関西テレビ放送株式会社
代表取締役社長
ものづくりを通して
人生そのものを「interesting」に!
カンテレは日々、ドラマやバラエティー、スポーツ、ニュースなど、様々な番組やイベントを制作し、視聴者にお届けしています。同時にコンテンツメーカーとして、これからも豊かな想像力をもって、ものづくりを続けていくという役割があります。
時には生みの苦しみも伴いますが、苦しみの先には必ず大きな達成感があり、その過程には限りない可能性を秘めています。そんなカンテレの持つ可能性こそが、「interesting」だと私は感じています。
皆さんの可能性を試せる土壌がカンテレにはあります。興味や好奇心を持って仕事と向き合い、これから働く皆さんの人生そのものも「interesting」になることを願っています。

今こそコンテンツの魅力を高めてくれる時代
ここ数年、メディアを取り巻く環境は大きく様変わりしています。インターネットやスマートフォンの普及によって、テレビ局の存在感が薄れていると危惧する声もありますが、様々なチャンネルやデバイスを使って発信できる今の状況は、コンテンツの魅力を高めてくれる時代であるとも言えます。
実際、ネットを通して、国内外の遠く離れた地域でカンテレの番組を視聴していただいています。そこから、興味を持った方が実際に関西に足を運んでいただくことで、テレビ局として地域貢献もできるのではないかと思っています。
一方、情報の伝え方によっては、視聴者に大なり小なり影響を与えてしまうため、そういった責任の重さも、コンテンツメーカーである私達はより強く自覚しなければなりません。テレビの向こう側にいる相手に対して常に思いやりをもって行動する、その心掛けが大切になってきます。

“めっちゃおもろいテレビ局” を目指して
カンテレは今「めっちゃおもろいテレビ局になる!!」を合言葉に働き方改革の取り組みを行っています。自由な発想によって、仕事の幅や番組づくりにおいて可能性が広がれば、おのずと“めっちゃおもろいテレビ局”になっていくのではないかと自負しています。
また、上司や部下の分け隔てなく、コミュニケーションを密に取れるのがカンテレの社風です。会話中にボケやツッコミが飛び交うのはもちろん、誰かが失敗しても周りがフォローしてくれるといった、実に風通しのいい会社です。
そんな人間関係を軸に、“めっちゃおもろいテレビ局”を目指して、社員それぞれの技術や知識を活かした番組づくりができるところ、それがカンテレの強みでもあります。


- 小さい頃に見ていたテレビは?
- 出身は鹿児島ですが、親の転勤で小学3年から中学3年まで大阪の豊中で過ごしたので、テレビの思い出といえば関西の番組ばかり。大阪に引っ越してきたのは昭和30年代で、まだカンテレが開局して間もないころです。最初に見たカンテレの番組は競馬中継だったと思います。当時は競馬中継が今のようにテレビで日常的に放送されていなかったので、衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。
- テレビ局を就職先に選んだきっかけは?
- 小学生の頃、社会見学でテレビ局に行ったときのこと。大人が楽しそうに働いている姿を目にして、将来こういうところで仕事がしたいと思ったんです。
実際、カンテレに入社してみると、思っていたとおり、楽しくてやりがいがあって。本当に毎日が充実しています。 - 仕事で達成感を味わった瞬間は?
- スポーツ局で、大きな中継を担当していた時は、何十人、何百人ものスタッフと準備段階から、一生懸命番組を作り上げました。
中継を全て終えた時の解放感と、大きなことを仲間でやり遂げた達成感は一生の思い出です。 - 最近の「interesting」なことは?
- やはり大阪は面白い街で、「みんな歩くの早いな~」とか「よう喋るな~」とか、身近なところで日々「interesting」を感じています。
そんな元気でパワーあふれる大阪から、そして大阪にある関西テレビから、日本をもっと元気にしていきたいですね。