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2017年5月30日(火)

なるほど!ちまたのケーザイ学「中古マンション市場に異変!?」

いま、不動産業界にある異変が・・・

去年、首都圏で販売された中古マンションの数が新築を上回ったのです

 

【フジ住宅 渡邉浩二さん】

「新築と中古というよりも中古1本で探されてる方が多いんじゃないですかね。」

 

この夏から国も良質な中古物件の認定制度を始め、さらなる盛り上がりが期待される中古マンション市場。

それを支えるのは「リノベーション」です。

 

【中古×リノベマンションに住む 前田脩さん】

「イチからこの場所でどんな部屋にしたいか、どんな間取りにしたいか、取捨選択できるのが一番の魅力」

 

きょうは、中古マンションが売れる理由に迫ります!

 

【フジ住宅 朝礼】

「宮越ヘルプで販売契約です!おめでとうございます!」

 

こちらは大阪にあるフジ住宅。

ここでは中古住宅を買い取り、間取りや内装を作りなおす「リノベーション」を施してから販売する事業が急成長しています。

昨年度の中古住宅の売り上げは、297億5千万円と5年前のおよそ2倍に!

 

好調の要因のひとつが客層の変化です。

 

【フジ住宅 渡邉浩二さん】

「年配の方が郊外に1戸建てもってはって、それを手放して都心の便利な駅近のマンションに買い替えるっていうのが割と増えてきてますので。年配の方が現金で購入されるっていうのが多い」

 

こちらは、現在販売中の築35年のマンション。地下鉄・西長堀駅まで徒歩3分とアクセスは抜群です。

間取りは2LDK。もとはかなり使い込まれた和室でしたが…

きれいなフローリングの洋室に。

 壁際にすえつけられていた台所も、場所を移して広々とした空間を演出。

リビングを見渡しながら料理が楽しめる、人気のアイランドキッチンになっています。

さらに水回りの設備も全て最新に!お風呂の照明もボタンひとつで色あいが変わります!

周辺にある同等の新築は4000万円ほどするということですが、気になるお値段は…

 

【フジ住宅 渡邉浩二さん】

「2198万円でやらせてもらってる」

 

しかもこの物件は家具付き!さらに中古住宅では珍しい修繕などのアフターサービスもついてきます。

 

【フジ住宅 渡邉浩二さん】

「現金で購入される方が増えてきてるんですね。現金購入ってなると新築だと4〜5千万するじゃないですか。2千万前後くらいで現金で買えるってなったら中古になってくるんで、そこも中古住宅が盛り上がってる一つの要因じゃないかなと思います」

老後をきれいな都会のマンションで過ごしたい。そんな願いを中古マンションが実現させているのです。

 

【阪急不動産説明会】

 

真剣なまなざしで話にききいるのは、初めて家の購入を考えているという人たち。

中古住宅の説明会を開いているのはこれまで沿線開発に力をいれてきた阪急不動産です。

 

【阪急不動産 橋本佳代さん】

「沿線をより活性化させていくという中で空き家の問題が最近表面化してきたこともありまして、その空いてる家をどう有効活用しようかというところで、中古を買ってリノベーションというサービスを提供することになりました」

 

阪急不動産では4年前から中古住宅の販売とリノベーションをワンストップで行うブランド「リノブルーム」を設立。

こちらでは既存の間取りをすべて取り壊し、客のこだわりにあわせてイチから部屋を作っていきます。

 

【説明会に来ている人】

女性客「今、阪急沿線に住んでるのもあって住環境が結構気に入ってるのもあるし、リビングが広い家に憧れるので、そういうのを考えてみたいなと思って」

夫婦客「中古であるけれども新築よりも安く、自分の好きな間取りで、きれいに住めるっていうのはいい」

   「3千万超えると新築頑張って探そうとなるから、(予算は)2000万円台じゃないかな」

 

そんなサービスを活用し理想の家を手に入れた、前田さん夫婦。

豊中市にある築31年のマンション。もともとの間取りは、洋室2部屋と和室が1部屋という昔ながらの3LDK。

そこから前田さんのこだわりで生まれ変わった部屋がこちら!

 

こだわったのは「広いリビング」。そのため、もともとあった和室やキッチンの間仕切りはすべて取り払い、LDKは広々とした19.5畳になりました。

2部屋あった洋室は繋げてゆったりとした快適な寝室として使っています。

そして、リビングの一角に新しく作られたこのおしゃれなスペースには・・・

なんと猫ちゃんが暮らしています!!

【中古×リノベマンショに住む 前田脩さん】

「猫を買える物件、動物が飼える物件その中でも猫が楽しく過ごせるというのがあって。そういうの相談したらできますよ。やりましょやりましょって言って頂いたんで」

 

一番のこだわりは猫と楽しく暮らせる家。

 

リビングの壁には階段を取り付け、その上は一周ぐるっと回れるキャットウォークに!

【中古×リノベマンショに住む 前田脩さん】

「始めビビッて登らんかったんですけど、登ってくれた時は行った、行った!みたいな」

 

前田さんのこだわりがつまったこちらの家。気になるお値段は・・・。

 

【中古×リノベマンショに住む 前田脩さん】

「1500万かな。リノベーションは980万円」

 

新築のマンションが3500万円ほどするというこのエリアですが、前田さんは2480万円で理想の暮らしを手に入れました。

【中古×リノベマンショに住む 前田脩さん】

「猫が自由に家中を行き来できるのを見ているとうれしい。やってよかった」

 

時代のニーズに合せて進化し、成長を続ける中古マンション市場。不動産の動向を40年以上見続けてきた専門家は…

 

【近畿圏不動産流通機構 阪井一仁会長】

「ここ数年ですね、地価の高騰、それと建築費が非常に高騰してきておりますので、新築マンションの価格がかなり高くなったという要因もあると思います。いまの消費者は多種多様なニーズを持っている。自分の予算とか立地の利便性など中古住宅のほうが広く物色できる。」

 

リノベーションをすることで、予算を抑えてライフスタイルにあった暮らしが楽しめる。

これまでとは違った形で中古マンションに熱い視線が注がれているようです

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