関西テレビからのお知らせ
ドラマ『ポプラの秋』が、US国際フィルム&ビデオ祭 エンターテインメント・TVフィルム部門でゴールド・カメラ賞を受賞
関西テレビが制作し、2012年11月に放送したドラマ「ポプラの秋」が、US国際フィルム&ビデオ祭のエンターテインメント・TVフィルム部門で、金賞のゴールド・カメラ賞を受賞しました。
※当社では、昨年ドラマ『レッスンズ』でゴールド・カメラ賞と最優秀賞を受賞しており、ゴールド・カメラ賞は2年連続の受賞となります。
《受賞理由》
・とてもかわいらしく、良くできた作品である。
・丁寧につくられた作品である。各シーンをまとめる編集の流れがよく、番組を成功させている。 演技が抜群で映像も効果的な強さがある。
【受賞作品詳細】
タイトル
『ポプラの秋』(2012年11月24日(土)午前9:55~11:25放送)
内容
希望を失った女性に蘇った大切な思い出。それは、父を亡くした幼い日の彼女が「ポプラ荘」のおばあさんと交わした温かな"約束"でした。
最愛の夫を失った母、最愛の父を失った娘、身近な人が突然死んでしまったとき、生きている側にはたくさんの後悔が残ります。「ポプラの秋」は、人の死という悲しみを乗り越え、一歩前に足を踏み出す勇気を与えてくれる、人と人との温かい絆を幻想的に描いたヒューマンドラマです。
出演
谷村美月 森口瑤子 谷 花音 春川恭亮 甲本雅裕 江波杏子
原作
湯本香樹実
脚本
近衛はな
プロデュース
笠置高弘
演出
木村淳
制作著作
関西テレビ放送
【受賞コメント】
プロデューサー 笠置高弘
昨年の「レッスンズ」に引き続き、今年もUA国際フィルム&ビデオ祭の金賞を頂けたことは、驚きとともに大変感激しております。どうもこの「ポプラの秋」という作品は、シカゴヒューゴテレビ賞で銀賞を受賞したり、モンテカルロ国際テレビ祭にノミネートされたりと、海外で受ける作品に育ってくれたようで、とても思い出深い作品になりました。
海外の方たちは、嘘をついてまで娘の幸せと家族を守ろうとする母性に圧倒的な日本の美学を感じるようで、日本人の家族愛の在り方に共感してくれていました。
これからも、ややもすれば日本人の方が忘れがちな『日本の美徳』を描いたテーマで、海外でも通用する良心的な作品を次々と産み出していければと思っております。
最後になりますが、プロデューサーや監督の我儘な要求に最後まで付き合って頂いた脚本家の近衛はなさん、繊細な役どころを見事に演じて頂いた谷村美月さん、森口瑤子さん、少し変わった大家を怪演して頂いた江波杏子さん、監督を虜にしてしまい、スタッフにも大人気だった谷花音さんをはじめとし、この番組にかかわってもらった全ての関係者の方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当に有難うございました。
- ※US国際フィルム&ビデオ祭は、1967年に創設され、ドキュメンタリー、教育、エンターテイメント、企業広告、学生作品など多岐にわたる部門の賞からなり、それぞれGold Camera(金賞)、Silver Screen(銀賞)、Certificate of Creative Excellence(入賞)が選ばれます。