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2017年11月3日(金)

<ギモン>アンガーマネージメント

イライラ。

怒り。

 

それは人間としては当然の感情です。

 

しかし…。

 

【7月1日 安倍晋三首相】

「こんな人たちに皆さん、私たちは負けるわけにはいかない」

 

ほかにも、「このハゲー!!!」と叫んでしまって、大きな問題に発展した元国会議員もいました。

 

最近では、怒りから来る「あおり運転」が大きな事件に繋がり、問題になっています

 

そんなことになる前に、怒りをコントロールするにはどうすればよいのか!?

 

走れ!ギモン調査部!

 

【堀田篤アナウンサー】

「最近イラッとしたこと聞いてるんですよ」

 

【男性】

「イラッと?毎日あるわもう」

こちらは結婚48年の仲良し夫婦。

しかし、時には…。

 

【男性】

「ボーン押されて、ドアもう全部ガラス割れてもうてね」

 

【堀田篤アナウンサー】

「え、そんなけんかするんですか」

 

【女性】

「こうして押すの。そうしたらガラス戸がバーンて」

 

【男性】

「まあまあ、そういうこともあるけどね」

 

けんかするほど仲が良い!とも言いますが、出来れば避けたいですよね。

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「こんにちは、宜しくお願いします」

 

そこで、今回は怒りのコントロールの仕方について、

日本アンガーマネジメント協会の戸田久実さんに、個人レッスンをしていただきました。

さて、アンガ―マネジメントとは一体どのようなものなのでしょうか?

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「アンガ―は怒り、マネジメントは後悔しないことと伝えています。

 怒る必要のあるときには上手に適切な怒り方ができる。

 怒る必要が無いときには怒らないで済むようになれる。それがアンガーマネジメントが目指すところです」

 

では早速、怒りのコントロール法を教えてもらいましょう。

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「怒りのピークは長くて6秒と言われているんです。6秒ルールって協会では伝えています。

 やってはいけないのは怒りに任せた行動なんです。

 暴言を吐いたりとか、暴力的な行為とか物を投げるとか、それは後で後悔しやすいですよね。

 6秒やり過ごせるトレーニングをしてほしいです」

では、トレーニングの方法を3つご紹介します!

まず1つ目!

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「怒りを感じた瞬間に、何点かな、5点?3点?ということを取り組んでほしいという提案です。

 堀田さんは最近怒ったことあります?」

 

【堀田篤アナウンサー】

「大人げないんですけど、2歳の息子に怒鳴ってしまいまして」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「その時の怒り、ゼロが全く怒りを感じていない穏やかな状態、

 10がはらわたが煮えくり返っている状態とすると何点でした?」

 

【堀田篤アナウンサー】

「その瞬間は10ぐらい言ってるんですけど、今考えると5ぐらいだと思います」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「その時にカーッと来た瞬間に、怒鳴る前に『5点?』こんな感じです。

 そうすると脳が点数を付けることに行くので、怒りに任せた行動をしなくなります」

【堀田篤アナウンサー】

「怒ってガーって言う前に、コラとか言う前に、『5!』とか言うわけですか」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「そうそうそう、余計なこと言う前に」

 

そして2つ目!

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「ちょっと考えないと数えられない数え方をオススメしているんです。

 例えば、100から3ずつ引いていってください」

 

【堀田篤アナウンサー】

「100、99、9…」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「3ずつ!」

 

【堀田篤アナウンサー】

「100、97、94、91」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「とっくに6秒経っています」

 

最後、3つ目!怒りを感じたら思い浮かべる好きな言葉を決めておく!

