関西桜ストーリー

2019年4月4日(木)

『台風被害を乗り越え咲いた桜』京都・平野神社

桜にまつわる物語をお届けする「関西桜ストーリー」。今回は京都市にある平野神社の桜です。去年の台風被害を乗り越えてきれいな花を咲かせました。

春の都に咲く満開の桜。
平野神社では今、桜が見ごろを迎えて、多くの観光客が訪れています。

【観光客】
「ここの桜がやはり綺麗だなと思いました。一番ここが咲いていますね」
「枝垂桜もあるしソメイヨシノもあるし多種ですね」

Q:カメラ好きにはたまらない
「たまらないですね」

境内には60種類以上、約400本の桜があり、古くは江戸時代から庶民が夜桜を親しんでいたと言われています。

しかし去年、思わぬ事態にみまわれました。

近畿各地を襲った台風21号。
平野神社では京都府の指定文化財だった拝殿が風に押しつぶされて崩壊。桜も数十本、なぎ倒されてしまいました。

【平野神社 中村聡朗さん】※2018年9月
「初めての経験で頭が真っ白です。貴重な品種がたくさんありますので、その桜がだいぶ倒れたのが気がかりです。」

拝殿の復旧はまだ手つかずですが、全国からの募金やボランティアの協力をえて倒木した桜を撤去。中には傷を残したまま花を咲かせた桜もあります。

【平野神社 中村聡朗さん】
「残っている桜が綺麗に咲きまして、一安心しています。たくさんの方が心配していただきまして、今年はきれいに咲いたので良かったと思います。」

夜になると明かりが灯され、昼間とは少し違った表情に。境内に続く沿道では、この季節を楽しみにしていた宴会客をもてなします。

【観光客】
「平成最後の花見です、乾杯。」
「楽しいです。ここの桜は綺麗なので皆さん集まる理由が分かりますね。
「自分が強い被害を受けても頑張って咲いたのがすごいと思う」

江戸時代から人々を楽しませてきた平野神社の桜。今年も訪れた人たちの笑顔を咲かせます。

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