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2019年2月20日(水)

イマドキFILEセンニュウ「阪神名物『質流れ品大バザール』ベテランバイヤーの奮闘!」

全国の質屋が集結し、人気の高級ブランド品が格安で販売される阪神百貨店の「質流れ品大バザール」。

参考価格35万円のルイ・ヴィトンのバッグが、なんと半額以下!さらに395万円のカルティエの時計は、驚きの229万円に!この催し、過去には1日4億円を売り上げたことも。選りすぐりの13万アイテムが用意される一大イベント!

その舞台ウラに”センニュウ”

クリスマス商戦で盛り上がる去年11月下旬。質屋の担当者が集められ「戦略会議」が行われていました。催しを指揮するのは、連藤誠一郎さん(59)。高級ブランド品の担当として、26年のキャリアを持つベテランバイヤーです。

連藤バイヤー「人気ブランドの人気品番を」「5万円以下の特別提供品を」「阪神百貨店で過去最高の1万2000点用意します。」

今回の目玉は「5万円以下のアイテム」。お手頃な商品を充実させ、集客UPを狙う戦略です。そして、もうひとつの目玉が…

連藤バイヤー「今回、スイスの高級時計4大ブランドにこだわっているので。オーデマピゲ、バテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタン、ピアジェというような高級ウォッチ、百貨店ならではのクオリティを持った商品を、とにかく展開していきたいなと思いますので宜しくお願いします!」

高級時計を充実させる、その狙いは?

連藤バイヤー「年々、中古品に対してお客様に抵抗が無くなってきています。『メルカリ』の影響とかもあると思うんですけども、質流れバザールというのは、男性のお客様の買う商品が今まで無かったんです。バックや財布が中心になっていましたので、その中で男性客も取り込みたいと思います。」

『質流れ市』があと1ヵ月に迫った1月中旬、連藤バイヤーは質屋巡りに奔走していました。催しに参加する質屋を1件ずつ訪ね、精力的に出品交渉を重ねます。

〈ロンドbyまるみや(大阪・北区)〉 

連藤バイヤー「今日は宜しくお願いします。」

ブランドバッグの入荷状況をチェック。

連藤バイヤー「プラダ。まだまだニューモデル。この辺が5万円以下の特別提供品です。」

5万円以下で販売する品とはいえ、人気や品質にはこだわって選定。

質屋マネージャー「今でだいたい800点くらいあります。」

連藤バイヤー「まるみやさんで1200点くらいは(揃えてもらわないと)…」

質屋マネージャー「時間が迫っているので最後まで何とか頑張って…」

希少価値の高い商品を見つけ出し、出品交渉するのがバイヤーの仕事。

連藤バイヤー「お願いしてます、10万円のラッキーパックを見せていただけたら」

さらなる目玉商品として、こんなものも依頼していました。

連藤バイヤー「グッチですね、可愛らしい。」

バッグと財布とキーケースにサングラス。全て同じシリーズで揃えた、その名も『ラッキーパック』。100セット限定で売り出すことが目標です。

連藤バイヤー「これかなりお買い得じゃないですか?」

質屋マネージャー「このカバンだけでも7~8万円くらいして、総額でいうと普段でも15万円くらいで販売しています。」

連藤バイヤー、この日は時計をメインにした質屋にも足を運びます。

連藤バイヤーON「やっぱり最新モデルですよね新作が出ているのかなと期待を持ってこられる客もいるので」

〈トレジャースポット質大江(大阪・平野区)〉

男性客を取り込む為の高級ウォッチ。人気モデルの入荷状況は?

質屋スタッフ「こちらがオーデマピゲの一番の人気モデルですね、『ロイヤルオーク・オフシェア・クロノグラフ』。」

連藤バイヤー「なかなかやね。」

質屋スタッフ「この『グレータペストリー』も珍しくて」

連動バイヤー「日本でも入荷が難しい商品ですよね?」

高級ウォッチの集まりは上々、オーバーホールなどメンテンスを急ぐことも重要となります。

連藤バイヤー「どうです?まだまだ集まりそうですか?」

質屋スタッフ「まだまだ集めたいと思っています。」

そして、こんなものも…。

連藤バイヤー「こちらですね、ダイヤなんですけど、なんと20キャラット7800万円。10キャラットは過去に出した覚えはあるんですけど今回、高品質の20キャラット。これはちょっと見る価値がすごいです!」

連藤バイヤーは、権威あるアメリカ宝石学会鑑定士の資格を持っています。そんな彼でもこれまで中々お目にかかれなかった代物。

連藤バイヤー「すごいな…」

買わずとも、輝きを見て楽しんでもらえるアイテムです。

2月に入り本番まであと20日を切ったこの日。浮かない表情の連藤バイヤーの姿が…

連藤バイヤー「1万2000点…5万円以下の商品が今2000点足りない。実際問題、どんなもんですかね?」

質屋「頑張っているんですけどね、なかなかね」

質屋「5万以下じゃないとだめですよね?」

連藤バイヤー「5万円以下。税込み5万以下ですね。」

質屋「百貨店クオリティのものを…」

連藤バイヤー「そうです、そうです。ちょっと今、本当に困ってますんで。」

すでにポスターやチラシで告知済み。目標を切る失敗は許されない状況です。そんな中、連藤バイヤーが期待していたのが『質流れ品大バザール』に先駆けて行われる『買取フェア』です。

質屋「ちょっと拝見させてもらっていいですか?」

2週間で2000人近いお客さんがブランド品を売りにやってきます。ここで、現状足りていない「5万円以下で売れる」かつ「クオリティの高い」品を集めることができれば…。

質屋「6社がここに来ますので、6社で入札ということになります。」

売りに来たお客さんと質屋の交渉を効率よく行うために考えたのが、複数の質屋が一斉に値段を提示する「入札方式」です。

質屋「グッチの(値段提示)いきます。」「15500円、12000円、12000円、10000円、15000円、5000円」「15500円が一番高いです。ちょっと頑張りはりました。」

女性客「ありがとうございます。」

連藤バイヤーも様子が気になるようです。そして迎えた、催し前日。特設会場に質流れ品が運び込まれていました。全てあわせると13万アイテム。そこは宝の山です。

連藤バイヤー「もう山積み。すごいです、これほんとに。今から並べるんです。山積みですけどね。これだけの商品、もう販売員さん必死になって今並べているところです。」

そして気になるのは、5万円以下の『特別提供品』エリア。公言していた1万2000点を集めることはできたのでしょうか?

連藤バイヤー「こちらで今、在庫合わせて1万3000点ほど。何とか、かき集めました。ほんとに良いグレードの良い商品が、結構、並んでいると思います。探し応えがあると思います。こんなんもある、あんなんもあると、宝探しみたいな感じで。」

過去最大の『5万円以下』特別提供品コーナーも無事準備完了。あとは本番を待つのみです。

〈20日AM10:00 阪神梅田本店8階〉

『質流れ品大バザール』初日がスタート。連藤バイヤーが自信を見せていた、過去最大の特別提供品コーナーは、オープン直後から大賑わい!すぐに入場制限が入るほど。

女性客「思っていたよりも安い。」

女性客「探していた商品がありました。」

女性客「まだ、迷っています…」

そして、連藤バイヤーが気になっていたのが、時計のエリアです。

連藤バイヤー「男性のお客さん、結構、来てくれています。嬉しいです。」

女性たちの姿が目立ったこれまでの催し会場とは、また違った新しい光景が見ることができました。

連藤バイヤー「百貨店でやるからこその、クオリティにこだわっていきたい。とりあえず今日から1週間あるので頑張ります。」

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