関西桜ストーリー

2019年4月12日(金)

『吉野の桜の下で永遠の眠り』 如意輪寺「桜葬」

日本随一の桜の名所奈良の吉野山の桜。
桜のもとで永遠に眠る「桜葬」を望む人たちがいます。

「一目千本」と名高い桜の名所・奈良の吉野山。

その桜に守られるようにあるのが、平安時代に建てられた「如意輪寺」です。
この寺では吉野山の中腹・中千本の桜をまさに「一目で」見渡せる場所に遺骨を埋める「桜葬」があります。

【『桜葬』に決めた人】
「桜嫌いな人いないでしょ?1年に1回精一杯、美しさを見せてくれる。骨になったらいつも笑っていられるように。 最期は土になり、あとは自然に返してもらうと、そういう場所だから私にとっては最高の楽園なんです、ここが」

その時が来る前に自分の永遠のすみかを決める人もいれば大切な人を眠らせる人もいます。

【谷池教子さん】
「うわ~きれいですね。いいですね」

東京から訪ねてきた谷池教子さん(81)。
 「終活」をするうち2年前亡くなった夫と桜の下で眠りたいと思うようになりました。

【谷池教子さん】
「人間って死ぬじゃないですか。明日死ぬかもしれない覚悟で生きてるもんですから。1人じゃ寂しいからと思って、夫と」

東京で生まれ育った谷池さんは偶然、如意輪寺について書かれた色紙を手に入れ、ここを訪れたときに桜葬の存在を知りました。

【住職】
「花の山、下りて上って如意輪寺」

【谷池教子さん】
「不思議な導きかなと思うんですけど(主人は)何にも言ってなかったし、おいおいっていうかなとも思うけど、わざわざ全国の桜見に行ってましたね。だから好きだったと思います」

「ここのこと思い出すと私は桜を思い出して幸せな気持ちになれるきがする」

いつの日か訪れる最期の時を自分らしく締めくくる。
吉野山の桜に見守られながら…

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