「お家が競技場の近くですから!」増田明美が明かす“大阪の顔”松田瑞生の素顔と、五輪への涙
01月24日 12:00

1月25日に号砲が鳴る「第45回大阪国際女子マラソン」。 レースの行方と共に注目されるのが、もはや大会名物とも言えるスポーツジャーナリスト・増田明美さんの「細かすぎる解説」だ。 選手の家族構成から趣味、当日の朝食まで、綿密な取材に基づく愛あふれる情報は、視聴者の楽しみの一つとなっている。

そんな増田さんが、今大会の主役・松田瑞生(30=ダイハツ)について熱く、そして「細かく」語った。なぜ彼女は「なにわの女王」と呼ばれるのか?レジェンドの視点から、松田の魅力に迫る。

■「お家が長居の近く」だからこその大声援

日本人最多となる過去3回の優勝を誇る松田瑞生。増田さんは彼女を「大阪国際女子マラソンの顔」と断言する。その理由は、実力もさることながら、その「地元愛」と「物理的な距離感」にあるという。

増田: 松田瑞生さんはもう「大阪の顔」ですから。(なんて言ったって)長居の陸上競技場の近くですからね、お家が!

増田さんらしい「細かすぎる」情報はここからだ。 増田: だから沿道からの応援も、「松田!」「瑞生ー!」っていう声が一番多いですよ。

地元・大阪のど真ん中で育ち、地元の声援を一身に浴びる。自宅近所のスタジアムへ凱旋するように走る松田にとって、大阪は単なるレース会場以上のホームグラウンドなのだ。

■「負けずに立ち上がってくる」涙を知る強さ

明るいキャラクターで愛される松田だが、そのキャリアは決して順風満帆ではなかった。 特に増田さんが触れたのは、東京オリンピック代表選考の時のことだ。松田は大阪国際で優勝し、設定記録を突破しながらも、その後のレースで記録を塗り替えられ、補欠に回った経験がある。 増田: 東京オリンピックの時は、大阪で勝っていながら代表になれず補欠でしたよね。記者会見でも泣いていましたけどね……。 でも、そういうことにも負けずに、また立ち上がってくるじゃないですか。 涙を流し、それでも前を向く。その姿をずっと見守ってきた増田さんは、30歳になった今の松田をこう評する。

増田: マラソンの回数をこなすほど、「マラソンというものを自分のものにしている」と感じます。

■大阪を「エンジョイ」して4度目の頂点へ

パリ五輪の切符を逃し、一時は進退も考えたという松田。しかし、彼女は再び「ロサンゼルス五輪」という夢に向けて走り出した。 その第一歩となる今回の大阪。増田さんからのエールは、非常にシンプルで温かいものだった。 増田: (松田選手は)経験値も豊富だし、勝負強いんだから。もう大阪国際女子マラソンを「エンジョイ」して、それで4回目の優勝を狙ってほしいと思います。 苦しみも喜びも、全てを知る「大阪の顔」が、慣れ親しんだ路地を駆け抜ける。 増田明美さんの解説と共に楽しむレース当日、松田瑞生はどんなドラマを見せてくれるのか。 号砲は、2026年1月25日、ひる12時15分。

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