大きな音とともに周りの木よりも高く噴き出る水の柱…。
8月8日、北海道・長万部町にある神社の敷地内で突如噴き出した巨大な水柱。
見物に来た人:
「いやぁ、驚いてる。何日続くのかなって」
別の人:
「見られただけで、良いことあるんじゃないかと」
見物客や写真を撮影する人で賑わい、まるで観光名所のようですが、実は困ったこともあるそうで…。
飯生神社 小野雄二宮司:
「睡眠不足です。1~2時間程度しか休めない状態で」
昼より静かな夜は、水が噴き出す轟音で眠れないと言います。
長万部町によると、近隣の住民から水柱の影響で、洗濯物や車の汚れ、農作物への被害などを心配する声が上がっていて、今後水の勢いが収まるのを待って調査するということです。
一体、誰が責任をもって対処することになるのでしょうか、菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「対処するのは土地所有者ですが、あとは“神頼み”しかないのかな…と思います。
ここは神社の敷地で、土地の一部の地下の水ということで基本は土地所有者が責任を負うということになります。ただ、これは何か人為的にこうなってしまったということでなく自然現象なので、土地所有者に責任を負わせるというわけにはなかなかいかないだろうなという風には思います。
ですから、あとはもう文字通り神様にお願いするしかないかと思われます」
(関西テレビ8月17日放送『報道ランナー』内「菊地弁護士のニュースジャッジ」より)