【チューリップ賞】「やった!やった!」西村淳也騎手が松下厩舎と掴んだ重賞V。陣営の尽力に深い感謝
03月02日 07:00

3月1日、桜花賞トライアルのチューリップ賞(GII)が開催され、西村淳也騎手が手綱を取るタイセイボーグが見事に勝利。春のクラシック戦線へ向けて、力強く名乗りを上げた。 前走のGI・阪神ジュベナイルフィリーズでは悔しい結果に終わったものの、陣営の厚い信頼に応えて見事なエスコートを披露。レース後、検量室前で「やった!やった!」と陣営と何度も喜びを爆発させた西村騎手が、勝利の裏側にある“チームの絆”と勝因を語った。

■「我が強くて難しい」素顔。陣営の尽力で引き出されたポテンシャル

開口一番、「本当に嬉しいですね」と満面の笑みを浮かべた西村騎手。その喜びの背景には、日頃から世話になっている厩舎への強い思いがあった。 「本当にこうして松下調教師にすごいいい馬をたくさん乗せてもらっていたんですが、重賞などの大きい舞台ではなかなか結果が出せず……今回こうして結果を出すことができて本当に嬉しいです」と、安堵の表情を見せた。

また、共に喜びを爆発させた陣営の苦労についても触れ、「タイセイボーグはすごく可愛いんですけど、我が強くてちょっと難しいところもあるんです。厩務員さんや牧場の方々が、難しい調整をしてくれた中での勝利でした」と、馬の気性をコントロールし、最高な状態に仕上げたチームの尽力をねぎらった。

■極限のスローペースを断つ「切れ味」。阪神JFの悔しさを胸に春の主役へ

レースは前半半マイルが48秒台という、スローペースでの展開となった。しかし、西村騎手に焦りはなかった。 「チューリップ賞は毎年スローペースになりがちですが、この子の“切れ味”はすごいですから。それを信じて、直線まで待っていました」という言葉通り、直線に向くとタイセイボーグの末脚が弾けた。その瞬間の感触を問われると、「もう気持ち良かったですね」と最高の笑顔を見せた。

前走の阪神ジュベナイルフィリーズでの敗戦を糧に掴んだ、大きなトライアル勝利。 「阪神JFでは悔しい思いをしましたが、それでもまたこうして騎乗依頼をいただけて本当に嬉しいですし、その期待に応えたいと思います」と力強く前を向いた西村騎手。 極上の切れ味を武器に、人馬一体となって春のGI舞台・桜花賞へと挑む。

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