6日から大阪で日本最大級の文具イベントが始まりました。
デジタル時代でも高まる文具熱。会場はすさまじい熱気に包まれていました。
■イベント限定アイテムも! 日本最大級の文具の祭典
大阪・関西万博より一足先に、6日から大阪南港で始まった、日本最大級の文具の祭典、「文具女子博」。
【記者リポート】「初日のきょうは、平日だというのにすごい人と熱気です。文具熱の高まりを感じます」
文具が大好きな女性の心をくすぐるかわいらしい商品から、このイベントだけの限定アイテムまで。
110社以上のブースに5万点を超える文具が「ずらーり」と並べられました!
去年の年末に横浜で開かれた同じイベントでは、4日間で5万2000人が来場した大人気のイベントです。
■コーヒーカップの“輪じみ”を再現したスタンプ!? 人体の絵が描かれた付箋も
会場で人気があるのは、自分の手帳のデコーレションなどに使うスタンプやシール。
こちらのスタンプは、コーヒーカップの「輪じみ」が再現できます。
【福わけはんこ 多田那津子さん】「(輪じみは)汚すというようなイメージなんですけど、『手帳デコ』としては、カフェ柄を楽しむニュアンスのハンコ」
中には実用的なものも。
これは医師が監修したという、人体の絵が書かれた付箋です。
【来場者】「子供がリハビリ系の学校に行ってるので、色塗って覚えながらノートに貼るのに使えるかなと」
■「みんなで休みとって」 「文具ってワクワクする」 デジタル時代でもアナログを感じてもらう
イベントのテーマは、「どきどき!ネオ文具シティ」
スマートフォンやタブレットのデジタル時代でも、手書きのぬくもりなど、アナログを感じてもらうのが狙いです。
【来場者】「文具ってワクワクするじゃないですか。時代に合わせて進化しているのがおもしろかった」
【来場者】「この(イベントの)ために働いてきて、好きなものは買おうと思って決めてきた。友達と3人で来て、みんな休みをとって」
■自分の好きな柄を選ぶのが楽しい、SNSとの相性も
それにしてもなぜここまで女性の文具への熱が高まっているのでしょうか。
【文具女子博実行委員会 大山真央さん】「スマホ1個でポチッとできるんですけど、そこをあえて自分の好きな柄を買って選ぶのが楽しいし、買ってきて家で『どうしよう?』と作るのも楽しい。(文具は)SNSとかと相性がいいところも、デジタルな時代にあえて手間のかかるものを楽しみたい」
この「文具女子博」は3月9日まで開かれます。 みなさんも持っているとドキドキする文具を探してみては?
(関西テレビ「newsランナー」2025年3月6日放送)