関西テレビからのお知らせ

9/19(木)

関西テレビが民放連盟賞優秀賞をダブル受賞!

≪ テレビ報道番組部門優秀賞 ≫ ザ・ドキュメント 『みんなの学校』

みんなの学校 みんなの学校 みんなの学校
放送日時

2013年5月5日(日)深夜0時25分~1時20分

番組概要

7年前に開校した児童数220人ほどの大阪市立南住吉大空小学校は、“不登校ゼロ”の小学校です。子育てに問題を抱える親、子どもに向き合う以外の仕事が増える教師、発達障害がある子どもたちの増加など、教育の世界が抱える悩みや問題は今、多岐にわたって増え続けています。 そのしわよせが子どもに向かうことで、学校に通えなくなる子が出るのが一番の問題だと考える木村泰子校長は、“学校を、安心してのびのびと子どもたちが過ごせる場所にしたい”と願い、大空小学校を教職員や地域の人たちと一緒に作り上げてきました。 「それぞれが違っていい」 という言葉が心にしみる、みんながつくる「みんなの学校」・大空小学校の1年間に密着し、あるべき公教育の姿や、子どもたちのために大人がすべきことなど、今の教育を見つめました。

ナレーション

山口智充

スタッフ

【ディレクター】真鍋俊永(関西テレビ)
【プロデューサー】加藤康治(関西テレビ)
【撮影】大窪秋弘(関西テレビ) 【撮影助手】堀貴人
【編集】北山晃【MA】中嶋泰成  【効果】萩原隆之  【題字】谷篤史

受賞理由

「みんなが作るみんなの学校」として、健常児も発達障害を抱える子も、皆が同じ教室で学び合う大阪市立南住吉大空小学校。
「すべての子どもに居場所がある学校を作りたい」という木村校長のもと、教職員や地域の人々もが一丸となって教育に取り組んでいる。毎日のように子ども達が起こす様々な問題と、それに全力でぶつかり、時には悩む教員たちの姿は、学校教育への希望を感じさせる。モザイクを一切使わずに被写体の自然な姿を捉えているところからは、取材陣との確かな信頼関係が見て取れる。

≪ 技術部門優秀賞 ≫ 「 IP回線における映像の安定伝送方式開発 」

昨年、関西テレビがクボテック(株)と共同で開発した「ベストエフォート回線における映像の安定伝送を実現する『準リアルタイム方式』(通信速度が一時的に低下した場合にも受信映像が乱れない伝送方式)が、民放連盟賞・技術部門で優秀賞を受賞しました。
この方式は、通信速度が一定でないベストエフォート回線や無線LAN等を使用する際に、受信側で映像データを一定時間蓄積することで、安定した映像伝送を可能にしたものです。送信側、受信側にそれぞれ小型のエンコーダ、デコーダを設置するだけで、パソコンによる操作が不要の為、従来のリアルタイム伝送に準じた操作で伝送、収録を行う事ができます。

【研究・開発者】 栗山和久 (関西テレビ)

【準リアルタイム伝送の概念図】

IP回線における映像の安定伝送方式開発

受賞理由

無線LANをはじめとするベストエフォート回線を用いた素材伝送において、一時的な通信速度の低下やパケットロスが発生しても受信映像が乱れないよう、映像を10秒ごとにファイル化して転送し、一定時間蓄積した後に連続再生する伝送方式を開発・実用化した。これにより、無線LANスポット等を活用して、コンパクトな機材で取材映像を安定して伝送することが可能となり、テレビ報道の速報性向上と効率化に貢献した。

※日本民間放送連盟賞=番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953(昭和28)年に創設。全国の民放各社が参加した番組・事績を対象に、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰しています。

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