インタビュー

山田 勉役 木村祐一

個人技を持ってチームプレイする、ほんまのプロ集団。
山田はプロファイリング以外の“実働”で魅せます!

ベテラン刑事で、人探しのプロである山田勉。関西弁も相まって、木村祐一さんが演じることで独特の存在感を見せています。ぶっきらぼうなのにチャーミング!ドラマの中でも撮影現場でもムードメーカーの木村さんに伺いました。

山田役のキャラクターづくりはどのように?

普段の大阪弁でセリフも言ってくれ、ということなので、自然に話しています。ただ、刑事ですから、ちょっとぶっきらぼうな、遠慮会釈なく他人にずかずかと入り込む感じは強調しています。声がでかいのは威圧感を与えるためもあるのでしょう。思ったことをなんでも言うタイプです。性格の扉をちょっと広めに開く感じ、ですか。山田という人は、仕事場のデスクでラーメンを食べたり、仮眠グッズ、ゴルフの本、旅行の土産など何でも持ち込んだりして、何でもいいんだ、人の目を気にしなくていいんだという生き方ですね。自信がある人だと思います。

長期未解決事件捜査班4人のチーム感はいかがですか?

まず、コンビの池田鉄洋くん。彼は許容量が大きくて、安心して言わせてくれる人です。彼の持っているキャンバスが広いので、自由に描かせてもらっている感じです。今回、坂口健太郎くんも吉瀬美智子さんも池田くんも初共演なんですよ。だから初めはやっぱり「どんなかなあ?」と思いましたが、「あ、ええやん」と安心したそのままの流れで、みなさんにもたれかかっています。池田くんにも「キム兄さんにもたれかかってます」って言ってほしいですね(笑)。

ガッチリではないのに不思議とつながるようなチームワークを感じます。

そうですね。個人技ですからね。それぞれにオリジナルの技がありつつのチームだから、サッカーみたいな感じでしょうか。パスより個人技のアルゼンチン代表のような(笑)。

坂口さん、吉瀬さんとの共演は?

坂口くんは好青年すぎます。見習いますよ、本当に。マネジャーさんに対する真摯な態度、仕事への向き合い方。見ていて初心に帰らせてもらえます。結局のところ、若い人を見るとベテランのほうが勉強させてもらえるんですよね。吉瀬さんは初対面の最初の言葉が「キ……!」。「キム兄」の「キ」だったんです。呼びかけから「キム兄さん」で入ってくれたので安心しました。可愛らしい人でしょう?本人は、クールな役とは全然違うと自分でも言うておられます。吉瀬さんと池田くんと僕には、歳が近い子どもがいますので、3人でよく話しますね。そばで坂口くんは「僕も将来は……」なんか「26歳だし、まだ知らんがな……」なんか分かりませんけど(笑)、微笑んで聞いています。

ストーリーのお好きなところは?

硬派ですよね。見せたいものを追及して、余計な描写はギリギリまで抑えている。原作を見て妻が「このドラマ、モンスターだね」と言ったのを、僕が記者会見で借りて「モンスター級のドラマ」と言いました。ほんま、化け物ドラマですよ。よく実現したと思います。10、15年前の過去に戻った映像を作るのは、背景など、なかなか難しいんですが、そういうところも妥協がないので楽しんでもらえると思います。

ご自身の見せ場を教えてください。チャーミングで、かつ存在感があります。

山田は腕のある刑事、足で稼ぐ“実働”の刑事です。調べる方法もたくさん持っているから、山田の取ってきたあの情報がここで活きるのか、そうかここでか、とプロファイリング以外の“実働”の山田も楽しみにして頂ければと思います。「(韓国の)原作の俳優を超えたな」と、さっきも鈴木監督に言うて頂きました。監督とは応援する野球チームは違いますが(笑)。

ここに無線機があります。いつの時代の、誰と、つながっていると思いますか?

未来の妻かな。20年くらい先の妻が「人生楽しみにしといてね」と、今の僕の期待を膨らませてくれることを言うてくれると思います。もし20年後の僕もそこにいたら、「あんまり言うなよー」って言うでしょうけど、妻は分かっていますから、ヒントだけで「あとはお楽しみに」ってやってくれると思います。

バックナンバー

関西テレビ ページトップへ戻る