関西テレビからのお知らせ

11/15(金)

平成25年 秋季社長記者会見

平成25年10月31日(木)「平成25年 秋季社長記者会見」を開催しました。
概要は以下の通りです。

●はじめに
当社は、開局55周年を迎えることができました。 テレビは、時代と共に生きて、時代と共に姿を変えながら、社会と一緒に走ってきたメディアです。あらためて社会の皆様に支えられてきたと思っています。4K、8K、スマートテレビといった次の技術革新の波が押し寄せてきており、それらのイノベーションを面白がって、様々なことに挑戦していきたいと思います。

●開局55周年について
これまで記念番組として「神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話〜」(全国ネット)をはじめ、9本の番組を放送しました。今後は1月期の火曜22時枠ドラマ「チームバチスタ4 螺鈿迷宮」、単発ドラマでは「Y・O・U やまびこ音楽同好会」(関西ローカル)を11月30日15時から放送します。このドラマではメディアリテラシー活動の一環として、大学生にドラマ制作の体験から学んでいただくという活動にも取り組みました。12月15日に開催する公開授業「オープンスクール@カンテーレ2013」でお伝えする予定です。
開局記念日11月22日の前後9日間を「スペシャル9days」とし、特別番組を予定しています。23日・24日には扇町公園で番組と連動したイベント「GO!GO!カンサイ GO!GO!カンテ〜レ感謝祭」を開催します。
55周年の事業イベントでは、堂本光一さんの舞台「Endless SHOCK」を初めて大阪で公演するなど、これまでのイベントは無事成功に終わり、現在「藤城清治ファンタジー展 光の贈り物」を開催しています。また11月23日・24日には「Livejack Special III」、12月17日には44年ぶりに一夜限り再結成する「THE TIGERS 2013」などを予定しています。

●本社屋名称の変更とアトリウムの改装
55周年を機に、テレビ局としてコンテンツの匂いや温度感を感じてもらえるように、11月1日から本社屋の名称を「扇町キッズパーク」から「関テレ扇町スクエア」と改称し、1階のアトリウムを番組収録やイベントができるインタラクティブエリアにリニューアルしました。4K映像に対応したマルチモニターを設置したほか、イタリアンレストランにも出店していただき、キッズプラザに来られたお客さんにも楽しんでいただきたいと思っています。

●改編状況
10月改編は、火曜23時に新しいコンセプトの番組「有吉弘行のダレトク!?」などが始まり、良い流れができていくのではないかと思っています。朝の情報番組「よ〜いドン!」や土日のレギュラー番組は好調で、ゴールデン・プライムの立て直しに取り組んでいきます。

●映画について
今年は、55周年記念の「県庁おもてなし課」のほか、「貞子3D2」を公開しました。来年は2月公開の「ニシノユキヒコの恋と冒険」などを予定しています。

●中間決算について
上期の放送収入は、ネットタイムの低落傾向が4月改編でも続き、レギュラー番組のセールスは前年割れとなりました。ローカルタイムは苦戦したものの前年を越えることができました。スポットは、4月〜6月が厳しい状況でしたが、7月以降は市況の回復と視聴率の回復もあって盛り返しました。
上期は放送収入全体が前年を割る一方、番組制作費は開局55周年関連などが増加傾向で、減収減益でした。通期は、売上高が前年を下回り605億円、営業利益は27億円を見込んでいます。

2014年3月期第2四半期業績(単体)は以下の通りです。

  (単位:百万円未満切捨)
  前期 当期 前期比増減
売上高 30,077 29,178 △898 △3.0%
(営業費用) (28,412) (28,428) 15 0.1%
営業利益 1,664 750 △914 △54.9%
経常利益 2,163 1,340 △823 38.1
特別利益 16 △16
特別損失 596 34 △562 △94.2%
税引前四半期純利益 1,583 1,305 △278 △17.6%
四半期純利益 1,064 857 △207 △19.5%

●放送関連事業について
ゲームアプリの「ハローキティ カワイイタウン」は、日本と北米のユーザーから支持を集め、ダウンロードは215万を超えています。海外展開では、往年の名番組「パンチDEデート」をベトナムにフォーマット販売し、現地で11月中旬から放送されます。その他、ローカルアイドルの定期的なイベントや、2012年度から取り組んでいるデジタルサイネージを広める活動、セカンドスクリーンではリアルタイムでスマートフォン上にコンテンツを展開するなど、様々な事にトライアルしています。

●受賞関係
日本民間放送連盟賞テレビ報道番組部門で『ザ・ド キュメント みんなの学校』が優秀賞を受賞しました。技術部門でも「ベストエフォート回線における映像の安定伝送を実現する準リアルタイム方式の開発」が優秀賞をいただいています。その他、単発ドラマやドキュメンタリーなどでニューヨークフェスティバルやUS国際フィルム&ビデオ祭、シカゴ国際映画祭など海外の賞もいただきました。

●放送倫理について
BPOの放送倫理検証委員会から、放送倫理違反という意見をいただいております。この意見を最大限に尊重し、視聴者の信頼回復に取り組んで参りたいと思っています。

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