関西テレビからのお知らせ
平成26年 秋季社長記者会見
平成26年10月30日(木)、「平成26年 秋季社長記者会見」を開催しました。
概要は以下の通りです。
●編成状況
視聴率状況は苦戦していますが、そんな中、午前中の「よ〜いドン!」は高視聴率が続いており、先月末には占拠率(※)が47%を超える日があり、9月・10月と月間平均でも(占拠率が)40%を超え、とても頑張っています。10月改編では、日曜の20時・21時台の新番組に期待しています。当社の月曜19時「ちゃちゃいれマンデー」も先日12%台まで上がり、番組が育ってきた気がしています。その他にも当社火曜22時ドラマ「素敵な選TAXI」も良いスタートがきれており、良い芽が出てきていると思っています。これから年末年始そして次の4月改編に向けて総力挙げて取り組んでいきます。
(※)各局の視聴率の合計を100として、そのうち特定局の占める割合
●中間決算について
今年度上半期の連結売上高は320億9100万円(前年比101.9%)、営業利益11億500万円(前年比121.6%)、経常利益15億3700万円(前年比115.3%)スポット収入は前年比でプラス101.4%。苦戦しながらも上期のトータルでは前年実績を上回りました。その他事業収入が前年比プラス120.3%、事業イベントを中心に、国内・海外ともに順調に推移した番組販売、火曜ドラマなどのDVD販売の他、動画配信やグッズ販売なども堅調に推移した結果、前年同期から大きく伸び、その結果上期は増収増益でした。通期は、売上高が600億円、営業利益は30億円を目標としております。
2015年3月期第2四半期業績は、以下の通りです。
1. 連結 経営成績 | (単位:百万円未満切捨) |
前期 | 当期 | 前期比増減 | ||
売上高 | 31,478 | 32,091 | 612 | 1.9% |
(営業費用) | (30,569) | (30,986) | (416) | (1.4%) |
営業利益 | 909 | 1,105 | 196 | 21.6% |
経常利益 | 1,333 | 1,537 | 203 | 15.3% |
税金等調整前四半期純利益 | 1,297 | 1,515 | 218 | 16.8% |
少数株主損益調整前四半期純利益 | 786 | 985 | 198 | 25.2% |
四半期純利益 | 786 | 984 | 197 | 25.1% |
2. 単体 経営成績 | (単位:百万円未満切捨) |
前期 | 当期 | 前期比増減 | ||
売上高 | 29,178 | 29,912 | 733 | 2.5% |
(営業費用) | (28,428) | (28,961) | 533 | 1.9% |
営業利益 | 750 | 950 | 199 | 26.7% |
経常利益 | 1,340 | 1,473 | 127 | 10.0% |
特別利益 | - | 0 | 0 | - |
特別損失 | 34 | 21 | △13 | 61.1% |
税引前四半期純利益 | 1,305 | 1,452 | 147 | 11.3% |
四半期純利益 | 857 | 981 | 123 | 14.5% |
3. 単体 売上高内訳 | (単位:百万円未満切捨) |
前期 | 当期 |
前期比増減 | ||||
放送事業収入 | 28,669 | 29,379 | 709 | 2.5% | ||
放送収入 | 25,890 | 26,037 | 146 | 0.6% | ||
タイム収入 | 8,654 | 8,561 | △92 | △1.1% | ||
スポット放送料 | 17,235 | 17,475 | 239 | 1.4% | ||
その他放送事業収入 | 2,778 | 3,342 | 563 | 20.3% | ||
その他の事業収入 | 509 | 532 | 23 | 4.5% |
●事業イベント・映画について
事業イベントでは、9月8日から全30公演を行いました「ENDLESS SHOCK」が大変好評をいただき、また「オーヴォ」大阪公演も沢山の方に観に来ていただきました。現在開催中の「藤城清治世界展」も、本当に素晴らしい展覧会になっています。本展の為に制作された「大阪の街」をテーマにした6メートル×3メートルの巨大影絵も間もなく完成します。進化する「劇場型展覧会」をぜひご期待ください。
映画に関しては、有川浩さん原作の「レインツリーの国」を映画化致します。監督は「阪急電車」の当社の三宅喜重が担当し、「阪急電車」のスタッフが再結成し、来年の公開に向けて現在撮影中です。その他、幹事社として取り組んでいる作品では、池辺葵さん原作三島有紀子監督、中谷美紀さん主演の「繕い裁つ人」を来年1月31日に公開予定をしています。
●放送関連事業について
ビデオグラムに関しては、先日引退を表明されました橋大輔さんを長い時間に亘って追った「誰も知らない橋大輔」を11月19日発売予定です。その他、阪神タイガースやオリックスバファローズの今シーズンの活躍をまとめた作品を予定しています。
動画配信が好調で、今季上期の売上は前期の200%を超えている状況になっています。また海外展開に至っては、昨年行った「パンチDEデート」のベトナムTV局へのフォーマットセールスが継続となりました。新たに総務省事業の一環として、(関西への観光を推進する目的で)関西の観光地を取材した番組を制作し、タイで放送するという試みが始まる予定です。
●受賞に関して
(今年6月以降いただいたものでは)今年の日本民間放送連盟賞に、当社の技術部門が最優秀賞と優秀賞を2つ、またエンターテイメント部門でも優秀賞をいただきました。その他にも日本映画テレビ技術協会の技術部門では映像技術賞の部門を4つ、映像開発賞を1ついただき、また日本照明家協会 テレビ部門・大賞をいただき、当社の若い技術者たちが自らの意思で開発に取り組み、それらを認めていただいた事を非常に嬉しく思っています。
海外の賞においても、当社の「スーパーニュースアンカー」内の特集企画が、ABUニュース報道部門の奨励賞をいただきました。
●CSR活動報告
2013年度CSRレポートを当社のHPに公開させていただきました。ご覧いただければ幸いです。また、毎年開催させていただいてます「オープンスクール@カンテーレ」を今年は11月30日の日曜日に開催します。