薪、青木、雪子の“切ない関係”の結末を最後まで見届けてほしい。見どころ満載の最終回だが、解剖医の三好雪子を演じる門脇麦がクランクアップを迎え、撮影を振り返りコメントを寄せてくれた。
門脇麦 コメント
~3人のシーンが「平和だったいい思い出」~
- クランクアップした感想を教えてください
- まだあまり終わったという実感はそれほどないですね。でも板垣さんが2時間もかけて(クランクアップの現場まで)来てくれて、板垣さんの姿を見て終わったんだなという感じがありました。まさか来てくれると思わなかったので、本当にびっくりしました。
- 撮影を振り返ってみて、印象に残るシーンを教えてください
- やはり3人の雑木林のシーンですね。撮影が始まって間もないころに撮ったのですが結局、3人が楽しかったシーンはそこしかなかったと思います。あとは薪さんとずっと喧嘩している役だったため、あの3人のシーンが一番平和だったなと。いい思い出として残っています。
- 初めて解剖医役を演じた感想を教えてください。
- 解剖をするシーンというよりは、むしろ専門的な言葉が結構多かったので、それが難しかったです。中島さんも板垣さんもほぼ噛まないので、私が台詞を噛むと中島さんがいつも、台詞を訂正してくれるんです。頼もしいお二人で、ずっと引っ張っていってもらいました。
- 板垣さん、中島さんと共演された感想を教えてください。
- お二人とも作品に真摯に向き合っている姿が印象的でした。お二人も第九のメンバーも、ずっとシリアスなシーンが多かったと思いますが、現場の空気が柔らかかったのも、あの二人の仲の良さがあったからです。スタッフも含めて私たちもみんなが助かっていたのではないかと思います。
~4人の関係性がどう「昇華」されていくか、最後まで見届けていただけたら~
- 薪、青木、雪子の三角関係についてはいかがでしたか?
- みんな可哀そう、という感じでした。剛くんは剛くん、雪子は雪子、 青木は青木で辛そうだし、 みんなどこか孤独や辛さを抱えていて、しかもそれを分かり合っているという。ただ悲しいだけではなく、学生時代からずっと仲間でやってきて。鈴木から青木にスイッチしてまた関係性が変わりますが、それぞれに秘めた思いがあって、その気持ちこそが「秘密」という感じだなと。
- 最終回に向けて視聴者にメッセージをお願いします
- 事件の内容もそうですがやはり3人の関係性というか、鈴木が亡くなっているので彼も含めて4人の関係性が、それぞれどう受け止めてどう昇華されていくのか、皆さんに最後まで見届けていただけたらいいなと。温かく見守っていただければ嬉しいです。