関西テレビからのお知らせ

3/14(金)

ザ・ドキュメント『みんなの学校』が、第21回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞

関西を拠点にした優れた報道活動に贈られる、第21回坂田記念ジャーナリズム賞に、関西テレビが昨年5月に放送した ザ・ドキュメント『みんなの学校』 を制作した当社の報道番組部取材班が、坂田記念ジャーナリズム賞・第1部門に選ばれました。

【受賞理由】
『多くの人が関心を持つ「教育」の問題であるが、学力と競争力を重視する現在の大阪府、大阪市の教育観に対し、教育現場からの静かな反論として「学びあう力」「生きていく力」の重要性を訴え、説得力ある映像作品になっている。とりわけ、現場の教師たちの子どもたちへの向き合い方は、教師に対する社会の一部からの不信感に対する反論になっている。早朝から深夜まで努力する教師たちの姿は、その悩みや苦労を知る身からすると痛快だった。また小学校など教育現場の撮影は、学校の理解が必要であり、学校や保護者たちとの信頼関係の構築が不可欠であるが、この点でも制作者たちの努力は高く評価できる。優れた指導者校長の指導力もあるが、ともすれば、暗いイメージになりがちな大阪教育界の印象を一新させる実践の記録であり、教育の未来に明るい展望を与えてくれる。』

【受賞作品詳細】

タイトル

ザ・ドキュメント『みんなの学校』(2013年5月5日(日)深夜0時25分~1時20分 放送)

内容

7年前に開校した児童数220人ほどの大阪市立南住吉大空小学校は、"不登校ゼロ"の小学校です。子育てに問題を抱える親、子どもに向き合う以外の仕事が増える教師、発達障害がある子どもたちの増加など、教育の世界が抱える悩みや問題は今、多岐にわたって増え続けています。そのしわよせが子どもに向かうことで、学校に通えなくなる子が出るのが一番の問題だと考える木村泰子校長は、"学校を、安心してのびのびと子どもたちが過ごせる場所にしたい"と願い、大空小学校を教職員や地域の人たちと一緒に作り上げてきました。
「それぞれが違っていい」 という言葉が心にしみる、みんながつくる「みんなの学校」・大空小学校の1年間に密着し、あるべき公教育の姿や、子どもたちのために大人がすべきことなど、今の教育を見つめました。

みんなの学校 みんなの学校みんなの学校
スタッフ

【ナレーション】山口智充 【ディレクター】真鍋俊永(関西テレビ)【プロデューサー】加藤康治(関西テレビ)
【撮影】大窪秋弘(関西テレビ)【撮影助手】堀 貴人 【編集】北山晃 【MA】中嶋泰成 【効果】萩原隆之 【題字】谷 篤史

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