兵庫県明石市の井口輝美さんが、5月4日4時半ごろ、撮影されました。
グラデーションが見事な朝焼けですが、今日の注目は「金星」と「木星」です。今の時期、夜明け前の東の空には、こんなに近い位置に見えるんです。
金星と木星は4月下旬からどんどん近づいて、5月1日にほぼ同じくらいの位置に見え、今はまた離れていっているところです。
子どもの頃から天体が好きだったという井口さんは、毎朝4時からカメラを持って、8キロも散歩をされているとか。
「金星」と「木星」は、午前5時くらいには明るくなって見えなくなったそうです。
片平気象予報士によると「5日朝は薄雲が広がりますが晴れるので、早起きをして観察してみてもいいかもしれません」とのことです。
次回、金星と木星が近づくのは、2023年3月ごろということです。