内容
バリバリ仕事をして、十分な収入も貯蓄もある。
グルメに、ファッション、旅行と、それなりに人生を謳歌し、流行にも敏感。
その気になりさえすれば、結婚相手もすぐ見つかるはず…。
結婚しない生き方を、敢えて選択したわけじゃないけれど、気付けばアラフォーシングル。これまでの人生の選択に後悔しているわけじゃないけれど、ふと、これから先、ずっと一人で生きていくのかと思うと、もちろん不安になる自分もいて…。
そんな大人のアラフォー女性たちのリアルな現状を描いた3本のオムニバスドラマを制作し、火曜22時枠でスペシャルドラマとして放送。
主演は、中山美穂、小池栄子、大久保佳代子。様々なスタイルで、今、輝いている女性3人。
『マンションを買った女』に主演する中山美穂が演じるのは、商社勤務のバツイチアラフォー課長・安藤睦(41)。
女同士の友情と現実がテーマ。恋愛は10年以上していないけど、ステータスもあって、忙しい毎日でも、この生活を気に入っている睦。そんな彼女の唯一の悩みは、老後の心配。同じシングルアラフォーの親友に「マンションを共同購入してルームシェアしない?」と持ちかけ、トントン拍子でマンションを購入し、念願の終の棲家をゲットして老後の心配はなくなったと安心するも、親友から、ある話を切り出され、そこから睦の人生設計がめちゃくちゃに…というストーリー。プロデューサーがフランス・パリに出向き、「今の日本のアラフォーたちを少しだけ応援してもらえないか。コメディエンヌとしてのセンスと演技力が必要な役なので、ぜひとも美穂さんにやって頂きたい!」と企画意図を説明。快諾した中山は、今回のドラマ撮影のために5月に来日し、5日間の撮影に臨んだ。中山がコミカルなドラマに出演するのは、「ホーム&アウェイ」(2002年 フジテレビ系)以来、11年ぶりとなる。
『ウェディングドレスを買った女』に主演する小池栄子が演じるのは、大手出版社でファッション誌の編集を担当している契約社員・加納晴美(35)。
責任ある仕事も任され、姉御キャラで後輩から慕われているが、実は契約社員で、将来に不安を抱えている。彼氏にフラれて5年。自分では、仕事もプライベートも中途半端…と感じている。これまでの人生では退路を断って自分を追い込むとうまくいっていたからと、予定もないのにウェディングドレスを買って、密かに結婚を願うも、職場の同僚にばれて晴美が結婚すると噂になってしまい…というストーリー。確実かつ抜群な演技力で定評のある小池が、実年齢より3歳年上の大人のアラフォー女性を演じる。はたして仕事&恋愛の結末は?
『「いいね!」を買った女』に主演する大久保佳代子は、今回がドラマ初主演。銀行の窓口係として働く入行17年目の堀内香奈子(40)を演じる。
コツコツ真面目に働いてきたのに、窓口係を外され、後任には、若くてカワイイ後輩が。そんな中、気晴らしで参加した地元の同窓会で、“東京のキャリアウーマン”と注目を浴び、昔の同級生とフェイスブックを始めることに。「いいね!」が欲しくて、高級ブランド品、高級レストラン、高級エステサロンと背伸びをして投稿を続け、さらには他人の持ち物まで写真に撮り、あたかも自分のものであるかのように装って投稿してしまう始末。その行為は、さらにエスカレートしてしまい…というストーリー。現在、テレビのレギュラー6本。2013年5月に出演した単発テレビ番組数は28本と、今、大人気の大久保が、ドラマの主役に初挑戦。本格的に女優業を始動する!?
タイプの違う3人の女性たちが、一生懸命に生きる姿は、きっと、どこか、テレビの前のあなたと重なるはず…。
アラフォー女性たちの現状を描く中で、視聴者の方々に、さらに輝いて生きるためのヒントを感じてもらえるようなドラマです。
他に、『マンションを買った女』には、中山美穂演じる主人公の親友役に霧島れいか、会社の部下役に柄本佑。『ウェディングドレスを買った女』には、小池栄子演じる主人公の仕事仲間で皆の憧れの存在である敏腕カメラマン役にKEIJI(EXILE)、ファッション誌の副編集長に音月桂。『「いいね!」を買った女』には、大久保佳代子演じる主人公の母親役に浅茅陽子、窓口業務を奪う後輩にトリンドル玲奈。全編3本通して登場し、睦、晴美、香奈子の3人のアラフォー女性が通うバーのママ役には松重豊と、豪華俳優陣が共演します!
