「オープンスクール@カンテレ」を開催しました

「オープンスクール@カンテレ」を開催しました

「オープンスクール@カンテレ」を開催しました
2024年7月27日(土)、関西テレビ「なんでもアリーナ」にて「オープンスクール@カンテレ」を開催しました。

イベントは小学校低学年の部と高学年の部の2回行われ、1年生から6年生の子どもたち計96名が参加しました。

今年も昨年に引き続き「カンテレの気象予報士と気候変動について考えよう!」というテーマで、片平敦・浅田麻実気象予報士と、気象予報士の資格を持つ林弘典アナウンサーがリレー形式でお天気や気候変動に関する講義を分かりやすく行った後、7つのグループごとに参加小学生同士で「地球温暖化を止めるためにはどうしたらよいか」「家族や友達にどう伝えたら協力してもらえるのか」の2点についてアイデアを出し合いました。

イベントではまず浅田気象予報士が「雲の種類と雷の対策」について説明しました。夏の時期によく見られる積乱雲に注意することや、雷が近づいているサインやその対策について解説しました。
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続いて林アナウンサーが「ニュースでよく見る天気の言葉」について説明しました。夏日・真夏日・猛暑日の基準や、熱中症になりやすい日について丁寧に解説しました。
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片平気象予報士は「気候変動と地球温暖化」について授業を行いました。地球の気温が上がっていることについて資料を使いながら、分かりやすく説明。温度が上がって冬に十分に寒くならないと春に桜が咲かなくなってしまうかもしれないことや、稲が育たずにお米が食べられなくなってしまうかもしれないことを例にあげて、小学生がより地球温暖化を身近に感じられるように説明しました。
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参加した子どもたちは3人の説明に相槌をうったり、熱心にメモを取ったりして興味深く聞いていました。

イベントの後半では、グループごとに地球温暖化を止める方法や、家族や友達に伝えて協力してもらうにはどうしたらいいかについてアイデアを出し合いました。「車ではなく公共交通機関を使う」「植物をたくさん植える」などの解決策のほか、「学校にポスターを貼る」「校内放送で伝える」など小学生ならではのたくさんの意見が発表されました。講師陣は子どもたちのアイデアに驚きながら称賛しました。
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イベントを終えて、子どもたちからは「お話を全部メモした。おうちに帰って見直してまた勉強したい」(小1)「地球温暖化についてグループのみんなと話し合って発表したのが楽しかった」(小5)という声や「本当の気象予報士と会えて嬉しかった」(小6)という感想がよせられました。

浅田気象予報士は「子どもたちが目をキラキラさせながら話を聞いてくれていたのが印象的でした。事前に勉強した自作のノートを持ってきてくれている子もたくさんいて、勉強熱心さに驚きました。」と話しました。

片平気象予報士は「子どもたちが、今日たまたま出会った周りの子達の様子をよく見て意見を聞いていたのがすごいと思いました。普段の学校生活で周りに気候変動や地球温暖化について興味があるお友達は少ないかもしれないけど、今日の出会いを通して、こんなにお天気に関心がある仲間がいるんだと思えたら嬉しいです。」とコメント。

林アナウンサーは、「子どもたちが大人になった時に私たちがどんな地球を渡せるかを意識しながら話していました。子どもたちもたくさんアイデアを出してくれていたが、それ以上に大人が頑張らなければと気が引き締まりました。」と話していました。

地球温暖化について考えることはとても難しいですが、集まった子どもたちが一生懸命考えている姿に、みんなで考えて対策することの大切さを実感させられました。気象予報士と未来を担う子どもたちが一緒に考え、少しずつでも家族や友達を巻き込んでいくことが地球温暖化を止める1歩になりそうです。

このイベントは、関西テレビを含む多くのメディアが加盟している国連SDGsメディア・コンパクトが共同で行っているキャンペーン「1.5℃の約束」とも連動したイベントとして企画・実施しました。
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※この企画は阪急阪神ホールディングスグループの社会貢献活動である「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」が、毎年夏休み期間に開催する小学生向け体験学習プログラム「阪急阪神 ゆめ・まちチャレンジ隊」のひとつとして関西テレビが主催しています。