閉幕まで3週間を切っている万博会場を 悠仁さまが初めて視察されています。
■悠仁さま初めての単独での地方公務
24日、初めて大阪・関西万博を訪れた秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さま。
「日本館」を見学された際には、微生物などによって分解されるプラスチックについて説明を受け、「日本の技術力によって、どのような将来が導かれるのかというのを見せていただいた気がします」と感想を述べられたということです。
成年式を終えた悠仁さまが、単独で地方公務に臨まれるのは初めてで、25日も引き続き、万博会場を視察されています。
午前中には大屋根リングにも上られ、会場の広さについて説明を受けると、「皇居より広いですね」とおっしゃったということです。
■悠仁さま万博滞在のスケジュール タイ館でマッサージ体験も?
悠仁さまの万博ご訪問の予定はこのようになっています。
きのう=24日午後から大阪入りされた悠仁さまは、24日に、「日本館」と「ベルギー館」を視察されました。
そして大阪に宿泊をされて、きょう=25日午前に「大屋根リング」と、「関西パビリオン」、そして午後に「オランダ館」と、秋篠宮家とつながりのある「タイ館」、さらには「コモンズ‐D館」を視察されて、東京に戻られる予定だということです。
「タイ館」では、本場タイから来たマッサージ師が、無料でマッサージを施術してくれる体験もあります。
予約は必要ですが、午後にタイ館を訪れらえる悠仁さまも、もしかしたら体験されるかもしれません。
■秋篠宮さまはタイの大学から12回も名誉学位を授与
タイと秋篠宮家は深いつながりがあります。
悠仁さまのお父さま、秋篠宮さまは、これまでタイ北部にあるナレスワン大学から長年、魚類や鶏などの研究に貢献したとして、畜産学の名誉学位を12回、授与されています。
その理由は、タイのシリントン王女と共に、「人と鶏の関係」を長年研究されてきた功績があります。
研究内容は「野鶏は如何に鶏になったのか?」ということで、「遺伝子の配列によって鶏のルーツをたどり、タイとその周辺地域で野鶏が家禽化(かきんか)され、鶏がつくられた可能性が高いことが確認された」そうです。
秋篠宮さまのライフワークでもあり、タイと秋篠宮家のつながりは非常に深いといえます。
【関西テレビ 神崎博報道デスク】「秋篠宮家は特別なんですけど、実は日本の皇室とタイの王室というのは、昔からずっと交友関係があり、上皇様さまがまだ皇太子の時代からタイに公式訪問され、アジアでいくつか王室ありますが、その中でも一番、日本の皇室とタイの王室というのは親密な関係にあると言われています」
悠仁さまの万博でのタイ館ご訪問は成年皇族の仕事として、国際親善という大きな仕事と言えそうです。
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年9月25日放送)