関西テレビからのお知らせ

6/1(土)

ドラマスペシャル『幸せになる3つの買い物』
2013年6月25日(火) よる10:00〜11:24 放送
関西テレビ・フジテレビ系全国ネット

中山美穂、小池栄子、大久保佳代子

キャスト・スタッフ

【脚本】
『マンションを買った女』『ウェディングドレスを買った女』 大久保ともみ
『「いいね!」を買った女』 大井洋一
【プロデュース】
笠置高弘 (ドラマ「天体観測」、映画「サヨナライツカ」)
小寺健太
【演出】
三宅喜重 (ドラマ「結婚できない男」「37歳で医者になった僕」 映画「阪急電車」「県庁おもてなし課」)
白木啓一郎 (ドラマ「幽かな彼女」「リアル・クローズ」)
坂田佳弘 (映画「ラブポリス〜ニート達の挽歌〜」)
【制作】
関西テレビ放送
【出演】
中山美穂 … 『マンションを買った女』主人公 安藤睦(41) 商社・課長
小池栄子 … 『ウェディングドレスを買った女』主人公 加納晴美(35)雑誌編集者
大久保佳代子 … 『「いいね!」を買った女』主人公 堀内香奈子(40)銀行員

内容

バリバリ仕事をして、十分な収入も貯蓄もある。
グルメに、ファッション、旅行と、それなりに人生を謳歌し、流行にも敏感。
その気になりさえすれば、結婚相手もすぐ見つかるはず…。
結婚しない生き方を、敢えて選択したわけじゃないけれど、気付けばアラフォーシングル。これまでの人生の選択に後悔しているわけじゃないけれど、ふと、これから先、ずっと一人で生きていくのかと思うと、もちろん不安になる自分もいて…。

そんな大人のアラフォー女性たちのリアルな現状を描いた3本のオムニバスドラマを制作し、火曜22時枠でスペシャルドラマとして放送。
主演は、中山美穂、小池栄子、大久保佳代子。様々なスタイルで、今、輝いている女性3人。

『マンションを買った女』に主演する中山美穂が演じるのは、商社勤務のバツイチアラフォー課長・安藤睦(41)。
女同士の友情と現実がテーマ。恋愛は10年以上していないけど、ステータスもあって、忙しい毎日でも、この生活を気に入っている睦。そんな彼女の唯一の悩みは、老後の心配。同じシングルアラフォーの親友に「マンションを共同購入してルームシェアしない?」と持ちかけ、トントン拍子でマンションを購入し、念願の終の棲家をゲットして老後の心配はなくなったと安心するも、親友から、ある話を切り出され、そこから睦の人生設計がめちゃくちゃに…というストーリー。プロデューサーがフランス・パリに出向き、「今の日本のアラフォーたちを少しだけ応援してもらえないか。コメディエンヌとしてのセンスと演技力が必要な役なので、ぜひとも美穂さんにやって頂きたい!」と企画意図を説明。快諾した中山は、今回のドラマ撮影のために5月に来日し、5日間の撮影に臨んだ。中山がコミカルなドラマに出演するのは、「ホーム&アウェイ」(2002年 フジテレビ系)以来、11年ぶりとなる。

『ウェディングドレスを買った女』に主演する小池栄子が演じるのは、大手出版社でファッション誌の編集を担当している契約社員・加納晴美(35)。
責任ある仕事も任され、姉御キャラで後輩から慕われているが、実は契約社員で、将来に不安を抱えている。彼氏にフラれて5年。自分では、仕事もプライベートも中途半端…と感じている。これまでの人生では退路を断って自分を追い込むとうまくいっていたからと、予定もないのにウェディングドレスを買って、密かに結婚を願うも、職場の同僚にばれて晴美が結婚すると噂になってしまい…というストーリー。確実かつ抜群な演技力で定評のある小池が、実年齢より3歳年上の大人のアラフォー女性を演じる。はたして仕事&恋愛の結末は?

