
2026年のJRA最初のG1・フェブラリーステークスが開催され、コスタノヴァ(牡、クリストフ・ルメール騎手)が見事2連覇を達成した。昨年はレイチェル・キング騎手とのコンビで制した同馬だが、今年は主戦のルメール騎手が手綱を取り、ダート界の頂点を力強く守り抜いた。レース後の勝利ジョッキーインタビューで、ルメール騎手は相棒への感謝と勝因を語った。
■「ロスがなかった」課題のスタートをクリアし絶好のポジションへ
検量室前に戻り、開口一番コスタノヴァへ「ありがとう」と声をかけたルメール騎手。

「すごく嬉しいですね。特にこの馬でG1を勝つことができて本当にうれしく思います」と喜びを噛み締めた。 昨年の同レースは自身が海外遠征中だったため、「昨年は僕が海外に行っていたので、レイチェル(・キング騎手)がすごくいい仕事をしました。今回もコスタノヴァはトップコンディションで、素晴らしいパフォーマンスをしてくれました」と、馬の仕上がりとともに前任者の功績も称えた。
最大の焦点となったのは、課題とされていた「スタート」だった。ルメール騎手自身も「一番注意しました」と振り返るが、「今日はいいスタートを切れたのでロスがなかったです。後ろの方にはなりましたが、ウィルソンテソーロの後ろでいいポジションでした」と、道中の冷静なエスコートが光った。
■ブリンカー効果で鋭い反応「どんなレースでも行ける」
勝負どころの直線に向くと、馬群の外へ持ち出した。「少し外を回る形になりましたが、外に出してからの手応えはすごく良かったです。さらにブリンカーを着けていたので、すごくいい反応をしてくれました」とルメール騎手が振り返る通り、力強い伸び脚を披露。急坂を駆け上がり、先頭でゴール板を駆け抜けた。

見事、フェブラリーS連覇という快挙を達成したコスタノヴァ。「ダートのトップレベルで戦えます。次はわからないですが、やっぱりG1ホースですから、どのようなレースでも行けると思います」と、ジョッキーもそのポテンシャルに太鼓判を押す。最強のパートナーとともに、コスタノヴァの快進撃はまだまだ続きそうだ。