橋下氏「自民・維新連立政権」について「これまで公明は“ブレーキ役”」も「維新はむしろアクセル」立憲・野田氏にブレーキ役期待 「維新は社会保障改革本気でやれば火だるまに」と指摘も 2025年10月23日
きのう=21日発足した高市内閣について、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した橋下徹さんは「仕事を見てから評価しよう!」と題し、「これからは政策の中身を見て、有権者がこれから選挙で選択していく、選挙でコントロールしていく時代になる」と解説。
また維新が掲げてきた「社会保障改革」について「本当にやろうと思ったら、維新は火だるまになる。それぐらいの覚悟で取り組んで」と述べました。
さらに「自民党にとって、公明党という“ブレーキ役”がいなくなり、連立を組む維新は”アクセル”で政策は進むが、“行き過ぎ”に注意する必要がある」と指摘し、野党第一党である、立憲民主党の野田代表への期待を示しました。
■「仕事を見てから評価しよう!」橋下氏らしくない意見?その思惑は…
【橋下徹さん】「今回、自民党と維新(の連立)で、ものすごくある意味分かりやすいグループになったでしょ。立憲民主党と公明党でも分かりやすいグループになったじゃないですか。
政策の中身を見て、有権者がこれから選挙で選択していく、選挙で“コントロール”していく時代になるんですよ。
昔は、自民党と公明党の中で、ある程度バランスを取ってもらっていた。
でもこれからは“自民・維新”グループと、“立憲・公明”のグループ。有権者の選挙でバランスを取っていかなきゃいけないから、しっかり政策を見るということで。
ここで今ああだこうだ言うよりも、今度の国会でどうなるかということを見てから、評価すべきだというのが持論なんですけどね僕は」
■「国民民主党がキャスティングボートを握る」
【青木源太キャスター】「国会の論戦を見たり、どういう法案を出すか?」
【橋下徹さん】「そういったものとか、どういう政策が実行できるのか(で評価する)」
(Q.国民民主党が“自民・維新”に賛成したり、反対したりという立ち位置になってくる?)
【橋下徹さん】「国民民主党はものすごく、キャスティングボートを握って、もう玉木さん次第でいろんな政策が実現できたり、それが否決になったりします」
■自民・維新は“ブレーキ”なし 「野田さんがブレーキかけなきゃ」
橋下さんは野党側にも言いたいことがあるということです。「野田さん(立憲・代表)頑張れ!!」と題して、「公明は自民にとって“ブレーキ役”になっていたが、維新は自民にとって“アクセル”」と表現し、野党第一党である立憲が“ブレーキ”にと期待を示しました。
【橋下徹さん】「立憲・野田代表にしっかり頑張ってもらいたいなと。自民・維新の考え方、それから立憲公明党の考え方、国民みんな、それぞれの考え方ありますから、どっちが正解ということではないんですけれども。
これまで自民には公明党がある意味ブレーキ役になっていたので、自民に任せても、公明党でうまく調整してくれているんだろうなという“ブレーキ”がなくなります。
維新はかなり“アクセル”です。今までの自民党の主張よりも、もっと“アクセルふかして”いきます。
僕はこれ、動く政治としては賛成なんですけども、でも行き過ぎの所があるかも分からないから」
【青木源太キャスター】「政権内にブレーキ役が今いないということ?」
【橋下徹さん】「多少あるかも分からないけども、でも今までよりも、自民党の考えていることがどんどん進んでいきます。維新と一緒にね。
ここをきちっとコントロールしていくのは、やっぱりもう野田さんしかいなくなってくる。
今まで自民党・公明党、与党の中でブレーキ役が抑制してた所を、今度は野田さんや公明党の野党が、本当に場合によってはブレーキをかけていかなきゃいけないので。
もう本当に野田さんにこれは頑張ってもらいたい」
■「社会保障改革」で「維新は火だるまになる。それぐらいの覚悟で」
【藤井サチさん】「維新との連立の合意の文書の中でちょっと曖昧な文が多かったと思ったんです。政治資金も『結論を出すように、再来年までに』とか、社会保険の引き下げも『目指す』となると、目指したけど無理だったよとか、結論出たけど行動はしないですよとなってしまわないかという所」
【橋下徹さん】「今の合意文書の中で、曖昧だとかいうような意見たくさんあると思うんですけども、政治ってどうしても、あれ取れば、これは譲歩するとか、いろんな駆け引きがあるので、維新はあの文章でとりあえず高市さんと手を組んだと。
だから僕らは国会見て、ああいう文章だけでも、ちゃんと実現できるかどうかというところを、見ていったら良いんじゃないでしょうかね」
【橋下徹さん】「これは野党の方が協力してくれないと実現もできないので、『目指す』っていうところに、野党の協力も得て『目指す』。あとはどれだけ自民党と維新側の方が熱量を持って、野党の協力、賛成を取りつけるかですよね。
維新はこれから社会保障改革に取り組むんですよ。むちゃくちゃしんどいんです。難しいんです。
だから文章は極めて曖昧なのかも分からないけど、あれ本当にやろうと思ったら、維新は火だるまになる。だからそれぐらいの覚悟で臨んでもらいたいです」
(Q.「目指す」という文章だけでも大変だった?)
【橋下徹さん】「そう。だって下げるかどうかだって、まだ中身決まってないから。もう色んな意見が自民党と維新の中にある。だからこれは、維新がどれだけ本当に火だるまになるかってことを僕ら見ていかなきゃいけない」
【青木源太キャスター】「しっかり野党もそうですし、私たちマスメディアもチェックしていかないといけません」
■橋下氏「自分の持論でどーんとトランプ大統領にぶつかって」
そして今後の外交日程が目白押しとなる中、橋下氏は高市氏に「持論でトランプ大統領にぶつかって」と話しました。
10月26日からマレーシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議があり、27日から日米首脳会談、トランプ大統領が第二次政権では初の来日となります。
【青木源太キャスター】「課題山積となりますが、まずは外交という点では、トランプ大統領が来日して、政権発足直後にアメリカの大統領と会うことになります。どういった辺りが注目になりますか?」
【橋下徹さん】「高市さんは持論をものすごく持たれていますから、ペーパーを読んで、知らない知識を集めてしゃべるのではく、自分の持論でどーんとトランプ大統領にぶつかってもらいたいです。
細かなことは官僚が色々と用意していると思うので、まずは高市さんの方針を持論でどーんとぶつけてもらいたい」
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年10月22日)