【ヴィクトリアマイル】C.ルメール騎手「勝てると思った」確信の手応えでエンブロイダリーが春の女王に
05月18日 07:00

5月17日、東京競馬場で行われたヴィクトリアマイル(GⅠ)は、昨年の二冠牝馬エンブロイダリーが好位追走から力強く抜け出し、春の女王の座に輝いた。直線では坂を上がっても脚色は衰えず、後続を寄せ付けない完勝でGⅠ通算3勝目。このレース歴代最多となる5勝目を挙げたC.ルメール騎手は「これなら勝てると思った」と、勝利を確信した直線での手応えを振り返った。

■「今日はやっぱりGⅠホース」──確信に変わった直線の手応え

「坂を上ってから、彼女の手応えはとても良かった。これなら勝てると思いました」。 直線に向いた瞬間、ルメール騎手の中で迷いは消えていた。後ろの気配を感じることもなく、ただゴールまで集中することだけを意識したという。

エンブロイダリーは鞍上のステッキに応え、最後まで力強い脚を披露した。 その走りをルメール騎手は「今日はやっぱりGⅠホースでしたね」と称賛。積み重ねてきた信頼が、最高の舞台で確信へと変わった瞬間だった。

■成長を確信「スピードもパワーも、そしてメンタルも」

好スタートから中団前目の理想的なポジションを確保。 「スタートがとても良くて、いいポジションを取れました」と振り返るように、レースは終始スムーズに運んだ。スピードがあり、2000メートルのGⅠも制してきた実績が示す通り、長く良い脚を使えるパワフルさがこの馬の強みだ。

「背中も強いし、メンタルも強いね。レース前はすごくおとなしかったですし、ゲートの中でもしっかり準備してくれました。本当にいい馬です」。 と、ルメール騎手が語るように、走りだけでなく精神面の成長も感じさせる内容で、すべてが噛み合った一戦だった。 今年JRA・GⅠ3勝目を挙げたルメール騎手は、「ダービーでいい結果を期待しています」と、視線をすでに次なる大舞台へ向けていた。

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