『「いいね!」を買った女』に主演する大久保佳代子は、今回がドラマ初主演。銀行の窓口係として働く入行17年目の堀内香奈子(40)を演じる。
コツコツ真面目に働いてきたのに、窓口係を外され、後任には、若くてカワイイ後輩が。そんな中、気晴らしで参加した地元の同窓会で、“東京のキャリアウーマン”と注目を浴び、昔の同級生とフェイスブックを始めることに。「いいね!」が欲しくて、高級ブランド品、高級レストラン、高級エステサロンと背伸びをして投稿を続け、さらには他人の持ち物まで写真に撮り、あたかも自分のものであるかのように装って投稿してしまう始末。その行為は、さらにエスカレートしてしまい…というストーリー。現在、テレビのレギュラー6本。2013年5月に出演した単発テレビ番組数は28本と、今、大人気の大久保が、ドラマの主役に初挑戦。本格的に女優業を始動する!?

タイプの違う3人の女性たちが、一生懸命に生きる姿は、きっと、どこか、テレビの前のあなたと重なるはず…。
アラフォー女性たちの現状を描く中で、視聴者の方々に、さらに輝いて生きるためのヒントを感じてもらえるようなドラマです。
他に、『マンションを買った女』には、中山美穂演じる主人公の親友役に霧島れいか、会社の部下役に柄本佑。『ウェディングドレスを買った女』には、小池栄子演じる主人公の仕事仲間で皆の憧れの存在である敏腕カメラマン役にKEIJI(EXILE)、ファッション誌の副編集長に音月桂。『「いいね!」を買った女』には、大久保佳代子演じる主人公の母親役に浅茅陽子、窓口業務を奪う後輩にトリンドル玲奈。全編3本通して登場し、睦、晴美、香奈子の3人のアラフォー女性が通うバーのママ役には松重豊と、豪華俳優陣が共演します!

