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報道局 報道センター
2018年入社 法学部 国際公共政策学科卒
竹中 美穂
TAKENAKA MIHO

私のココがInteresting「しつこい」

01 Work
仕事紹介
視聴者に伝えるべきことは…?
試行錯誤しながらニュースと向き合う日々

昼のニュースや夕方のニュース番組「報道RUNNER」などの記者をしています。取材がある日は事前に準備を進め、一緒に取材に向かうカメラマンやアシスタントと打ち合わせをします。下調べをしたうえで現場での取材にあたり、取材相手の方からお聞きしたお話から何を伝えるべきか、どう伝えるのがわかりやすいか、視聴者にどのように考えてほしいかなど、日々試行錯誤しながらニュースに向き合っています。
取材で外に出ることがない日は、本社で番組の準備や放送業務を担当します。午前は昼のニュースに向けて、午後からは夕方の「報道RUNNER」に向けて動きます。
取材に行っている記者や編集長と構成を相談したり、届いた映像を見たりしながら原稿を整え、編集担当者と編集作業を行い、音声やテロップなどつけてニュースを作っています。

写真:竹中

Time Schedule
1日のスケジュール

8:30
出社
9:00
取材先へ
10:00
大阪市内の医療現場への取材
13:00
大阪府の消防署取材
熱中症の搬送状況や救急事案の取材&原稿執筆
16:00
兵庫県内の水難事故取材
19:00
本社に戻る
20:00
調べものや取材依頼、特集企画の準備を済ませて退社

02 Interesting
今までで1番Interestingな仕事
「理不尽だ」という気持ちが
いつも原動力に

思い返せば、「interesting」だと思って仕事をしたことはなく、取材対象者の話を聞かせていただき「理不尽だ、こんなのはおかしい」と心から思ったことを原動力に取材をしているので、取材から放送まではずっと“つらい”“くるしい”という感情と共にあるような気がします。
一番印象に残っているのは、性暴力の取材です。特に家庭内の性暴力。子どもの時から違和感を抱えながら、耐えることが正しいのかも分からないままに受け続ける暴力は、確実にその人のこころも体も壊していきます。本来、安心できるはずの家が安全な場所ではないこと、家族が壊れるくらいなら暴力を受け続けることを選ぶ子供たちが本当にたくさんいると知りました。大人になっても受けた傷は決してなくなりません。また、加害者側を罪に問えることはまれで、ほとんどは泣き寝入りするしかありません。刑罰に問えたとしても、家を出られても、時間が経っても、解決することは難しいです。

今でこそ、性暴力は法律上の問題があったり、立証や被害申告が難しかったり、言われなき批判のせいで「なかったこと」にされてきたことなどが問題として明らかになっていますが、現状が良くなっているとは言えません。これからもひとつひとつに向き合い、取材を続けていきたいと思っています。

03 Experience
あの時があるから今がある
初めて担当した特集
救われなかった被害者を思うと…

私が初めて特集したVTRは、飲み物の中に睡眠薬などの薬を入れて、意識をなくさせ、抵抗できない状態にしたうえで性暴力をふるう「デートレイプドラッグ」について扱うものでした。昏睡状態での恐怖の被害に加えて断片的にしか残っていない前後の記憶、証拠となる睡眠薬は数日で体内から排出されるため、声をあげるまでに時間がかかり、声を上げても立証が出来ずに泣き寝入りするしかないという現状があります。
取材をさせていただいた当事者の方は、警察に行っても取り合ってもらえず、時間が経って証拠もなくなり、泣き寝入りするしかなかったという女性でした。

そのころ同時に、時間が経っても証拠が検出される新たな技術を警察が考案し、その結果が証拠の一つとなり、加害者が実刑判決の有罪になった事件を取材していました。
新技術はすばらしいし、時間が経っても加害者側は逃げられないことが抑止に繋がればと報道した一方で、救われなかった当事者の気持ちを考えると、とてもやるせなく、悔しい気持ちになりました。被害を被害と認定してもらえず、声を上げられなかった人たちが多くいて、その人たちが少しでも回復できるようにするためには、と考え続けるようになりました。

私のしつこいところがInteresting

私は器用な性格ではないので、取材対象に感情移入したり、その問題について理不尽だと思ったりしたら、
しつこいくらいのめりこんでしまいます。
関連書籍を読み漁ったり、勉強会に参加したり、人に会いに行って何時間も話をしたりします。
相手にもしつこいと思われてしまっているかもしれませんが、取材したことのすべてはどうしても放送できないので、
本当に取材対象が伝えたいこと、問題の本質、伝えるべきことは何かを考え出すと止まらなくなってしまいます。
結果、放送したものについては、話してよかった、と言ってもらえたり、らしいねと言ってもらえたりすることもあり、また頑張ろうと思えます。