関西テレビ 笠置高弘プロデューサー コメント
最近の電通調査では、日本の40代独身女性の3分の2は恋人がおらず、その70%が3年以上恋愛をしていないそうです。そんなアラフォー女性たちのために、クスッと笑えて、最後は少しだけ元気になるようなドラマを作ってみたい!そんな思いでこのドラマを企画しました。男女雇用機会均等法の第一世代を筆頭に、バブル世代、就職氷河期世代まで、常に時代の申し子として歩んできた「アラウンド40」ですが、実は、様々な壁にぶつかって悩んでいる世代でもあります。仕事、恋愛、結婚、出産、エイジング、親の介護…。理想を追い求め、時に不器用に、時にパワフルに、必死に頑張ってきた彼女たちだからこそ抱いている大人女子の悩みがあります。本当は誰かに甘えたい!本当は燃えるような新しい恋がしたい!本当は老後がとっても心配!本当は…。そんな胸の内に秘めたストレスを初めて爆発させようとする独身アラフォー女子たち。切なくて、笑えて、共感できる、そんな3人のアラフォーたちをオムニバス形式で描くドラマを作ります。
パリでお会いした中山美穂さんには、「仕事が大好きで頑張ってきたけれど、そのために不安になっている今の日本のアラフォーたちを少しだけ応援してもらえないかと思っています。また、仕事は完璧だけれども、ある部分で大きく欠落しているキャラクターの主人公たちですが、そこが人間としての愛嬌に見えなければならないのでコメディエンヌとしてのセンスと演技力が必要となります。ぜひとも美穂さんにやって頂きたい!」それだけ言って、こそっと脚本を置いて日本に戻って来ました。結果、彼女はニコッと微笑んで日本にやって来てくれました。美穂さんといえば、「しとやかな大人のラブストーリー」のイメージを抱く方が大勢いらっしゃると思いますが、実はコメディエンヌとしての卓越したセンスも持ち合わせた女優さんです。そこを今回はどうしてもやってもらいたかった。そんな愛嬌のある美穂さんのコミカルな演技を見てみたかった。というのがキャスティングの大きな理由です。
今回のドラマの見どころは、『中山美穂、小池栄子、大久保佳代子という日本の三大コメディエンヌの競演!!』です。それぞれの女優としてのセンスと才能を、心ゆくまで楽しんでもらえれば幸いです。
関西テレビ 小寺健太プロデューサー コメント
今、増え続けるシングルアラフォーの女性たち、ある調査では3〜4人に1人は独身だそうです。団塊ジュニア世代と言われるこの世代は男性のみならず女性も、日々少なからずの責任と自由の狭間で生活しているように思われます。そんな彼女たちの生き方を応援したいという思いから、この世代特有のチャーミングで少しだけ不器用な生き方をオリジナルの物語にして制作します。
今回、中山美穂さんがパリから来日し、日本のアラフォー女性をコミカルにチャーミングに演じてくださいます。ラストシーンの美穂さんの迫力の演技は圧巻ですので、ぜひご注目ください! また、同世代の女性に絶大な支持を受けるリアルアラフォーの大久保佳代子さんに初ヒロインをお願いしました。元OLでもある彼女に銀行員の役を演じてもらいます。実年齢は32歳の小池栄子さんには少し年上の女性を演じていただきます。設定は35歳ですが、ドラマ・舞台での活躍はもとより、CMでは母親役をされていたり、様々な女性を好演されている印象が強く、女性誌の編集者というイメージにピッタリだったからです。ドラマでは、価値観が多様化する中で人生の様々な選択肢をチョイスした3人の女性を描いています。そして何かを変えるためそれぞれ3つの買い物をします。中山美穂さん、小池栄子さん、大久保佳代子さんの3ヒロインの好演はもちろんの事、他にも3つの物語に唯一共通して存在するBARのママに松重豊さん、『マンションを買った女』に霧島れいかさん、柄本佑さん、『ウェディングドレスを買った女』にKEIJIさん、音月桂さん、『「いいね!」を買った女』に浅茅陽子さん、トリンドル玲奈さんなど、たくさんの俳優さん達の演技にもご注目ください。