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2019年4月3日(水)

(新)目撃ランナーSCOPE「続々登場!最新”引っ越し”新サービス」

3月下旬。

千葉市から東京都内へ引っ越しする冨沢健介さん。今まで8度の引っ越しを行ない、その度に悩まされることが多かったそうです。

冨澤さん「小ぎれいなスーツを着た人が見積もりに来て、時間割いてきてもらっているという気持ちが強くて…、断れなくてお願いしたんですけど、やっぱ高いなぁ…というのがありました。また、断ったら断ったで、その後、電話が結構なったりとかで…。」

この時期、全国でおよそ60万人が引っ越しをすると言われ、引っ越し会社が法外な見積もりを出したり、対応すらしてくれないなど、様々なトラブルが発生しています。今回、仕事の都合で急遽引っ越しをすることになった冨澤さん。偶然見つけた、ある引っ越しサイトに依頼しました。

冨澤さん「3月は繁忙期なので10万円くらいが相場かなと。10万円くらいで検討していたんですけど、ホームページを見たら”安い引っ越し会社さんを探す”ということが書いてあったので頼みました。」

引っ越しのハイシーズンでありながら冨澤さんの要望に迅速に対応したサイトとは?使用方法を実際に再現していただたくと、いきなり部屋の写真を撮り始めました。

冨澤さん「部屋全体の写真を1枚2枚くらい撮って、写真を送ったら見積もりがくるんで、その金額で折り合いがつけば契約です。」

冨澤さんが依頼したのは、今年からサービスを始めた「Hi!MOVE(ハイムーブ)」という引っ越しサイト。個人情報は必要なく、部屋の写真と引越し区間をこのサイトに送ると、”たった5秒”で引越しの見積もりが返信されてきます。しかも、他社で頼んだ場合の料金の相場まで表示されるので、金額に納得した場合のみ契約すればOK。『ハイムーブ』が日時の調整を行い契約が成立すれば、あとは引越しの日を迎えるだけです。

冨澤さん「(業者さんが)来て、『ちょっと高くなる』とうか、『これは別料金です』とか、そういう心配がちょっとあったんですけど、全くそういう素振りが無く、安心しました。」

では『ハイムーブ』は、なぜ繁忙期でも安く引っ越しを提供できるのか?実は運営会社は、引っ越し一括見積もりサイトを提供する会社。社長の荒木さんに聞いてみると?

『ハイムーブ』代表・荒木孝博さん「引っ越し会社は、もちろん自身で営業されて契約を取りに行くことがあるんですが、1日最大でも3件くらいしか、引っ越しを扱えないんですね。例えば1件2件を自社でとり、あと最後の1件をですよね。これを埋めようとするとそ広告費を使って見込み客を集めて営業をするとことに。そこの部分を全部我々で受注しますよというビジネスです。あとは引っ越し会社さんが自由に案件を取りに行っていただきます。」

通常の引っ越し会社は、1日の作業の中で空き時間があると広告費や様々な人件費を使っで集客を行いますが、このシステムでは、ハイムーブが代わりに集客を行います。引っ越し会社は、希望にあった案件があれば、受注するだけなので、集客に関するコストがかからず、引っ越し代金が安くなるとのこと。

さらに引っ越し会社には、もう一つメリットが。(作業中の)トラックの中を見てみると…、既に他の客の荷物が積み込まれています。

引っ越し業者「奥に乗ってる荷物は、この現場に来る前に朝、この荷物の降ろし先の近くの同一方向の別のお客さんのお荷物です。」

一般的に、引っ越し会社は1台のトラックで1カ所の引っ越し荷物を運ぶが、ハイムーブを利用すれば1台で他の客の荷物とシェアすることができます。

引っ越し業者「単身の引っ越しの方だと(荷台)全体の6割くらいは空いちゃうんですよ、後ろの方とか上の方とか。ですので、無駄なスペースを抱き合わせ便でやることでその分の利益も出ます。」

引っ越し会社は、もともと決まっていた引っ越し案件と移動場所が近いという理由で、『ハイムーブ』から冨澤さんの引っ越しを引き受け、トラックの荷台をシェアして効率化をはかっていたのです。格安の料金で、この日の引っ越しを終えた冨澤さん。

冨澤さん「もう大満足ですね。安かろう悪かろうでは…と心配でしたが全く心配なかったです。」

一方、こちらは京都市。この日、引っ越しを行う山口さん親子には”ある事情”がありました。

母・山口千鶴子さん「(娘が進学のため)奈良の方に引っ越すんですが、結局、ハードルがありまして、こちらは今日3月25日に引き払って、奈良の方は新築のマンションですので4月1日入居になっていて。こちらを今日引き払わないと、さらに契約を更新しないといけないという話にまでなり、それで(転居の)ブランクがどうしても生じてしました。」

大学院進学のため、京都市から奈良市へ引っ越しをする娘の珠央さん。しかし、お母さんが住む実家は埼玉。そこで1週間、荷物を預けて、改めて新居へ引っ越しをしなければなりません。

母・千鶴子さん「トランクルームも検討したんですけど、2月の中旬くらいになると、『空くかどうかもわからない』」と言われまして、トランクルームとなると大体1カ月単位の契約で、2~3カ月押さえるとなると5万円くらいはかかってしまうので…」

今回は繁忙期。引っ越し費用だけで25万円で、さらに荷物の預かり代もかさむと相当な費用になります。そこで母・千鶴子さんは、ネットで新しいサービスを発見しました。それが…〈SCOPE〉

こちらは一般の方のお宅。

家主の井上浩二さん「こちらのスペースです。これらが、お客様からお預かりしている荷物です。」

山口さんのお母さんが発見したのは、個人宅の空きスペースに荷物を預ける「モノオク」という新サービスです。

井上さん「私も元々は普段は使わない荷物とかを置いておく場所にしてました。部屋として使うには天井が低いので。」

『モノオク』代表・阿部祐一さん「当時、僕が民泊を自宅でしていた際に、知り合いの家電を家で預かることがありまして、その際に”気軽にモノを預けられるサービスがないのか…”と気づいたのがきっかけですね。大体1畳あたりがトランクルームだと1万2000円から1万5000円くらいだと思うんですが、モノオクだったら、大体1畳5~6000円になるかなと思います。」

なんと、トランクルームのおよそ半分の料金。実は、今年発生した『レオパレス21』の施行不良問題を受け、新居が決まらないまま引っ越しを余儀なくされる人が続出し、ユーザーの利用者は急増しているそうです。

そんなモノオクの使い方は、①空きスペースを利用したい地域を検索し、②空きスペースを登録している貸主の画面から選ぶだけ。

阿部代表「子どもがまだ小さくて子ども部屋が余っているとか、子どもが(独立などで)出て行ってしまって部屋が余っているという、本当に余ったスペースを活用いただいているからこそ、この値段でご提供できるのかなと思います。」

ガイドラインはありますが、基本的にはユーザーと貸主が直接やりとりして、荷物の大きさに合わせたスペースや料金、時間を決めることができます。井上さんは、6畳のうちの3畳分のスペースを2ヶ月間提供し、料金は18750円。このうち20%はモノオクへの手数料になります。」

井上さん「預かっている間に、特にケアをすることはないので、非常に管理は楽ですね。」

実際、山口さんも貸主とやりとりをして5畳分の広さで1週間1万2000円。この広さだとトランクルームの相場がおよそ5万円なので格安で借りることができたとのこと。

母・千鶴さん「非常に助かりました、本当に。そうでないと、この引っ越しも成立しなかったかもしれないですし。」

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