
大阪のコースを知り尽くした実力者が帰ってくる。 過去3回の出場すべてで4位以内(2018年4位、2021年2位、2022年2位)という抜群の安定感を誇る上杉真穂(30=東京メトロ)。 特に2022年大会では、優勝した松田瑞生に最後まで食らいつく粘走を見せ、2時間22分29秒の好タイムで2位に入った。

あれから3年。30歳を迎え、さらにスピードを強化した彼女は、昨年の名古屋ウィメンズで自己ベストを更新。進化を続ける「大阪巧者」が、再びなにわのロードで自己記録更新と「攻める走り」を誓う。
■3年ぶりの自己ベスト更新。30歳の進化
上杉の時計の針は、着実に進んでいる。 2022年の大阪以降、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)などタフなレースを経験。そして2025年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは、3年ぶりに自己ベストを18秒更新する「2時間22分11秒」をマークした。 3000mや5000mでもスピード強化に取り組み、駅伝でも好走。30歳にして心技体ともに充実の時を迎えている。
■「攻める走り」で記録を狙う
得意とする大阪の地で、彼女が目指すのは「守り」ではない。あくまで自己記録を更新するための「攻め」のレースだ。

――今大会で目指すもの、意気込みを教えてください。 上杉: (昨年3月の)名古屋に引き続き、自己ベスト更新を目指して走ります。 自分が納得のいく走り、そして「攻める走り」をまたできるように、ここからしっかりと練習を積んでいきたいと思います。
■高速コースを味方に
今大会のコースは、前田穂南が日本記録を樹立した高速コース。上杉自身も「相性がいい」と語る舞台だ。 スピード、粘り、そして経験。すべての要素が高いレベルで融合した上杉真穂が、自己ベストのその先にある景色を見据え、スタートラインに立つ。 「攻める走り」の先に待つ歓喜へ。 注目の号砲は、2026年1月25日、ひる12時15分に鳴り響く。