特集コーナー/バックナンバー

2017年5月5日(金)

走れ!ギモン調査部 子どもがなりたい職業は?獣医師に密着

5月5日はこどもの日。

無限の可能性を秘めた子供たちに、憧れの職業を聞いてみました。

 

【男の子】

「サッカー選手」

 
【男の子】

「プールのオリンピック選手」

 

【女の子】

「おじいちゃんとおばあちゃんのお世話をすること」

 

【女の子】

「お笑い芸人」

 

【女の子】

「アイスクリーム屋さんとデザイナーと花屋さん」

 

子どもたちがなりたい職業はどんな仕事なのか。 

 

将来、日本、いや世界を担う子供たち。

 

【女の子】

「ヒップホップの先生になりたい。かっこいいから」

 

【男の子】

「警察官。犯人とか捕まえて日本を平和にしたいから」

 

【男の子】

「建築家。オリンピックとかで使う競技場とか作りたいから」

 

 

小学生のなりたい職業のランキングで注目なのは、飼育係などが初めて、男の子でもランクインしたのです。

 

【男の子】

「獣医とか。動物も触れるし、動物好きやから助けたいし。キリンたとかゾウとか」

 

 

それならば、動物園の獣医さんはどんな仕事なのか、調査してみましょう!

  

今回教えて頂くのは、獣医になって13年目のベテラン・佐野祐介さん。

  

天王寺動物園のスタッフは全員同じ制服を着ています。

しかし、少しだけ違いがあるとのこと。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「帽子がありまして、色がちょっと違うんですね。青が獣医さんが青なんです。茶色が飼育員さんの色になります」

 
 

天王寺動物園には200種類の動物がいて、8人の獣医さんで全ての動物の健康を管理しています。

 

【堀田篤アナウンサー】

「存在感ありますね。ライオンも何かあったら治療されるんですよね」

 

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「がんになってしまって、この辺に腫瘍できた子のやつを取るとかもありましたし、
どうしても運動不足になりがちなので、ツメがうまく削れなくて、(麻酔銃を)撃って眠らせてツメを切ってあげて」

 

動物が大きくなればその分、治療でも苦労があるとのこと。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「ふつう呼吸が止まったら心肺蘇生、人間でいくと、こう押すじゃないですか。
サイとかのサイズになると、こうしたところで何の効果もないので、
その時は上に私らが乗って、上でジャンプして踏みつけるというか」

 

 

動物園の獣医さんは、どんな動物でも治療を行わなければなりません。

動物は言葉を話さないため、気付いた時にはすでに治療が難しくなってしまっていることもあると言います。

だからこそ、体調を大きく崩す前に異変を見つけるため、普段から園内を見回るのも大切な仕事なのです。

 

 

そんな獣医さんは、動物たちからも大人気!と思いきや。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「この子なんかは今思いっきり私にけんかを売ってきています」

「怒ってますね」 

「知った仲なんですけど、こいつからすると私はすごく悪い奴。
たまに来て痛いことするもんやから完全に『あいつは嫌な奴』」

 

「病気を治してくれる人とは思っていないんですか?」

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「全然思ってないです。動物と仲良くしたいという人には獣医さんはよろしくないかもしれませんね」

 

「佐野さんいい人ですよ。治してくれますし」

 【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「全然ちゃうみたいです。『ちゃう』って言ってます」

 

動物がけがをするとすぐに飛んでいかなければならない職業柄、
昼ごはんは、手軽に食べられるもので済ませるのだそうです。

 

「いつぐらいから獣医さんになりたいと思ったんですか?」

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「私の場合は小学校上がったぐらいの時から。動物が元々好きやったので。
愛読書が図鑑みたいな感じだったので、動物園の飼育員さんをやりたいと親に言っていて、
親がポロッと『それやったら獣医さんの資格を取ったら』と。
『それはそうか、自分で治せれば楽やな』と。そこから獣医を目指し始めた」

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「イソジンと、ピンセットと鉗子」

 

慌ただしく準備をする獣医さんたち。

向かった先には…「羊」

逃げ惑う羊を捕まえて行われたのは、年に一度の毛刈りです。

暴れてバリカンでケガをする羊が続出するため、獣医さんは総出で治療にあたります。

 

痛そうな顔。しかし羊たちのための大切な作業なんです。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「元々この子たち品種改良されて、毛を取るために作られた家畜なので、
暑くなる前に刈り取って涼しくしてあげないと夏を越せない」

  

さらに、獣医さんには大事な仕事がもう一つ。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「血管が見つからない」


羊たちの健康状態を詳しく把握するための採血です。

しかし、羊たちも注射が嫌いなので逃げられます。

 

【天王寺動物園 獣医師 佐野祐介さん】

「無事取れました」

 

 

 

元気な様子を見て、楽しんでもらうために。

嫌われても逃げられても健康を守り続けるのが、動物園の獣医さんの仕事なのです。

 

記事一覧へ戻る

関西テレビ ページトップへ戻る