元TOKIOのメンバー・国分太一さん(51)が、日本テレビとの契約解消問題について会見を開き、涙ながらに謝罪しました。
会見では「答え合わせしたい」という言葉を何度も繰り返し、日本テレビ側から具体的な契約解消理由を知らされていない状況を訴えました。
この異例の会見について、芸能記者の中西正男さんが「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)で解説。
今回は芸能記者の視点から見た注目ポイントを解説します。
■「会見の条件がそろっていない」異例の状況
中西正男さんは、今回の会見について驚きを隠せない様子で解説しました。
【中西正男さん】「そもそも会見とは、何するところかと言うと、見せるものは2つだけ。事実と覚悟だけです」
本来、会見では「何があったか」という事実と、「今どう思っているか」という覚悟を示すものだと説明します。
しかし、国分さんは会見中に「答え合わせをしたい」という言葉を12回も繰り返したといいます。
これについて中西さんは「何が答えなのか分からないまま会見場に行っている。事実と覚悟、この2つが揃わなかったら会見できないはずなのに、この事実は本人も分かっていない」と指摘しました。
番組に出演した風間晋さんも「答え合わせ」という表現に違和感を示しました。
【風間晋さん】「国分さんがこれだけ反省の弁とか、切実な訴えをしている一方で、『答え合わせ』というのが妙に軽く思えた。ゆるい感じがしちゃって」
中西さんも「被害を受けた方がいらっしゃるというのは間違いがない状況で、その中で『答え合わせ』というのは、確かに言葉のチョイスは軽いのではという話は確かにあります」と同意します。
■「時計の針を動かせるのはTOKIOだけ」元メンバーの存在
中西さんは2018年、別件で不祥事を起こしたTOKIO元メンバーの山口達也さんの問題で、残りの4人のメンバーが開いた会見について触れました。
その会見が「4人の本気と覚悟がみなぎる会見」だったと振り返ります。
特に印象的だったのが、松岡昌宏さんの発言だと中西さんは語ります。
当時、山口さんが単独で会見を開き、「TOKIOに戻りたい」という趣旨の発言をしたことに対し、松岡さんは「そんな甘えの源がTOKIOにあるのであれば、そんなTOKIOは1日も早くなくした方がいい」と言い切りました。
【中西正男さん】「TOKIOって普通のグループじゃなくて、メンバーのつながりが特に強いグループだと僕その時に痛感しました」
そして今回の国分さんの状況について。
【中西正男さん】「いま国分さんは何が起こったかも分からない、どういうことがあったかも分からないということは、どう罪を償えばいいかも分からない。社会もそれをどう捉えていいか分からない。時計の針が止まったままになっていますが、もし何か国分さんがやろうとするんだったら、その時計の針を動かすことができるのは僕はTOKIOだけだと思います」
■視点の優先順位に疑問も
元毎日放送アナウンサーの豊崎由里絵さんは「国分さんが長い間つらい状況にあったという思いはとても伝わりましたし、どんな方にも、もちろん人権は尊重されるべきだと私も思っています」と前置きした上で、2つの表現に疑問を呈しました。
1つは「答え合わせ」という表現です。
【豊崎由里絵さん】「ご本人が謝罪なさっているわけですよね。謝罪をなさるということは、ご自身の中で何か思い当たる部分があって、その上で謝罪しているわけですから、それに改めての答え合わせが必要なのだろうかというところは疑問に思っています」
もう1つは「身動きが取れなかった」という表現についてです。
【豊崎由里絵さん】「被害に遭われた方というのがいらっしゃるのであれば、その方はきっと被害に遭われたその瞬間から身動きが取れなかったのかもしれない。
さらに日本テレビと国分さんは長いお付き合いをされていて、きっと会社の中にも国分さんととても親しい方が大勢いらっしゃって、誰に相談したらいいのか、もみ消されるんじゃないのかみたいな不安もおありだったのではないかと想像します。
今回の会見というのは、誰の視点が優先されているのかというところに私は少し疑問を持ちました」
国分さんは会見の前に、元TOKIOメンバーに連絡を取ったことを明かしており、城島茂さんや松岡昌宏さんとのつながりについても明言しています。
今後どのような展開になっていくのか、引き続き注目されます。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年11月28日放送)