府立高校の再編整備を進める大阪府は、新たに府内にある3つの商業高校を一つに統合する方針を示しました。
大阪府では少子化に伴って生徒数が減少することから、「3年以上連続で定員割れ」するなどした府立高校を対象に、閉校や募集停止などの再編整備を進めています。
■3つの商業高校を統合し新たな商業系高校1校を設置へ
来年度までの5年間で9校程度の学校を対象に募集停止する計画で、府は新たに淀商業高校(大阪・西淀川区)、鶴見商業高校(大阪・鶴見区)、住吉商業高校(大阪・住之江区)の3校を統合し、新たな商業系高校を1校設置する方針を示しました。
3校ともに3年連続で入学志願者の数が定員割れしていて、府の諮問機関からも「少子化や教育ニーズの多様化へ対応し、新たな商業教育の持続的発展のために効果的な集約が重要」との提言を受けていました。
募集停止となる時期はまだ決まっていませんが、新しい学校の開校時期を踏まえて公表するということです。
方針は11月に正式決定する見通しです。
■今春入試で公立高校140校のうち67校が「定員割れ」
大阪府では、ことし春の入試で、公立高校140校のうち、67校が「定員割れ」となっています。
一方で、私立高校専願率は過去最高となっていて、「私立高校の無償化」が影響しているとみられています。
府立高校の再編を巡っては、これまでに23校が募集停止になっていて、今回の案で25校が募集停止となる見通しです。