自民党総裁選の候補者が5人に絞られる中、どの総裁が党を立て直せるのか。
橋下徹氏と鈴木哲夫氏が関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」で「ズバ論っ!」を展開しました。
■政治とカネの問題解決が自民党立て直しの第一歩
まず、橋下氏は政治とカネの問題に切り込みます。
【橋下徹氏】「永田町の国会議員の感覚と有権者の感覚のズレを一番感じるのは政治とカネのところ。もう永田町の国会議員は『もう終わった話でしょう』と。『政治とカネの問題って、そんなチマチマした問題よりも、もっと対中国の関係、対アメリカとの関係、もっと国家を論じましょうよ』と言うんですけども」
橋下氏は政治とカネの問題解決なくして、国民の支持は得られないと強調します。
【橋下徹氏】「(読売新聞のコラムによると)江戸時代から日本の庶民は、裏金問題にはものすごい敏感だったと。永田町の国会議員は甘く見てますよ。政治家は、物価高でみんなが『大変だ、大変だ』と言っているのに、政治家は『物価対策が必要だ』と言っておきながら、政治家だけが政治献金使い放題のことをやるわけじゃないですか」
■自民党を「壊す」覚悟が必要
一方、鈴木氏は「壊し屋になりきれるか」と書いたフリップを示し、より強烈な提案をします。
【鈴木哲夫氏】「“壊し屋”っていうのは、全てを自民党の今までの仕組みから何から、組織からガバナンスから、それから関連するルール、政治とカネ含めて全部とにかく壊さなきゃダメですよということ」
鈴木氏は、「壊し屋」として本質的な改革ができるのは自民党内で長年一貫し改革を主張している河野太郎氏だと名を挙げました。
■総裁選のカギは「野党連携」
橋下氏は候補者と野党の相性についても言及しました。
小泉進次郎氏と維新・吉村洋文氏の親和性が高く、小林鷹之氏と国民民主党・玉木雄一郎氏の考え方が近いと指摘。林芳正氏と茂木敏充氏は「両方とも組める可能性がある」と評価しました。
一方、高市早苗氏については「国民民主党も日本維新の会もちょっと組めるような状況ではない」としつつも、「高市さんが今までのスタンスをちょっと修正しながら幅を広げていくようになれば全然あり得る」とも述べました。
鈴木氏は、高市氏の場合のポイントとして公明党の存在を挙げ、「公明党がもう珍しく斉藤さんが『連立政権を組むなら、保守中道路線で私たちの理念に合った方でなければ連立政権を組むわけにはいきません』と言っている」と指摘。高市氏が総裁になると公明党が離れる可能性にも言及しました。
橋下氏は最後に「今は、みんなとにかく野党が自民党の総裁が誰になるかっていうそういうベクトルなんだけど、日本の政治のためにこのリーダーと一緒にやって、こういう方向性でやっていきますと、野党にも責任があると思いますよ」と指摘しました。
自民党総裁選は茂木前幹事長がすでに出馬表明、16日には林官房長官と小林元経済安保相が出馬表明の予定、小泉農水相と高市前経済安保相も出馬の意向を固めています。
投開票は10月4日に行われる予定です。
(関西テレビ 旬感LIVEとれたてっ!)2025年9月15日放送)