まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー

カンテレの取り組みの
ウラガワ

2021年9月17日 まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー

(4)質の高い教育をみんなに
テレビ局の報道スタジオをオンラインで見学!
2021年8月よりオンラインで社内見学ができる「まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー」を公開しました。第1弾はニュース番組『報道ランナー』のスタジオと、放送機器がある副調整室(通称「報道サブ」)をご紹介!普段は画面に映らないスタジオの隅々を見学できたり、スタッフが自分の仕事の内容について語りかける映像を見ることができます。
まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー
視聴者と心でつながりたい
カンテレの社内見学は、1997年、扇町の新社屋への引越しをきっかけに始まりました。2009年、新型インフルエンザ感染防止のため一旦、中断されましたが、2018年、開局60周年企画の一つとして報道スタジオなどを見学するツアーを再スタートしました。普段観ているテレビの裏側を知ってもらうことで、関西テレビをもっと身近に感じてもらいたい!視聴者と心でつながるテレビ局でありたい!そんな思いから実施したテレビ局のリアルな姿を体験してもらえる取り組みでした。

しかし、2020年2月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止対策の一環として視聴者の方に社屋内に入っていただく社内見学を再び中止せざるを得なくなりました。そんな状況下で、テレビ局を知ってもらうための方法としてインターネットを活用した社内見学コンテンツの制作を進めることになりました。こだわったのは、健常者だけでなく、聴覚が不自由な方にも楽しんでいただくための工夫でした。

2021年8月、ついに出来上がったのが、360°カメラを使った「まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー」でした。サイトにアクセスすると、スタジオや報道サブの視聴者が見てみたいと思った場所を自由に見ることができ、そこで働くスタッフの声も聞くことができます。ニュース番組「報道ランナー」の新実彰平キャスターやスタジオカメラマン、番組スタッフが、どういう仕事なのか、どんなことを考えて仕事をしているのかといった話をしています。このオンラインツアーの参加者からは「想像以上に多く人がいる!」「こういう仕事もあるんだ!」と知らなかったテレビ局の裏側が見られると好評です。
まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー
サステナブルな世界をつくる
カンテレでは、「SDGs」実現のための情報を、さまざまなコンテンツやエンターテインメントを通して発信しています。カンテレができることは、情報を通して「誰一人取り残さない」社会に貢献すること。その一環で制作したのが「まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー」です。

近隣の小中学生を案内することからはじまった社内見学ツアーは、時代の変化とともにオンラインの社内見学ツアーへと進化しました。地域はもちろん、世界中どこにいてもツアーに参加できることで、より多くの人とつながり、関西テレビの活動を知ってもらえたらと思います。みなさんもぜひ実際に「まるっと360°カンテレ社内見学オンラインツアー」を体験してください。

ドラマやバラエティのようなエンターテインメント、正しい情報を伝える報道番組。それぞれにサステナブルな世界を目指す上での役割があります。カンテレは、放送だけでなく、オンラインでもより多くの方々とつながり、一緒にSDGsの達成のために活動していきたいと思っています。