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5/7(木)

当社開発 【動きベクトルを応用した地震発生時の映像を自動切り出しする24時間地震収録システム】 が、映像情報メディア学会「技術振興賞 進歩開発賞」 受賞

昨年、関西テレビが開発した「動きベクトルを応用した地震発生時の映像を自動切り出しする地震収録システム」が、一般社団法人映像情報メディア学会の「平成26年度 技術振興賞 進歩開発賞(現場運用部門)」を受賞しました。
受賞者は、当社報道映像部の小池中(あたる)です。

(下記図式) 緊急地震速報受信モードUI001

緊急地震速報受信モードUI001

このシステムは、24時間365日安定稼働し、地震発生時の映像を迅速に取り出せるもので、気象庁が発表する緊急地震速報を基に揺れ始める時間を独自に算出し、その10秒前から稼働し、ベクトルを応用した映像の揺れ検知処理を行います。“揺れている映像”はMXFファイルとして自動的に生成されると同時に、送出サーバーへ転送可能で、HDCAMテープへの出力機能も備えていることから速報性の向上と、運用の効率化が図られました。

※「技術振興賞 進歩開発賞(現場運用部門)」は、運用・開発・製造等の現場において、映像情報メディアの方式、システム、機器、デバイスの有益な改良、あるいは運用・技術管理面での優れた考案を行い、実用に供し、顕著な効果を示したものに贈られる賞で、関西テレビの社員がこの賞を受賞するのは2年ぶり2回目となります。
なお、当社では、平成22年度に「OTCを利用したリアルタイム字幕システム」で、同学会の放送番組技術賞、平成24年度に「ベストエフォート回線における映像の安定伝送を実現する『準リアルタイム方式』」で今回と同じ賞を受賞しています。

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