2月26日に熊本県益城町で撮影された映像…。
<撮影者>
「何だろ?あれ」
空に浮かぶ白くて細長い物体。ひらひらと動いていますが、一体何なのでしょうか…。
<撮影者>
「先っぽに何かついてる。竜みたい」
映像には、飛行機が近くを通る場面も捉えられていました。
撮影者:
「どこに行くでもなく、ずっとその付近をゆらゆら漂っている感じ。みんなとは『一反木綿』だなっていう話はしてました。多分何十メートルかはあるのでは。上がったり下がったり、ふにゃふにゃという感じですね。周りも『あれ生きてる、生きてる』って」
熊本県内では、過去にも似たようなものが目撃されていました。
12年前に、益城町のすぐ近くの合志市で撮影された映像。白くて細長く、動き方や形までそっくりです。
今回目撃されたものについて、警察や消防などに連絡はなく、正体は不明。撮影した人によると、謎の物体は山の方へ消えていったということです。
もし誰かが意図的に飛ばしたものだった場合の法的な問題点について、菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「私たちが空に飛ばすものというと風船や凧揚げなどがありますが、例えば凧揚げは空港の近くや禁止されている公園とかでなければ、飛ばすことは法的には問題ありません。
ただ、近くに電線や電車の線路などがありますと、不用意に飛ばしてそれが架線に引っかかって電車が止まってしまうと、損害賠償なんてことにもなります。もし“妖怪”であれば責任は負わないかもしれません」
(関西テレビ3月1日放送『報道ランナー』内「菊地弁護士のニュースジャッジ」より)