コメント

中山美穂さん
Q. 睦の役どころや印象はいかがですか?
仕事を真面目に一生懸命にやってキャリアを積んできた女性の役なので、“自分の人生を自分で生きていきたい”という強さを持った人なのではないかと思いました。真面目で、まっすぐで、一生懸命で、その真剣さが、ちょっとはたから見ているとコミカルに見えるというか、面白いというか、そういうタイプの女性じゃないかと思います。まっすぐに突き進んでしまう感じですね。共感するのは、友情の部分ですね。やっぱり女友達は財産だと思いますし、私自身も親友を大事にしています。そういう部分では、睦に感情移入しやすかったですね。
Q. 中山さんにとって、40代は、人生においてどんな位置づけですか?
私、いつもどの年代の時でも自分のスタンスは変わらないんですけど、でも50代は、ちょっと違うと思っていて、50代って一番“女”っていう感じがするんですよね。だから、その前の40代をどう生きるかで、どういう50代の女性になれるか…それがかかっている年代だと思いますね。“もう40だから…”という人が多いですけど、私は全然そうは思わなくて、まだまだ発展途上。20代、30代の頃から、すごく年上の女性に憧れていましたね。これから年を重ねるのが楽しみです。
Q. ドラマの見どころ、メッセージをお願いします。
久しぶりのドラマの現場を、楽しみながら撮影しました。
40代をテーマにしていますが、他の世代の方々が見ても面白いのではないかと思います。色々な生き方ができますから、人生の選択に正解はないですよね。睦の生き方を、見る方がどう感じていただけるか楽しみです。どこかに共感が散りばめられているので、こっそりと共感してください!
小池栄子さん
Q. 晴美の役どころや印象はいかがですか?
自分と近い、身近に感じられる役ですね。あくまで生活が仕事中心に動いているというのがすごく似ているなと思いました。30代って仕事のポジションでもある程度責任を任されてくる時期だったり、自分で決断しなければいけないことの日々との闘いだったり、そこに私生活をどう絡めていくかとか、大きな分かれ道で、独身を貫くのか、いいお母さんになるのかとか、色々な選択肢がありますけど、すごく分かるなと思う部分がたくさんありました。予定もないのにウェディングドレスを買うシーンがありますが、私自身もせっかちで、先走っちゃうこともあるので、そういうところも似ていますね(笑)。
“用意してから取り返しのつかない状況になって慌てる自分”みたいなのが結構好きで、“そういう時こそ、ほんとの決断力が出るんだ”とか、自分で勝手に暗示かけています(笑)。
Q. 実年齢より上のアラフォー設定ですが、こんなアラフォーになりたいとかは?
理想を言えば、今みたいに好きなことができる毎日がうれしいですけど、チャレンジをずっと続ける30代後半、40代でいたいなと思います。“自分的生き方”みたいなのが、しっかりとできてくればいいなと思いますね。誰と比較するでもなく、納得いく年の重ね方をして…というのができたら幸せですよね。
Q. ドラマへの意気込み、メッセージをお願いします。
“強がっているけど、実はもろい”っていう単純な構造ではないものが、今回できたらなと思います。視聴者に共感して頂きたいんですけど、どこか共感できない部分もあってもいいんじゃないかなと。
アラフォーは、色々な人生の選択肢がある年代。晴美の生き方をある一つのケースとして、見終わったあとに、明日に向かって明るい気持ちで、“自分はどうするの?”って思っていただけるような、そういうドラマにしたいですね。ある日常の、自分と同じこの世の中に生きている、ある人の生き方が、見て下さった方の何かの生きるヒントになるかもしれない…そういうものができたらいいですね。
大久保佳代子さん
Q. 今回、ドラマ、初主演ですね。
最初に聞いた時は、一瞬疑いましたね。ドッキリじゃないかと(笑)。並びが、中山美穂さん、小池栄子さんと聞いて、えー!!と思いましたけど、でも、今やっとかないと、いつやっとくんだっていう気もするので、今だと思いましたね。超、親に自慢です。
ここで一発、良いものをお見せして、女優という細い道が、なんとなくできたらいいですね。
Q. 香奈子の役どころや印象はいかがですか?
やりやすいですよね。アラフォーで年齢設定が一緒だったり、東京でこうやって仕事していたりとか、分かるところがいっぱいあります。田舎に帰ると、ちょっと東京で働いている感を出すとか、私も地元の同級生に会う時には、東京で買った一番高い服を着て行くので(笑)。そういうことを無意識にしているので、あー自分とかぶるなと(笑)。特に同窓会なんてそうですよ。皆にいいなと言ってもらえると、すごくエネルギーになったり、これでいいんだと自信になることもあったので、すごく分かりますね。
OLの経験もあるので、制服を着るシーンもありますけど、かなり着こなせると思います。会社の雰囲気とか上司とか全く知らない世界ではないので、違和感なくいけそうな気がします。
Q. ドラマへの意気込み、見どころをお願いします。
ドラマというお話を聞いてパッと浮かんだのは、ドラマはたいてい恋愛ものだと思ったので恋愛の相手役は誰かな?と。でも、まったく恋愛の要素は一つもなくて(笑)。家族愛はありますけどね。頭を切り替えて、今の自分の状況に近いんで、逆にやりやすいなと。等身大という言葉を使うとかっこいいんですけど、等身大でできそうな気がするんで、やり切ります! 代表作にします!
リアルなところが出せたらいいですね。みぽりんも、小池栄子ちゃんも、いうたら、日常にあんなキレイなアラフォーはいないですからね(笑)。そういう意味じゃ私が一番、世の中にいるアラフォーにほぼ近いというか、ほぼ平均点を出していると思うので、リアルなところを見てほしいですね。そこで勝負します!

