武豊騎手「本当にうれしい」サウンドモリアーナと歩んだ成長の軌跡が重賞初制覇へ
08月23日 18:00

8月23日に札幌競馬場で行われたキーンランドカップは、サウンドモリアーナが快勝。手綱を取った武豊騎手はキーンランドカップ初制覇を達成し、札幌競馬場の重賞完全制覇という新たな勲章も手にした。

「この馬が成長してくれた」 条件クラス時代から見守った相棒との戴冠

レース後、武豊騎手は「非常に強かったので、うれしいですね」と勝利の喜びを語った。なかでも印象的だったのは、サウンドモリアーナへの思いだ。 武豊騎手は条件クラス時代から同馬に騎乗しており、「こうして一つ一つクラスを上がりながらクリアしてくれて、本当にこの馬が成長してくれたなという感じです。非常にうれしく思います」と振り返った。 長い時間をかけて積み上げてきた経験が、今回の重賞初制覇という結果につながった。初めて手にしたタイトル以上に、馬の成長を間近で見続けてきたジョッキーだからこその喜びが感じられる勝利だった。

積極策から完勝 力強い反応で直線抜け出す

レース前、武豊騎手は「ある程度は先行しようと思っていました。もし行く馬がいなければハナを切ってもいいかなという気持ちでした」とプランを描いていた。 実際に好位からレースを進めると、道中の手応えは良好。ただ、「少し外へ外へ張りながら走っていたので、そこだけは気になっていました」と振り返る。それでも直線ではスムーズに外へ持ち出し、「追い出した時にしっかり反応してくれたので、これはいいなと思いました」とその瞬間を回顧した。 鋭い反応を見せたサウンドモリアーナは馬群を突き抜け、強い内容で重賞タイトルを手にした。

秋の大舞台へ広がる期待

今回の勝利でサウンドモリアーナは重賞戦線の主役候補へと名乗りを上げた。 武豊騎手も「ようやく馬が良くなってきています。これからさらに大きな舞台も待っていると思いますので、頑張ってほしいですね」と今後への期待を口にした。 条件戦からともに歩み、重賞制覇までたどり着いた人馬。秋の大舞台でさらなる飛躍を見せるのか。

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