
2026年10月11日に行われたGⅡアイルランドトロフィーは、川田将雅騎手騎乗のカムニャックが優勝。オークス馬が秋初戦を白星で飾り、今後の大舞台へ向けて大きな一歩を踏み出した。
「この馬が勝ててホッと」秋初戦を終えた川田将雅の率直な胸中

レース後のインタビューで川田将雅騎手は、まず自身の喜びではなくパートナーへの思いを口にした。 「何より、この馬が勝つことができてホッとしています」 前走から夏を越したカムニャックについては、追い切りの段階から陣営より状態の良さを聞いていたという。一方で、レース当日はテンションの高まりも見られたと振り返り、「何とか辛抱してくれた」と安堵の表情をのぞかせた。 デビュー戦からコンビを組み、オークス制覇まで見届けてきた川田騎手は、「精神面の不安はありますけれども、これだけの内容で走れるので、それにふさわしい馬です」と改めて高い評価を与えた。
リズムを重視した騎乗で勝機をつかむ

ゲートは最後入れだったものの、大きな混乱なくスタート。川田騎手は「ポジションどうこうというよりは、リズムを取りながら」という意識でレースに臨んだという。 道中はやや後方寄りの位置となったが、流れを見極めながら無理に動かず、馬のリズムを最優先。取れたポジションでしっかり折り合いをつけたことが、直線での伸びにつながった。 GⅠを制した実力馬らしく、落ち着いたレース運びで重賞タイトルを積み重ねた。
次なる大舞台へ、さらなる成長に期待

川田騎手は「無事に秋初戦を終えることができました」と振り返り、今後へ向けて改めて準備を進めていく考えを示した。 今回の勝利で改めて能力の高さを示したカムニャック。まだ精神面には課題を残しながらも、それを補って余りあるパフォーマンスを見せた。秋のGⅠ戦線でどのような走りを披露するのか、その一挙手一投足に注目が集まる。