徹底ツイセキ/森友学園問題

2018年3月12日(月)

森友文書“書き換えあった” 「昭恵夫人」の記述も削除

森友学園への国有地売却をめぐって、財務省が14の決裁文書に“書き換え”があったことを認めました。

前代未聞の事態に、政界には激震が走りました。

 

【記者リポート】「午前7時すぎです。財務省から国会に提出されるとみられる文章がタクシーに積まれています。」

 

森友学園への国有地売却をめぐる決裁文書の書き換え疑惑で、ついに財務省が書き換えの事実を認めました。

 

【麻生太郎財務相】

「私どもとしては、理財局の一部の職員により行われたことは事実と考えている」

Q.組織ぐるみで行われたのではないかとの指摘もあるが?

「組織ぐるみの定義がよくわかりませんが、私どもとしては当時の理財局の一部の職員により行われたのが事実だと思っている」

 

麻生大臣は当時の佐川理財局長の国会答弁に合わせるために、一部の職員がやったことだと強調しました。

 

【麻生財務大臣】

「2月下旬、佐川の答弁と決裁文書との間にそごがあった、間違えがあったと誤解を招くということで、

佐川の答弁に合わせて書き換えたというのが事実だと」

財務省の調査によると、書き換えられたのは財務省・近畿財務局と森友学園の間で交わされた契約の決議書など14の文書です。

「特例的な内容」など事前の価格交渉をうかがわせるような表現が削除されていたほか、

貸し付け契約までの経緯が項目ごとなくなっていました。

さらに、特例の承認の決裁文書では複数の政治家やその秘書が籠池夫妻から国有地取り引きの相談を受けていたことも削除。

また、名誉校長を務めていた安倍昭恵夫人が森友学園の教育方針に涙したという記事に関する記述も削除されていました。

書き換えの疑惑が報じられたのは今月2日。その後、野党が審議を拒否したため国会が空転。

そのさなかの今月7日、森友学園側と国有地の取引を担当していた近畿財務局の男性職員が自宅で自殺していたことが発覚しました。

すると、国税庁長官の佐川前理財局長が突然辞任。

 

Q.書き換えを指示したことはありますか?

【財務省・佐川宣寿理財局長(当時)】

「それはいま捜査しているところですので、コメントを一切差し控えさせていただきたいと思います」

Q.政治への忖度はあった?ご自身として忖度はあった?

「忖度とは…どういう意味でございましょう?」

 

自殺した近畿財務局の男性職員を知る人は…

 

【男性職員を知る近畿財務局OB】

「非常にまじめな子で、仕事一生懸命やるし、明るくて物おじしないというか」

Q.誰かの指示で書き換えに関係していた?

「僕はおそらく関係しているなって、想像の域を出ないですけれども、理財局だけでやるとかそんなことは考えられない。

残念ながら、財務省の現場というのはそのへんが上意下達というか、職員にものを言わさないっていうのが

一番のきつい役所の典型だと思います」

 

【安倍首相】

「国民の皆様に深くお詫びを申し上げたい。なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めていく。

麻生財務大臣にはその責任を果たしてもらいたいと思います」

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