素敵な言葉だなーと思っていると、少~し心が安らぐんです。

 

と、ここで戸田さんから、あるキーワードが。

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「堀田さん自身が怒りという感情を生み出しているんです。

 堀田さんの中にある『べき』という言葉です」

【堀田篤アナウンサー】

「電話を後輩が取るべきとぼくは思っている。でも、後輩がすぐとらない。イラッとしてしまうことがあるんです」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「ところがですね、堀田さんが思う当たり前、常識と、後輩が持っている当たり前、常識が違うことがあるんです」

 

【堀田篤アナウンサー】

「『べき』を押しつけないということですか?」

 

【日本アンガーマネジメント協会 理事 戸田久実さん】

「そうですね、自分の『べき』を正義として振りかざさない」

 

自分で勝手にルールを決めて、「こうすべき!」と勝手に他人に押し付け、勝手にイライラしてしまうのだそうです。

 

イライラすると言えば…

 

【男性】

「渋滞の時は結構イライラしますね」

 

【女性】

「割り込みされたりとか。ムカつくとか言えなくて、車の中でひたすらイライラしているみたいな感じ。

 舌打ちめっちゃしたりとか。チッてやります」

 

なぜか感じてしまう運転中のイライラ。

防ぐための研修をしているところがありました。

 

こちらは、大阪市交通局に講師としてやってきた瀬川さん。

頭や足の動きをセンサーで測定し、交通心理学の観点から運転手に講習を行います

 

【堀田篤アナウンサー】

「イラっとしたりとかはわかる?」

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「確認することは必要なことですけど、めんどくさいというのが出てくる。

 ほかのことに気が行ってしまっていて、イライラすることに行っていて、あまり頭が動かないとか、

 そういうことが現れてくるので、ある程度はこのセンサーで分かる」

 

今回の研修は、市バスの運転手の卵たち。

 

研修とはいえ、人通りの多い大阪市内を実際に走行するんです。

 

ですから、いきなりこんなことも・・・。

 

【ベテランドライバー】

「自転車来たストップ!」

 

死角から来た自転車に、急停車してしまいました。

 

【堀田篤アナウンサー】

「今のはちょっと焦っているのもあったんですか?」

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「曲がってしまいたいんですよ。視野が狭くなると、今みたいに驚きになっちゃう」

【研修中の新人運転手】

「やっちゃった…」

 

焦りや不安が積み重なると、イライラが出やすくなってしまいます。

そのために、常に危険を予測することが重要なんだそうです。

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「みなさんの通知簿を作りました」

 

装着したセンサーでも、予測が不十分だとバッチリ出てしまいました。

 

【研修中の新人運転手】

「全然見てないという判断ですかね」

 

【堀田篤アナウンサー】

「自分では?」

 

【研修中の新人運転手】

「見てるはずですけど」

 

【堀田篤アナウンサー】

「見てないという結果が出ちゃったんだ」

 

再びバスに乗り込み、挑戦!すると!

 

【堀田篤アナウンサー】

「自転車のおじいさんが前、あ、あ、難しい!顔は笑ってる!顔は笑ってるけど、ちょっと焦りが見えますね」

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「心の声しゃべってみ?」

 

【研修中の新人運転手】

「心の声で言うたら邪魔やなと」

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「仕方ない。おじいさんやしな」

 

【堀田篤アナウンサー】

「また前に自転車来た!おっと!おばちゃん!これ難しい!」

 

【研修中の新人運転手】

「ちょっと難易度上がりすぎてないですか?」

 

【堀田篤アナウンサー】

「手がちょっと動きましたね。ピクピクピクと。手が動いちゃいましたね。心理が現れちゃったかもしれませんね」

 

イラッとしたわけではないでしょうが、動揺が隠せませんでした。

 

数多くの教習生を見守ってきた瀬川さん。

運転中にイライラする原因を、やはりあの言葉だと断言しました。

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「結局自分でルールを作って、それが合わないとイラっとくるでしょ」

 

【堀田篤アナウンサー】

「身勝手なもんですね」

 

【山城自動車教習所 主任交通心理士 瀬川誠さん】

「結構いい加減だけど、自分ではルールをいっぱい作っている。こうするだろうとか。こうす『べき』とか」

【堀田篤アナウンサー】

「す『べき』ね!」

 

早く横断すべき!早く走るべき!

 

勝手なルールを押しつけず、イラッとしたら、んー5点!

 

する「べき」とは言いませんが、一度試してみてはどうですか?

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