相関図
とりがいいつき 鳥飼樹 草彅剛
遺品から汲み取った故人の想いを遺族に伝える遺品整理人。商社マンとして忙しく働いていた5年前に妻を亡くした後、“遺品整理人”となり、小学一年生の息子・陸(永瀬矢紘)を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、さまざまな事情で家族を亡くした遺族に寄り添っている。
みくりやまこと 御厨真琴 中村ゆり
手広く事業を展開する御厨(みくりや)ホールディングス次期社長・御厨利人(要潤)の妻。最近、絵本作家としてデビューしたばかり。母一人娘一人の貧しい家庭に育つ。大学時代の親友・御厨彩芽(月城かなと)との縁で、裕福な御厨家に嫁ぐも、御厨家の価値観に馴染めず戸惑う。多忙な夫とは心通わず、後継ぎと期待される子供にも恵まれず、居場所のない中、誠実で優しい樹に心救われ、既婚の身でありながら、いつしか強く惹かれていく——。
あゆかわこはる 鮎川こはる 風吹ジュン
真琴(中村ゆり)の母親。清掃会社に勤める清掃員。膵臓癌で余命3カ月の宣告を受け『Heaven’s messenger』に生前整理を依頼する。未婚で真琴を産み、清掃の仕事やパートを掛け持ちしながら、なりふり構わず働いて真琴を育ててきた。
とりがいりく 鳥飼陸 永瀬矢紘
樹(草彅剛)の一人息子。小学一年生。父親に似て不器用だが、素直で優しい少年。
みくりやりひと 御厨利人 要潤
御厨ホールディングスの専務。御厨真琴(中村ゆり)の夫。大企業・御厨ホールディングスの長男として、幼い頃から父・御厨剛太郎(村上弘明)から帝王学を学び、常に特別扱いされて育つ。
みくりやあやめ 御厨彩芽 月城かなと
御厨家の長女。御厨ホールディングスの広報全般を取り仕切る、やり手の広報部長。真琴の大学時代からの親友。御厨家の中では、唯一真琴が信頼し、頼りにしている存在。
いそべとよはる 磯部豊春 中村雅俊
遺品整理会社『Heaven’s messenger』の社長。10年前に一人息子の文哉(享年29)を自殺で亡くす。一人暮らしだった文哉の部屋には、遺品は残されておらず、その痛みから遺品整理会社を設立した。
くめゆずは 久米ゆずは 八木莉可子
『Heaven’s messenger』の新人遺品整理人。人とのコミュニケーションが苦手で、パーカーを目深に被って殻に閉じこもる陰なキャラクター。嗅覚障害のため、ゴミ屋敷や孤独死現場も新人ながら即戦力として活躍する。
やはぎかいと 矢作海斗 塩野瑛久
『Heaven’s messenger』の遺品整理人。他社含めて現場歴10年のベテラン社員。経験豊富で現場慣れしている。会社のムードメーカーで涙もろい人情家だが、ここぞという時は男気を発揮する。
たかはしあお 高橋碧 小澤竜心
『Heaven’s messenger』の遺品整理人。ある理由で、鑑別所を出たばかりで、保護観察中。
かんべきよか 神部清香 長井短
『Heaven’s messenger』のパート社員。アイドルグループの中に推しがいることから、ネットで推しに関しての情報を収集し、細かく分析する事を趣味としている。何事にも囚われない自由人。
いそべみさえ 磯部美佐江 大島蓉子
磯部豊春(中村雅俊)の妻。『Heaven’s messenger』 の経理担当。社員たちを息子や娘、樹の息子・陸は孫のように思って、愛情深く見守っている。
みくりやふみこ 御厨富美子 小柳ルミ子
御厨ホールディングスの社長夫人。利人(要潤)と彩芽(月城かなと)の母親。人を傷つけるワードセンスに関しては、天才的な能力を持つ。
みくりやこうたろう 御厨剛太郎 村上弘明
御厨ホールディングス社長。典型的な権力主義者で男尊女卑のパワハラ体質。息子の利人に独善的な帝王学を施し、自分のやり方を踏襲するよう求めている。
はたのゆうすけ 波多野祐輔 古川雄大
フリーライターとして、御厨ホールディングスを嗅ぎまわる一方、自殺した息子の件で『Heaven’s messenger』磯部に接触を試みるなど、不審な行動をとる。
もりやましずね 森山静音 国仲涼子
出版社勤務。御厨真琴(中村ゆり)の担当編集者。絵本作家である真琴の作品に魅力を感じている。
そとやまたいが 外山大河 石山順征
御厨利人(要潤)の秘書。入社3年目で専務秘書になるなど、優秀で御厨家にその能力を買われている。



