関西テレビからのお知らせ
ニュース特集『ダウン症のピアニスト』が、ABU賞ニュース報道部門・奨励賞を受賞
ABU賞の授賞式が27日夜マカオで行われ、昨年8月に当社がスーパーニュースアンカーで放送した『ダウン症のピアニスト』が、ABU賞のニュース報道部門で奨励賞を受賞しました。
※関西テレビのABU賞入選は、昨年のニュース特集「馬が与えてくれたもの」に続き4年連続となります。
【受賞作品詳細】
タイトル
『ダウン症のピアニスト』
番組
『スーパーニュースアンカー』<2013年8月29日(木)放送>
内容
ダウン症で、生まれつき右手首から先がない兵庫県伊丹市の鈴木凜太朗さん(22)は、その右手を使ってピアノを演奏します。楽譜が読めないため、一音一音を指と手で覚え、今では各地から演奏依頼を受け、舞台に立っています。彼の情感の籠もった音色は、多くの人の心を揺さぶります。普段は施設の喫茶店で働きながら、日々練習に励む彼の姿を追った作品です。
スタッフ
【記者】北野篤史 【カメラ】関口髙史 【助手】中谷圭祐 【編集】芳本武
※ABU< Asia-Pacific Broadcasting Union>(アジア太平洋放送連合)は、1964年に発足したアジア太平洋地域の放送の発展を図るために協力する放送機関の連合体で、ABU賞は、ABU加盟国・地域において、相互の国際理解を強化し、教育および文化レベルをあげるために、高水準のラジオ、テレビ番組の制作を促進する目的で設立されました。テレビ7部門(ドラマ/エンターテインメント/子ども/ニュース/ドキュメンタリー/スポーツ/ABUテーマ)、ラジオ6部門(ドラマ/インタラクティブ/O.A.パーソナリティ/ニュース/ドキュメンタリー/地域活動放送)の各部門の最優秀作品にそれぞれABU賞が贈られます。
また同作品は、AIB国際メディアコンクール・ショートドキュメンタリー部門でノミネートされました。
日本のテレビ局でのノミネートは弊社のみです。結果は11月5日ロンドンで開催される授賞式で発表されます。