関西テレビからのお知らせ

9/18(木)

関西テレビが民放連盟賞 最優秀賞・優秀賞受賞!

日本民間放送連盟賞で、全国の民放各社からの応募の中から、関西テレビの技術が最優秀賞と優秀賞、制作番組が優秀賞を受賞しました。

※日本民間放送連盟賞は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953(昭和28)年に創設した賞です。民放連の会員である全国の民放各社から参加のあった番組・事績を対象に毎年1回実施し、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰します。

≪ 技術部門 最優秀賞 ≫ 「動きベクトルを応用した地震発生時の映像を自動切り出しする
24時間地震収録システムの開発」

当社が開発しました「動きベクトルを応用した地震発生時の映像を自動切り出しする24時間地震収録システム」が、平成26年日本民間放送連盟賞 技術部門において「最優秀賞」を受賞しました。
※研究・開発担当者:野上隆司、片野正徳、小池中(共に関西テレビ放送 報道局・報道映像部)

このシステムは、24時間365日安定稼働し、地震発生時の映像を迅速に取り出せる仕組みで、気象庁が発表する緊急地震速報を基に揺れ始める時間を独自に算出し、その10秒前から動きベクトルを応用した映像の揺れ検知処理を行います。そして、“揺れている映像”は、MXFファイルとして自動的に生成されると同時に、送出サーバーへ転送可能で、HDCAMテープへの出力機能も備えています。これにより速報性の向上と運用の効率化が図られます。

【緊急地震速報受信モードの画面】
ヘリ 空撮カメラ追尾システム・伝送プロフィール表示システム

受賞理由

実務作業の負担を大幅に軽減しつつ、複数地点の揺れの映像を速やかに放送でき、テレビ報道の速報性向上と効率化に大きく貢献した。

≪ 技術部門 優秀賞 ≫ 「可搬型非常用伝送・放送装置」

当社が発表しました「可搬型非常用UHF帯伝送・放送装置とアンテナの開発」が、平成26年 日本民間放送連盟賞 技術部門において「優秀賞」を受賞しました。

本装置は、非常災害時に被災した主要な(※)中継局へ少人数で搬入設営し放送を継続するための装置で、中継局へ信号を伝送する機能と中継局から放送する二つの機能を有しています。
装置の構成は、UHF帯空きチャンネルを使った可搬型伝送・放送装置(最大出力5W)、及びアンテナで、「可搬・簡易・低廉化」をコンセプトに開発されました。またアンテナは伝送用と放送用のそれぞれに最適な面配置に簡単に組み立てることが可能です。
※研究・開発担当者:片山武史、濱 英樹(共に関西テレビ放送 放送技術局・技術業務部)

(※)中継局…山間地域などで放送が視聴できるよう設置された送信設備(装置やアンテナなど)

ヘリ 空撮カメラ追尾システム・伝送プロフィール表示システム

受賞理由

この装置により、非常災害時に少人数で設置し、迅速に電波発射して放送機能を復旧させる汎用的な設備を具現化し、テレビ送信技術の高度化に貢献した。

テレビエンターテインメント部門 優秀賞「孫をたずねて三千里」

孫をたずねて三千里

放送日時

2014年3月22日(土) 15:30~16:55

番組概要

長い間、孫に会えていないおじいちゃん、おばあちゃん。都会や、海外で暮らす可愛いい孫に会いたいけれど、さまざまな理由で会えない人の為に、番組がおじいちゃん、おばあちゃんの「孫をたずねて三千里」をサポート。幼い頃から可愛いがってきた大好きな孫を訪ねる為に、海を渡り、久しぶりの対面・感動の再会を果たします。

出演

つるの剛士、はるな愛、桂ざこば、未知やすえ、田村裕(麒麟)

スタッフ

【プロデューサー】 島本元信(関西テレビ)
【チーフディレクター】 高原礼子(関西テレビ)
【ディレクター】 西原久進、秀島光樹

受賞理由

冒険のような初めての海外旅行をスリルたっぷりに伝えながら、感動の再会、そして祖父母と孫との水入らずの時間にも丁寧に寄り添う。高齢化社会でこれから主役となる祖父母世代のアクティブさを促す、アイデアの勝利ともいえる好企画である。

関西テレビ ページトップへ戻る