関西テレビからのお知らせ

9/8(木)

ザ・ドキュメント『京の摺師(すりし)~パリに渡った浮世絵~』と
ニュース特集『義足のジャンパー』が
ダブルでABU賞最優秀賞候補にノミネート

関西テレビが制作・放送したザ・ドキュメント『京の摺師(すりし)~パリに渡った浮世絵~』とニュース番組の特集『義足のジャンパー』の2作品が、ABU賞のドキュメンタリー部門とニュース報道部門の最優秀賞候補にノミネートされました。
日本の民放からの出品で予備審査を通過したのは4作品だけで、うち2作品が関西テレビの出品です。ニュース報道部門のABU賞ノミネートは、6年連続となります。
この賞は、ABU(アジア太平洋放送連合)加盟の放送機関が制作したテレビ・ラジオ番組の中で優れた作品に贈られるもので、最優秀賞は、10月インドネシア・バリで開催される授賞式にて発表されます。

【作品詳細(1)】

タイトル

ザ・ドキュメント
「京の摺師~パリに渡った浮世絵~」

放送日時

2015年12月12日(土) 深夜1時35分~2時30分

内容

「眠ったままの古版画・版木を再生し次世代の遺産へ」をテーマに、国内だけでなく、海外で日の目を見ずに埋蔵されている浮世絵の版木の再発見に取り組んでいる、ひとりの摺師が京都にいる。欧米の美術館には、明治維新以降の混乱で日本から流出した浮世絵の版木が“埋蔵”されており、彼は機会あるごとにそれらの“発掘”に取り組んでいる。 数年前、彼はパリにあるフランス国立図書館で歌麿の「大首絵」を彫った版木に出合った。知らない絵柄だった。歌麿のオリジナル版木は世界に4枚しか現存ぜず、その版木は忘れられていた歌麿の美人画かもしれないという思いで何度も交渉を重ね、ついに版木を摺る許可が下り2015年、彼はパリで歌麿版木を摺り始めた。
果たして彼の夢はかなうのか…。散逸した浮世絵の復刻を目指す京都の木版画作家を、4Kカメラで撮影した作品です。

出演・スタッフ
【出演】竹中健司(竹中木版五代目摺師) 【ディレクター】山村ひろし(エキスプレス)
【プロデューサー】兼井孝之(関西テレビ) 【撮影】樋口耕平(関西テレビ) 【撮影助手】平田哲士(エキスプレス)
【4K技術】小池中(関西テレビ) 【編集】赤井修二(リアルピクチャーズ) 【MA】牧野晃帆(テレコープ)
【効果】中嶋泰成(テレコープ) 【題字】櫻井洸太(タイトルエイト) 【英語版制作】端崎優子(関西テレビ)

【作品詳細(2)】

タイトル

「リオへ跳べ!義足のジャンパー中西麻耶」

放送日

2015年11月9日(月)

番組

「ゆうがたLIVEワンダー」(午後3時50分~7時)

内容

リオデジャネイロパラリンピックの走り幅跳びに出場した、義足のアスリート・中西麻耶選手。21歳の時に事故で右足を失い、陸上競技と出会い、そこで“健常者”と“障がい者”の間にある壁に気づかされます。資金難など様々な困難に直面しながらも、よき理解者に支えられ、成長していった中西選手の“伝えたい思い”に迫りました。

スタッフ
【ディレクター】末松拓也(セカンドハウス) 【プロデューサー】中村隆郎(関西テレビ)
【撮影】関口高史(エキスプレス) 【編集】芳本 武(遊写)

※ ABU< Asia-Pacific Broadcasting Union>(アジア太平洋放送連合)は、1964年に発足したアジア太平洋地域の放送の発展を図るために協力する放送機関の連合体で、ABU賞は、ABU加盟国・地域において、相互の国際理解を強化し、教育および文化レベルをあげるために、高水準のラジオ、テレビ番組の制作を促進する目的で設立されました。テレビ7部門(ドラマ/エンターテインメント/子ども/ニュース/ドキュメンタリー/スポーツ/ABUテーマ)、ラジオ6部門(ドラマ/インタラクティブ/イノベーティブ/ニュース/ドキュメンタリー/地域活動放送)の各部門の最優秀作品にそれぞれABU賞が贈られます。

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