関西テレビ 笠置高弘プロデューサー コメント

最近の電通調査では、日本の40代独身女性の3分の2は恋人がおらず、その70%が3年以上恋愛をしていないそうです。そんなアラフォー女性たちのために、クスッと笑えて、最後は少しだけ元気になるようなドラマを作ってみたい!そんな思いでこのドラマを企画しました。男女雇用機会均等法の第一世代を筆頭に、バブル世代、就職氷河期世代まで、常に時代の申し子として歩んできた「アラウンド40」ですが、実は、様々な壁にぶつかって悩んでいる世代でもあります。仕事、恋愛、結婚、出産、エイジング、親の介護…。理想を追い求め、時に不器用に、時にパワフルに、必死に頑張ってきた彼女たちだからこそ抱いている大人女子の悩みがあります。本当は誰かに甘えたい!本当は燃えるような新しい恋がしたい!本当は老後がとっても心配!本当は…。そんな胸の内に秘めたストレスを初めて爆発させようとする独身アラフォー女子たち。切なくて、笑えて、共感できる、そんな3人のアラフォーたちをオムニバス形式で描くドラマを作ります。
パリでお会いした中山美穂さんには、「仕事が大好きで頑張ってきたけれど、そのために不安になっている今の日本のアラフォーたちを少しだけ応援してもらえないかと思っています。また、仕事は完璧だけれども、ある部分で大きく欠落しているキャラクターの主人公たちですが、そこが人間としての愛嬌に見えなければならないのでコメディエンヌとしてのセンスと演技力が必要となります。ぜひとも美穂さんにやって頂きたい!」それだけ言って、こそっと脚本を置いて日本に戻って来ました。結果、彼女はニコッと微笑んで日本にやって来てくれました。美穂さんといえば、「しとやかな大人のラブストーリー」のイメージを抱く方が大勢いらっしゃると思いますが、実はコメディエンヌとしての卓越したセンスも持ち合わせた女優さんです。そこを今回はどうしてもやってもらいたかった。そんな愛嬌のある美穂さんのコミカルな演技を見てみたかった。というのがキャスティングの大きな理由です。
今回のドラマの見どころは、『中山美穂、小池栄子、大久保佳代子という日本の三大コメディエンヌの競演!!』です。それぞれの女優としてのセンスと才能を、心ゆくまで楽しんでもらえれば幸いです。

関西テレビ 小寺健太プロデューサー コメント

今、増え続けるシングルアラフォーの女性たち、ある調査では3〜4人に1人は独身だそうです。団塊ジュニア世代と言われるこの世代は男性のみならず女性も、日々少なからずの責任と自由の狭間で生活しているように思われます。そんな彼女たちの生き方を応援したいという思いから、この世代特有のチャーミングで少しだけ不器用な生き方をオリジナルの物語にして制作します。
今回、中山美穂さんがパリから来日し、日本のアラフォー女性をコミカルにチャーミングに演じてくださいます。ラストシーンの美穂さんの迫力の演技は圧巻ですので、ぜひご注目ください! また、同世代の女性に絶大な支持を受けるリアルアラフォーの大久保佳代子さんに初ヒロインをお願いしました。元OLでもある彼女に銀行員の役を演じてもらいます。実年齢は32歳の小池栄子さんには少し年上の女性を演じていただきます。設定は35歳ですが、ドラマ・舞台での活躍はもとより、CMでは母親役をされていたり、様々な女性を好演されている印象が強く、女性誌の編集者というイメージにピッタリだったからです。ドラマでは、価値観が多様化する中で人生の様々な選択肢をチョイスした3人の女性を描いています。そして何かを変えるためそれぞれ3つの買い物をします。中山美穂さん、小池栄子さん、大久保佳代子さんの3ヒロインの好演はもちろんの事、他にも3つの物語に唯一共通して存在するBARのママに松重豊さん、『マンションを買った女』に霧島れいかさん、柄本佑さん、『ウェディングドレスを買った女』にKEIJIさん、音月桂さん、『「いいね!」を買った女』に浅茅陽子さん、トリンドル玲奈さんなど、たくさんの俳優さん達の演技にもご注目ください。

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