報道ランナー特集・カメラに思いの丈をぶつけたグリ下の若者たち
カンテレの取り組みの
ウラガワ
2022年1月7日 報道ランナー特集・カメラに思いの丈をぶつけたグリ下の若者たち


はじめは、去年10月ごろ「トー横」という新宿・歌舞伎町の一角で、未成年があつまって何やらしているらしい、という話を聞き、面白そうだと思ったことが取材のキッカケです。
大阪ミナミにも「グリ下」という似たような場所があると知って、なぜ彼らは集まって、そこで一体何をしているのか?という興味本位で取材を計画しました。
警戒されてはいけないのでカメラマンなしで夜のミナミに繰り出すこと数日、ようやく話すことができました。それがあんなさんです。
最初に話を聞いたときに、グリ下に潜む危険や、自身の壮絶な体験を聞いて、本当に驚きました。これは急いで取材しないといけないと思いました。
その後、グリ下の若者集団に話を聞くと、口々に辛い境遇、親への不満などそれぞれの思いの丈をカメラにぶつけ始めました。
「グリ下」ができたことで、辛い思いをしていたり非行に走っていたりする若者が増えたのではなく、「グリ下」がそういった存在を可視化させたのだと思います。
今回、何の解決策も提示できていないVTRですが、伝えることでまずはそういう存在がいることを少しでも多くの人に存在を知ってもらえたと思います。どうすれば、解決に近づくことができるか、考えてもらう機会になれば幸いです。
大阪ミナミにも「グリ下」という似たような場所があると知って、なぜ彼らは集まって、そこで一体何をしているのか?という興味本位で取材を計画しました。
警戒されてはいけないのでカメラマンなしで夜のミナミに繰り出すこと数日、ようやく話すことができました。それがあんなさんです。
最初に話を聞いたときに、グリ下に潜む危険や、自身の壮絶な体験を聞いて、本当に驚きました。これは急いで取材しないといけないと思いました。
その後、グリ下の若者集団に話を聞くと、口々に辛い境遇、親への不満などそれぞれの思いの丈をカメラにぶつけ始めました。
「グリ下」ができたことで、辛い思いをしていたり非行に走っていたりする若者が増えたのではなく、「グリ下」がそういった存在を可視化させたのだと思います。
今回、何の解決策も提示できていないVTRですが、伝えることでまずはそういう存在がいることを少しでも多くの人に存在を知ってもらえたと思います。どうすれば、解決に近づくことができるか、考えてもらう機会になれば幸いです。
報道センター ディレクター 大野雄斗